コロナ狂騒の煽り食らうや、海外遠征予定は全滅の憂き目に遭い、然れば徒然なる儘に始動、毎週2作品ずつアップせんと宣言せし「Kawabata Makoto official Bandcamp」此処まで新旧122タイトルを順調にリリース、御陰様にてぼちぼちな手応え、御試聴、御購入下さりし皆様、どうも有り難う御座います。
扨、今週の「Weekly Kawabata」若しくは「週刊 スピードグル」は、嘗て山本さんと、米は西海岸San Franciscoにて結成せし日米混合ユニットMAHIKRI(魔光)唯一のスタジオ録音作品「MAHIKARI (2008)」と、Guru Guruのドラム魔人マニさんことMani Neumeierとのデュオ作品「Samurai Blues (2011)」以上2作品を公開せり。
MAHIKARI (魔光) は、2007年9月、米は西海岸San Franciscoにて、山本さんと共に、80'sカリフォルニアに於けるペイズリー・アンダーグラウンド・シーン伝説のバンドThin White Ropeの元メンバーたる鬼才Stoo Odomと、彼のグループThe Graves Brothers Deluxeのドラマーにして、元Jimi Hendrix & ExperiencesのNoel Reddingのツアードラマーを務めしMarco Villalobosと結成せり。否、正確に事実を綴るならば、当時私は、ソロ名義にてAtlanta にて開催されしノイズフェスティバル「Free Dumn Festival」へ出演、日本への帰路に於いて、San Franciscoにてトランジット予定すれど、フライトスケジュールの都合上、彼の地にて一泊せねばならず、旧友Stooに一夜の宿を御願いすれば、彼の友人にして録音スタジオBeast of Baden Studio営まれるWiilyがレコーディングを企画、是非に参加すべしと、San Francisco空港へ着くなり、迎えの車に放り込まれるやスタジオへ強制移動、然れば其処には其の夜、San Franciscoにてソロライヴ控えられにける山本さんも連行され、斯くして何か録音せよとの御達し、既にメンバーは用意されればドラマーMarcoも控えられ、折角なればWilly御自慢の12弦ギターやエレキシタール拝借、斯くして3人にて即興セッションあれこれ録音せり。当日仕事の都合にて参加叶わざりしStooは、後日オーバーダビングにて参加、而して翌年2008年に、米 Birdman Recordsより「MAHIKARI」として、CDとLPにてリリースされし。
斯様な経緯にて結成→録音へと辿れども、2009年春にはデヴューライヴ含む国内ツアーも敢行せり。
オリジナルCD及びLPは、当時のStooの彼女にして映像作家たるNara女史が、ジャケットデザイン担当されれど、
今回のBandCampに於けるデジタル復刻に際し、ジャケット刷新させて頂けば、悪しからず。
奇しくも先日のRSD (Record Store Day) に、Acid Mothers Guru Guruの新譜「Tokugoya」が、仏Bam Balam Recordsよりリリースされれば、其のGuru Guruのドラム魔人Mani Neimeierことマニさんとのデュオ作品「Samurai Blues」も、此処にデジタル復刻せんとす。毎年恒例たる「グルグル祭り」今年こそコロナ狂騒にて行われねど、彼此十数年に渡り開催し続ければ、嘗ては其の「グルグル祭り」に先駆け、マニさんとのデュオライヴなんぞも時折行えば、デュオ作品を製作せんとは当然の成り行きたりしかな。
因みに本作は、ベーシックトラックを名古屋得三にて録音すれど、ライヴ録音にあらざれば、そもそも「グルグル祭り」サウンドチェックに先駆け行いし次第。後日、録音担当下さりし吉田氏の自宅ことMagaibutsu Studioにてオーバーダブ行えば、本作は私ならぬ吉田氏がミックス行いし次第。
オリジナルCDは、独Bureau Bより2011年にリリースされれど、
是亦、今回の BandCampに於けるデジタル復刻に際し、ジャケット刷新させて頂けば、悪しからず。
Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」一応毎週水曜に更新せんと思えば、旧譜のみならず録り下ろし新作も亦、然れば引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。
既にリリースも100タイトル越えれば、リストページ「Speed Guru's Time」を作成、先ずは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分け、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め22作品を公開中なれば、是非にチェック頂きたし。
インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、Bandcamp Friday期間中にデジタルアルバム全6タイトルを纏めてダウンロード購入頂く場合、30%offになる次第。今カートに放り込まれ、次回のBandcamp Fridayに決算頂けば、割引対象となる故に、是非にこちらもチェック頂きたし。
Bandcampアプリ入手はこちらから。