世間一般的に、私は多作家と認知されれば、確かに嘗ては海外のオンライン通販リスト等にて「Weekly Kawabata」なんぞと揶揄されし経緯もあれど、ここ数年は随分な寡作ぶりにて、怒濤のリリース・ラッシュも今は昔。然れば稀代の多作ぶり誇りし当時の如く、最早何れの作品がリリースされしかも定かにあらざりしとの混迷ぶりも失せしと確信すれど、何と本日ネット上にて、演奏せし本人たる私が、その存在すら知らざりしアルバム2枚を発見せり。
先ずは、AMT宗家のライヴカセット「Live in Castellón」にして、2015年11月、スペインのMascarpone Discosより、限定40本にてリリースされにけり。詳細はこちらを参照されたし。
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然れどレーベル公式サイトやジャケット等に、一切の録音データなどの記述あらねば、果たしていつの録音かと過去ライヴ日程を辿るや、2012年11月1日@Veneno Stereoにてのライヴ音源と判明、その当時のツアー日記はこちら。
![大ぼら一代番外地]()
扠、残る1枚は、米Debacle Recordsより限定LPにてリリースされし「Five Steps / Hayden Pedigo」にして収録されし1曲「Dream Theory Part Three」に「feat. Werner Zappi Diermaier & Kawabata Makoto」のクレジットあり。因みに他の曲にもゲストミュージシャン参加されれば、Charles & Merlin Hayward、Fred Frith、Robert Rich等の歴々の御名も並ぶ次第。以前ファイル交換にてオーバダビングせし音源と記憶せり。詳細はこちらを参照されたし。
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いやはや時折、演奏せし本人へ、斯くもリリース通達されぬ作品あれば、御親切な方が御教示下さりし経緯も少なからず、毎度慌てて該当レーベルへ問い合わせる顛末なり。然りとて大抵は好意的に対応して下されば、取り敢えず問題あらねども、何やらAMTのロシア盤CDの存在発覚、そもそもロシアのレーベルよりリリース以来なんぞ未だ皆無にして、然ればこれは何ぞや。
ロシア語にても何やら綴られし表ジャケットは、初期AMT宇宙地獄組の写真なれど、
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裏ジャケの写真は、北川ハヲ擁せし2007年北米ツアーに於けるAMT宗家のライヴ写真と確認すれば、
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更に収録内容が是亦驚愕啞然、何せ1999年より2007年までにリリースせしアルバム8枚を丸共収録、トータルタイムが何と6時間48分38秒、況してAMT宗家、宇宙地獄組のみならず、私を含め主要メンバー一切不参加たりし亜流バンド「Acid Mothers Temple & The Pink Ladies Blues(後に『Diza Star & The Pink Ladies Blues』へ改名)」も含む有様。凡そMP3にて収録されしと推察されれば、紛う事なく海賊盤に他ならじと確信れれど、裏ジャケ下部には、何やらレーベル名か扨又ディストリビューター名かもロゴ入りにて記載され、ロシア国内にては公式リリースされし代物か。真実を確かめるべく、果たしてジャケットに記載されるURL「https://www.kuzia.ru」へアクセスすれば、案の定「サーバが見つかりません」たる結果なり。もしもこの現物所持される方おられれば、若しくは販売される店舗なんぞ御存知な方おられれば、是非に御一報頂きたし。如何せん我等の如き極東在住アングラバンドの作品なんぞ、到底一般流通される筈無きロシアなれば、海賊盤がリリースされしも致し方無しと承知黙認し得れども、作ったんならせめて1枚ぐらい送って来いや。
先ずは、AMT宗家のライヴカセット「Live in Castellón」にして、2015年11月、スペインのMascarpone Discosより、限定40本にてリリースされにけり。詳細はこちらを参照されたし。

然れどレーベル公式サイトやジャケット等に、一切の録音データなどの記述あらねば、果たしていつの録音かと過去ライヴ日程を辿るや、2012年11月1日@Veneno Stereoにてのライヴ音源と判明、その当時のツアー日記はこちら。

扠、残る1枚は、米Debacle Recordsより限定LPにてリリースされし「Five Steps / Hayden Pedigo」にして収録されし1曲「Dream Theory Part Three」に「feat. Werner Zappi Diermaier & Kawabata Makoto」のクレジットあり。因みに他の曲にもゲストミュージシャン参加されれば、Charles & Merlin Hayward、Fred Frith、Robert Rich等の歴々の御名も並ぶ次第。以前ファイル交換にてオーバダビングせし音源と記憶せり。詳細はこちらを参照されたし。

いやはや時折、演奏せし本人へ、斯くもリリース通達されぬ作品あれば、御親切な方が御教示下さりし経緯も少なからず、毎度慌てて該当レーベルへ問い合わせる顛末なり。然りとて大抵は好意的に対応して下されば、取り敢えず問題あらねども、何やらAMTのロシア盤CDの存在発覚、そもそもロシアのレーベルよりリリース以来なんぞ未だ皆無にして、然ればこれは何ぞや。
ロシア語にても何やら綴られし表ジャケットは、初期AMT宇宙地獄組の写真なれど、

裏ジャケの写真は、北川ハヲ擁せし2007年北米ツアーに於けるAMT宗家のライヴ写真と確認すれば、

更に収録内容が是亦驚愕啞然、何せ1999年より2007年までにリリースせしアルバム8枚を丸共収録、トータルタイムが何と6時間48分38秒、況してAMT宗家、宇宙地獄組のみならず、私を含め主要メンバー一切不参加たりし亜流バンド「Acid Mothers Temple & The Pink Ladies Blues(後に『Diza Star & The Pink Ladies Blues』へ改名)」も含む有様。凡そMP3にて収録されしと推察されれば、紛う事なく海賊盤に他ならじと確信れれど、裏ジャケ下部には、何やらレーベル名か扨又ディストリビューター名かもロゴ入りにて記載され、ロシア国内にては公式リリースされし代物か。真実を確かめるべく、果たしてジャケットに記載されるURL「https://www.kuzia.ru」へアクセスすれば、案の定「サーバが見つかりません」たる結果なり。もしもこの現物所持される方おられれば、若しくは販売される店舗なんぞ御存知な方おられれば、是非に御一報頂きたし。如何せん我等の如き極東在住アングラバンドの作品なんぞ、到底一般流通される筈無きロシアなれば、海賊盤がリリースされしも致し方無しと承知黙認し得れども、作ったんならせめて1枚ぐらい送って来いや。