午前6時起床。朝飯食らうべく、昨日購入せしTesco製「Chicken Curry」缶とパクチー召喚、今や唯一の備蓄食材と相成りし玉葱を丸1個、電気ケトルにて茹でるや、タッパーへ移し調理鋏にて乱切りに処し、そこへ洗面台に熱湯を張り温めしカレー缶を投下、パクチー刻み大量投下、粉末出汁と自家製ハバネロオイル施し、コーヒー&紅茶用に用意されるミルクを垂らせば、而して日本より持参せし真空パックごはんを元気ケトルにて湯煎、口が狭ければ無理矢理捩じ込み、プラ容器が些か変形せしも御愛嬌。玉葱の茹で汁に粉末トマトスープ投下、斯くして電気ケトルクッキング「チキンカレー+トトマトスープ」完成せり。 Tesco製カレー缶、ベジカレー共々、手を加えるや相当美味に転じ得るを確信、次回の大英帝国ツアーに於いては、益々以て重宝する一品と相成らん。
いざ一路Stourbridgeを目指し、午前9時出発せり。街角にて発見せしスコティッシュ・ピラミッド、これも亦先住民族「謎のピクト人」その秘められる謎を解明せんとすべく建造されしモニュメントなり。
ガソリンスタンド内売店にてコーヒー所望すれば、チョコケーキをサービスにて頂戴せり。
此処数日、風邪気味なるNANI君なれば、私と同じ自己治癒療法「兎に角食うて寝る療法」実践中にして車内爆睡之圖。
大型トラック並べば壮観かな。
立ち寄りしドライヴインにて、今回の遠征に於いて初なるハンバーガー贖うべく、バーガーキングの列に並ばれしは、嘗てMr.Burger Manの異名すら取られしみつるちゃんこと「ミツルコ」さん。
バーガーの袋片手にされれば、満面の笑み浮かべられる「ミツルコ」さんなれど、
いざ食らわんとされれば、煩悩の権化「ミツル」現出を以て、中途半端な普段着キャラ「ミツルコ」さんすら殲滅せられし。
私も道中弁当食らうべく、カレー残党を以て拵えし「カレーうどん」食らえば、大いに美味。
皆様も各々買い食いを以て昼飯とせられし。
然れどテイクアウト「カツカレー」贖われしNANI君とうっちーは、その余りの塩辛さに悲鳴、然りとて「不味い…」と苦言呈せられれども完食されし。
9時間に及ぶ大移動の末、今宵の会場Scary Canary到着せり。
楽屋にてミツコ様着替え中、それを奇しくも目の当たりにされしJunko、思わず大爆笑せり。
店内にて発見せしチラシより、何と「Choyoda-Ku」なるバンドの存在確認すれば、バンド名が「千代田区」ってどないやねん、とも思えども、地名を以てバンド名とされるケース少からねば、日本人にあらざれば何の違和感もあらざらんや。
晩飯は、界隈の中華料理テイクアウト専門店より「四川風海老炒飯」所望すれど、これの何処が四川風やねんな。唐辛子の刺激も花椒の芳しさも皆無、然れば自家製ハバネロオイルにて味補正施せし。ハバネロオイルに含まれる花椒風味も芳しければ、漸く美味と相成りし。
今宵は65分のショートセットを展開、然れどミツコ様の妖艶パフォーマンスはたっぷり魅せますとばかりに大炸裂、後半怒涛の玉砕戦へ突入、正に大英帝国&アイルランド・ラウンド最終夜を飾るに相応しき幕切れとなりしか。今宵もソールドアウト大いに盛況にて幕。
下の写真は、ステージ上より私が撮影せし1枚。
ライヴ写真ネット上より拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし、悪しからず。
終演後、疾風の勢いにて、明日のフライトへ向け各々パッキング開始、大量の物販商品も無事梱包終了すれば、果たして受託手荷物の重量規制をクリアし得るや、大いに懸念されるばかりなれど、斯くなる上は玉砕戦にて突撃、欧州大陸へ上陸果たさん。
バンの窓に落書きされしミツコ様の似顔絵 by 東洋之。
投宿先たるホテルとは、幽霊なんぞ出没せんと有名なる曰く物件にして、廊下の床の水平ぶりが出鱈目なれば、均か倒壊寸前ならんや。斯様な場所ばればこそ、御馴染みThe Grady Twinsの御出迎えあらんと思えども、残念乍ら再会果たされねば、何気に寂しき限りかな。
部屋の中心部へ向かい、床が傾斜陥没状態にして、テレビも御辞儀する有様。バスルームへ赴かんとすれば、正に登り坂たるを、まざまざ実感する程の傾斜ぶりなり。ベッドに腰掛けれど、平衡感覚失われる程の傾斜勾配に、思わず船酔いの如き兆しすら感ぜられる始末。度重なる震災なんぞにて、自宅が傾かれし話等、ニュース等にて聞き知る次第なれど、いやはやこれなら全倒壊を以て、基礎より建て直される方が遥かに救われるものならん。
即席麺と最後の玉葱1玉召喚、共に茹で上げるや、自家製ハバネロオイルと粉末出汁施し、インプロクッキング「哀しき素朴混ぜ麺」完成、いざ食らえば花椒の痺れっぷりとハバネロの刺激直撃、ジャンクな味わい満喫すれば美味。
大英帝国&アイルランド・ラウンド打ち上がるべく、うっちーも参戦、NANI君と3人して飲み明かせば、然れど明日はスペインはMadridへのフライト控え早朝6時20分出発、最早徹夜も視野に入れつつ、斯くしてStourbridgeの夜、大英帝国にての最後の夜は更け行きし。
NANI君ブログ、怒涛の更新中にして先行されれば、こちらも是非に御併読頂きたし。