午前5時起床、流石に昨夜は即身成仏すればこそか、御蔭様にて一気に発熱を以て一発治癒なる自然治癒ぶり、斯くして今宵の「Austin Psych Fest 2013」にも万全を期し挑み得るものならん。
朝飯を食らわんとすれば、先日中華食材屋にて購入せし袋入り即席麺「香辣牛肉面」と「漢方麻辣醤」を召喚、そもそも即席麺でさえラーメンを食らわぬ私なれど、先日の中国ツアー以来、中国麺の下品なる味わいに魅了されしか、時折どうにも食したくなる次第なり。
麺茹で序でにキャベツも茹でれば、最後にしりしり処せし人参を投下、麻辣醤をぶち込めば「香辣牛肉面」完成せり。この日本のラーメンには有り得ぬ下品なる味わい、これぞ私を魅了して止まねば、更に花椒を投下、然れば愈々下品ぶりも助長され、大いに美味なり。
何せ巨大な住居を誇るアメリカの住宅事情なれど、投宿させて頂くアパートは1LDKにして、可成り手狭なれば、斯くの如し。
家主たる女性起き抜けて来られるや、いきなりレコード選び始めモーニングDJ大会へ、
然れば津山さんとみつるちゃんは、モーニング・ディスコ大会へ突入されし。
昼飯を食らわんとすれば、今度はスパゲッティーを以て、中国風混ぜ麺の如きを拵えんと思い立ちし。スパゲッティーをキャベツ共々茹でれば、皿に盛り付け、しりしり処せし人参と刻みセロリをも盛り合わせれば、粉末出汁と自家製ハバネロオイルにて和え、烏賊墨缶を投下、麻辣醤を加え、花椒を添えれば、これにてインプロクッキング「烏賊墨麻辣醤麺」完成せり。いざ食せば、花椒と麻辣醤の芳しさに痺れれども、如何せんスパゲッティーの食感が、私が思う処の中国的にあらねば、それどころかスパゲッティーの食感こそ疎ましく忌まわしく相成りし次第、斯くしてスパゲッティーの食感の前に全て台無し、残念至極な一品と相果てし。
兄ぃの2ショット症候群、追随を許さぬ猪突猛進ぶりにして、いやはや新たなキャラさえ生まれつつあらんや。下の写真は、投宿させて頂きし女家主との2ショットとは、云わずもがな。
いざAustinへ向け出発すれば、立ち寄りしガソリンスタンド内売店にて、スナック菓子のチェックに余念無きみつるちゃん、然れど凝視されるのみにて、購入に至らねば、此処は無事辛抱叶われし。
Austinに到着すれば、今宵の投宿先たる、Justinの女下僕の一人たらんStefanie宅へ。些か早けれど晩飯食らわんとすれば、イマイチの評価たる烏賊墨缶の早期償却を図り召喚、大蒜、唐辛子、キャベツを、自家製ハバネロオイルにて炒め合わせ、ごはんと烏賊墨缶を投下、粉末出汁と花椒にて味を整えれば、斯くしてインプロクッキング「西域風烏賊墨キャベツ炒飯」完成せり。烏賊墨と花椒の相性意外にも良ければ、これは大いに美味なり。
いざ「Austin Psych Fest 2013」会場へ出陣。郊外にての野外フェスなり。
野外フェスなればこその、ずらり並ぶ仮設トイレ群。
我々の楽屋には、ビール等の他、レコードプレーヤーとプレイボーイ誌が用意されれば、気ぃ効かせ過ぎやろ。
我々の楽屋に特別に用意されしは、みつるちゃん用特大ハンバーガー。
東君が撮影されし、会場の雰囲気を見事に捉えし1枚。
既に出番を終えられしTjutjunaなれば、皆様既に恍惚状態にて御機嫌至極たる事この上なし。
夕暮れの会場の圖、其の壱。
夕暮れの会場の圖、其の弐。
今宵テントステージにてヘッドライナーを務める我々なれど、我々の前に演奏されるはSilver Applesにして、Simeonと久々の再会を祝すものなり。前回の件はこちらを参照されたし。
Acid Mothers Temple Shopzone、フェス公式ショップの向こうを張り、トイレ前に完全独立出店、何せ何人たれとも、必ずやトイレにて所用を足さねばならねばこそ、御蔭様にて大いに盛況大繁盛、どうもおおきにサンキューベンジョマッチ。
我等がAcid Mothers Temple Shopzone副社長ににて告知番長たるみつるちゃんなれば、自らサンドウィッチマンとして、体を張り告知に奔走されし次第。
フランスの女性電子音楽家にして映像作家Shazzula Vultura御一行と遭遇、私も彼女の作品「Black Mass Rising」のサントラに、ソロにて1曲提供させて頂きし縁あり。
私が撮影せしShazzulaのポートレイト。
会場内には、様々な出店やら催しあれど、丸太乗り大会すら催されれば、大層な賑わいなり。
斯様なフェスティバルの飯が激不味とは、今までの経験上断言し得る次第なれど、今宵も案の定例外にあらざりにければ、兄ぃ曰く「う~ん…不味いよ~」然れば晩飯食らいて出陣せしは、見事戦略的成功を収めしか。
テキサスの重鎮サイケバンドST 37の性転換ドラマーLisaが顔を出して下されば、兄ぃが2ショットを所望されしとは云わずもがな。
Silver Applesサウンドチェックの圖。
いざSilver Apples開演せり。
新調されしカメラ携られれば、勝手にステージに上がられ、写真撮影に没頭される兄ぃの圖。
ヘッドライナーとして登場せり我々、大いに盛り上がれば、
セット後半「Cometary Orbital Drive」にて、Simeonをゲストに招き共演、巷にては「Acid Mothers Apples」「Silver Mothers Temple」「Acid Apples Temple」様々な呼び名頂けば、愈々最大の佳境へ突入、最後はギター粉砕を以て幕、アンコール「La Novia」アカペラを以て無事終演。ライヴ写真あれこれは、ネット上にて拾遺すれば、無断借用転載させて頂きし、悪しからず。
撤収作業完了、いざStefanie宅へ帰還するや、疲労噴出にして、衣装洗濯の順番待ちの僅かな隙に、不覚にも即寝成仏せり。
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「Austin Psych Fest 2013」Austin
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