AMT公式ウェブサイトを刷新、数日後に迫る北米に先駆けリニューアル公開せんと、新電脳奉行依田さんと共に、連日徹夜の追い込み状態、然れば拙ブログの更新なんぞ優先事項にもあらねば、此処は更新放置も止む得ずして、況してツアー準備にも追われる最中なれば尚の事、然れどどうにも気分落ち着かずして、集中力高まらぬ有様とは是如何に、案の定久しく患うブログ更新強迫観念に他ならぬと知れば、束の間の隙を見計らい、電光石火の早業にて更新せんとするしか術も無し。然れば乱文駄文誤字脱字一切御構い無しにして、御免被り候。徒然なるままに、またしても他愛無き餓鬼道肴蔬目録綴らせて頂く所存。
激安スーパー玉出の惣菜コーナーにて所望せし「海老フライ3本入りパック」98円也、然ればレトルトカレーを召喚、湯煎する間を以て、備蓄する山葵菜を胡麻油にて唐辛子と炒め合わせ、カレー共々盛り付ければ、河端家特製辣韮を添え、斯くして御手軽インプロクッキング「海老山葵菜カレー」完成、山葵菜を添えし理由は特に無ければ、まさしく気紛れ、格安レトルトカレーとは具が少なく、何とも寂し気なればこそ。さてその味わいは、これまた特筆すべきもあらずして、然れど美味なれば全く以て問題なし。
![大ぼら一代番外地]()
差し入れて頂きし鰻蒲焼きを召喚、何せ今や高級魚と相成り高嶺の花なる鰻なれば、大好物とは云え然う然う手を出せぬ代物、然れば何とも有り難き限りかな、大いに感謝するばかり。大好物なればこそ、ケチ臭くセコく食らうは醍醐味さえ失われんと、毎度の如く1尾を丸共豪快に「鰻丼」とさせて頂きて、更には折角なれば粉山椒のみならず、実山椒佃煮も投下、手抜きの極みたる「乾燥海鮮汁の具と干しえのきの味噌汁」を添え、さていざ食らえば、これが堪らぬ程、痺れ捲る程に美味なり。鰻の脂の乗り具合と焼き具合のバランス絶妙にして素晴らしければ、その美味さに思わず昇天寸前、まさしく「生きる」実感を噛み締めし刹那かな。
![大ぼら一代番外地]()
先日の中国ツアー以来、どうにも西域料理の美味ぶり忘れ難く、あの花椒にて心地良く痺れる感覚が、今尚フラッシュバックさえする有様、然ればまたしてもインスパイア系創作中国料理を拵えんとす。備蓄食材たるジャガイモ、人参、椎茸、玉葱を、唐辛子、生姜、大蒜共々、胡麻油にて炒め合わせ、自家製島唐辛子ナンプラー漬けをひと匙、更に陶さんの御尊顔にて御馴染み中国は貴州産の辛味調味料「老干媽 辣三丁油辣椒」なるミックス辣油も投下、ごはんと盛り合わせ、刻み葱を散らすや、これにてインプロクッキング「西域風野菜炒めライス」完成せり。花椒の刺激堪らぬ程にして、中国にて堪能せし美食あれこれを想起させるに充分な味わい、大いに美味なり。
![大ぼら一代番外地]()
備蓄野菜たる白菜、人参、玉葱、椎茸、更にはコールドスリープに処せしセロリの葉を召喚、これ等を土鍋にぶち込み、ヤマサ昆布つゆ、トマトピューレ、月桂樹の葉、胡椒、酒を加えひと煮立ち、然ればインプロクッキング「和洋折衷野菜スープ」完成せり。付け合わせには、気紛れにてアスパラ缶を召喚せり。そもそもトマト系スープと和風出汁、況して昆布出汁との相性芳しければ、美味なるは云わずもがな。
![大ぼら一代番外地]()
中国にて食らいし混ぜ麺の如き共、ふと恋しくなれば、素麺なんぞ召喚、これを以て代用せんとす。何せ素麺こそ日本最古の麺にして、奈良時代に唐より伝えられにけりと知れば、中国料理、況して唐の都たりし長安こと現在の西安にて食せし麺の代用として、これ程相応しき代物あらざらん。日本の素麺とは、唐より伝わればこそ、奈良は桜井辺りが発祥の地なりけりて、三輪素麺こそ由緒正しき元祖たりとは云わずもがな。然れど素麺を素麺として食らうにあらねば、混ぜ麺たるべく具材を拵えるべく、備蓄食材群より人参、玉葱、椎茸、豚ミンチ肉を召喚、大蒜、生姜、唐辛子、実花椒共々、胡麻油にて炒め合わせ、自家製島唐辛子のナンプラー漬けをひと匙、更には「老干媽 辣三丁油辣椒」も投下、これを茹で上がりし素麺にON! 刻み葱を散らし、更に駄目押しとばかり花椒粉を施せば、斯くしてインプロクッキング「西域風混ぜ麺」完成せり。せめて如何にも中国麺たらん名前を捏ち上げんと思えども、悠長に考え倦ねる時間なんぞ無ければ、斯くも捻り無き凡名にて御勘弁頂きたし。中国にて食せし麺に比べ、唐辛子の刺激は本場以上、花椒の痺れっぷりも本場級、然れど味そのものは薄めなれば、激辛且つ薄味嗜好なる私好みに仕上がりしとは当然ならん。大いに美味なれば、次回は是非ともパクチーなんぞ添えたき次第。
![大ぼら一代番外地]()
久しく冷蔵庫に眠りし「鰻昆布巻」なんぞ召喚、斯くして「鰻昆布巻+ワカメの酢の物+乾燥海鮮汁の具と干しえのきの味噌汁+実山椒ごはん」食せり。流石に鰻の蒲焼きの如き醍醐味こそなけれど、そもそも無類の昆布巻好きなれば、鰻昆布巻大いに美味にして堪能満喫、ワカメの酢の物、味噌汁の具材もワカメと、海藻尽くしもまた一興、何せ容易に保存可にして御手軽なれば、私の如き赤貧者には、大いに重宝されるべき代物ならん。
![大ぼら一代番外地]()
コールドスリープに処されし塩秋刀魚を召喚、塩っぱさを苦手とする私なれば、解凍がてら丁寧に水洗いするは常なり。新聞紙に包まれれ久しき大根、すっかり萎み果てれば、干し椎茸の戻し汁にヤマサ昆布つゆを加えしに投下、更に鶏腿肉と油揚げもぶち込み、唐辛子を忍ばせひと煮立ち、斯くして「大根と鶏腿肉の炊き合わせ」も拵えれば「大根と鶏腿肉の炊き合わせ+塩秋刀魚+乾燥海鮮汁の具と干しえのきの味噌汁+ごはん」食せり。大根と鶏腿肉の炊き合わせは、大根が萎びておればこそ、椎茸の風味香る煮汁の吸水ぶり芳しく、これは大いに美味なり。
![大ぼら一代番外地]()
差し入れにて頂戴せし「鯖の浜焼き」なんとも立派極まりなし。
![大ぼら一代番外地]()
竹棒2本と紐にて緊縛拘束されしを解除、
![大ぼら一代番外地]()
果たして如何にして食らうべきか訊ね忘れれば、丸共電子レンジへぶち込み加熱。「切干大根」も拵えれば、いざ「鯖の浜焼き+切干大根+乾燥海鮮汁の具と干しえのきと葱の味噌汁+ごはん」食せり。鯖の浜焼きは、素晴らしき脂の乗りっぷりに加え、その身の柔らかさ絶妙にして、これは激烈に美味なれば、圴か半身以上も貪り食らいし有様なり。
![大ぼら一代番外地]()
残りし半身弱の鯖の浜焼きをリサイクルせんと、骨より丁寧に外せば、これに柚子胡椒を添えんとす。高野豆腐を炊き、斯くして全5品「鯖の浜焼き柚子胡椒和え+高野豆腐+切干大根+乾燥海鮮汁の具と干しえのきの味噌汁+ごはん」食せり。鯖の浜焼きと柚子胡椒の相性は白眉、これまた激烈に美味なり。高野豆腐は、干し椎茸の戻し汁、ヤマサ昆布つゆ、砂糖、酒にて炊けば、これまた素朴なる味わいなれど、何とも美味かな。
![$大ぼら一代番外地]()
先達ての「鰻昆布巻」の残り半分をも召喚、斯くして「高野豆腐」の残り半分共々、リサイクル献立「鰻昆布巻+高野豆腐+ワカメと干しえのきの味噌汁+実山椒ごはん」食せば、何れも美味とは云わずもがな。
![大ぼら一代番外地]()
備蓄野菜を償却せんと、ジャガイモ、人参、法蓮草を召喚、今や定番のひとつと化せしか西域料理風の味付けを施さんと、大蒜、生姜、花椒、唐辛子共々、胡麻油にて炒め合わせ、自家製島唐辛子ナンプラー漬けをひと匙投下、勿論「老干媽 辣三丁油辣椒」も投入すれば、丼に盛り付けし実山椒ごはんにON! 仕上げに花椒粉を施し、これにて中国インスパイア系インプロクッキング「西域風野菜炒め丼」完成せり。またしても凡庸極まりなき名前なれど、悪しからず。然れどその味わいは、何とも刺激的且つ芳しき限り、刺激感は本場の其れを凌ぐばかりなれど、味そのものの濃さは薄めにして、まさしく極私的には大いに美味ならん。然ればこそ矢張り次回は、是非ともパクチーを加えるべしとの思い、熱く込み上ぐるばかりなり。
![大ぼら一代番外地]()
明日香の深山は山寺へ帰還せんとす。気付けば過ぐる2月末、台湾遠征出発直前に、ツアー準備の為に帰還せし以来と知れば、我ながら驚きを隠せぬ次第。確かに台湾遠征→TAIYO33OSAKA大感謝祭→ソロ中国ツアー→Andromelos2デビューライヴ→AMT宇宙地獄組ディスコナイト→グルグル祭り2013ツアーと、怒濤のライヴ日程を消化すれば、これまた当然か。大阪市内は、既に桜が満開にして、先日花見も大いに堪能させて頂けど(この顛末はまた何れアップせん)深山の麓たる石舞台古墳周辺は、未だ七部咲き程度にして満開直前か。
![大ぼら一代番外地]()
山道は靄立ち籠め視界いと悪しきばかり。
![大ぼら一代番外地]()
山頂たる山寺に到着すれば、周囲に見渡し得る筈の稜線は、概ね雲海に沈みし様にて、気分はまさしく天上人か。
![大ぼら一代番外地]()
境内の桜は、流石に未だ二部咲き程度か。
![大ぼら一代番外地]()
満開なる姿を、此処に越せし9年前以来、果たして今年は見届け得るや。
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![大ぼら一代番外地]()
然れど裏の梅は満開なり。
![大ぼら一代番外地]()
流石に1ヶ月以上も留守にすれば、備蓄食材もコールドスリープに処せしか、非常食を残すばかり、斯くして即席袋入り麺「チャルメラ 45周年記念 みそ 中太麺 ホタテの旨味」なんぞ召喚、デフォルトにて食らえば、成る程ホタテの風味些か漂い、これは美味なり。
![大ぼら一代番外地]()
備蓄非常食群より「ペヤング イカスミやきそば 漆黒のソース」なるを召喚。
![大ぼら一代番外地]()
いざ拵えれば、烏賊墨ケチり過ぎちゃう?と文句垂れたくもなる程に、斯くも中途半端な有様、漆黒のソースとは思わず笑止、烏賊墨の芳しさ僅かばかりにして、些か残念なれば、敢えてイタリア産唐辛子peperoncinoを投下、然れど其処は彼となく寂しさ残れば、是如何ともし難し。どないしてくれるねん!
![大ぼら一代番外地]()
即席袋入り麺の極みと云えば、極私的文句無し断トツ1位とは、寿がきや「名古屋名物 味噌煮込みうどん」に他ならじ。これをアルマイト鍋にて拵えれば、完全無欠にて完璧ぶりも極まれり。湯を沸かす際には、干し椎茸を忍ばせるが奥義、玉子投下の頃合いもまた、その経験値にて好機を知るものなり。
![大ぼら一代番外地]()
当面の所用済ませ、再び下山せり。大阪アジトへ戻るや、麻婆豆腐なんぞ拵えんとすれば、勿論所謂日本風の其れにあらずして、嘗て四川成都の麻婆豆腐発祥の店「陳麻婆豆腐店」にて食せしを思い出しつつ、先達ての西域料理の美味さも融合させんと、中国料理なんぞ全くのド素人なれど、此処は元料理人の勘を以て、独自のレシピを考案せり。豆板醤の塩っぱさを苦手とすれば「老干媽 辣三丁油辣椒」を召喚、生姜、大蒜、豚ミンチ肉、更には大量の実花椒を、胡麻油にて炒め合わせ、酒とヤマサ昆布つゆを投下、豆腐をぶち込み煮詰めれば、刻み葱を散らし、水溶き片栗を注すや、仕上げに花椒粉を投下、更に自家製ハバネロオイルも垂らし、素早く和えれば、これにて中国インスパイア系クッキング「河端流麻婆豆腐」完成せり。添えしごはんにも実山椒佃煮をON! いざ食らえば、これは激烈に美味なり。唐辛子の刺激の奥より、花椒の香りと味わいが大襲来、舌が心地良く痺れる様は、よもや中毒とさえならん。味のベースがヤマサ昆布つゆ故、随分あっさりとすれば、花椒の香りや味わいも一層堪能し得らん。我ながら絶品至極、自画自賛と知れど悪しからず。
![大ぼら一代番外地]()
コールドスリープに処されし塩鯖を召喚、焼き上げる間、キヌサヤを胡麻油にて軽く炒め、ヤマサ昆布つゆをひと垂らし、粗挽き胡椒を施せし「キヌサヤ炒め」を拵えれば、菊菜も湯掻き、斯くして「塩鯖+キヌサヤ炒め+菊菜のおひたし+ワカメと干しえのきの味噌汁+なめ茸ごはん」食せり。斯様な献立とは、大いに安堵感得られれば、これも日本人なればこそか。美味たるべしとは云わずもがな。
![大ぼら一代番外地]()
先達て新年会を催せし所謂サイケ組にて、花見が企画されれば、せめてアテの何品か拵えんと思い立ち、前回好評博せし「胡桃入りポテトサラダ」なんぞ拵えんとジャガイモを茹でれば、明らかに大量に茹で過ぎにして、然れば急遽半分をカレーコロッケとせり。
![$大ぼら一代番外地]()
これまた花見のアテにせんと、南瓜をタジン鍋にて煮ずして蒸せば、常々薄味たる私の味付けにては、凡そ皆様には薄過ぎかと、若干なりと濃い目にせんと思えど、まさしくその匙加減判らぬ有様にして、些か濃過ぎかと思われる出来上がり、而してタジン鍋2杯分も拵えれば、お重に詰め切れぬ分は、己れにて償却すべしか。
![大ぼら一代番外地]()
更に「厚揚げとぜんまいの炊いたん」も拵えれど、これまた些か作り過ぎしか、斯くして花見のアテを拵えんとせし末、自ずから献立は「カレーコロッケ+南瓜の炊いたようで蒸したん+厚揚げとぜんまいの炊いたん+ワカメと干しえのきの味噌汁+ごはん」と相成りし次第。南瓜は矢張り私には濃厚過ぎ、カレーコロッケも個人的には今一歩な出来映えか。そもそもこの俵型なるカレーコロッケとは、河端家特製カレーコロッケの姿に他ならず、これぞ我が「母の味」たる一品にして、必ずやトンカツソースを添え食らうが流儀なり。
![大ぼら一代番外地]()
続けて「カレーコロッケ+ワカメと干しえのきの味噌汁+ごはん」食せり。
![大ぼら一代番外地]()
更に「大根の葉炒め+カレーコロッケ+ワカメと干しえのきの味噌汁+ごはん」食せり。
![大ぼら一代番外地]()
愈々カレーコロッケも最後の3個と相成れば、些か趣きを変えんと、千切りレタス&セロリをごはんにON! 更にその上にカレーコロッケをON! 勿論これはタコライスよりインスパイアされし「マコライス」をヒントにせし一品、カレーコロッケの下に敷かれし千切りレタス&セロリには、予め自家製ハバネロオイルをたっぷり施せし次第、カレーコロッケにはたっぷりなトンカツソースを施せば、これにてインスパイア系インプロクッキング「カレーコロッケライス」完成、付け合わせは「淡路島名物 玉葱スープ」なり。今回のカレーコロッケの味わい、個人的には今一歩と思われれど、レタス&セロリの風味と食感、更には自家製ハバネロオイルの芳しさと見事相俟り、奇しくも奇跡の大逆転か、大いに美味なる一品へと甦生叶いしかな。赤貧なれど飽くなき美食への追究心あれば、有り難くも食神の御慈悲を頂き給いしか。
![大ぼら一代番外地]()
今一度、先達てと同じレシピを以て「河端流麻婆豆腐」を拵えんとす。矢張りこれは我ながら絶品至極、堪らぬ程に美味なり。御馳走様。
激安スーパー玉出の惣菜コーナーにて所望せし「海老フライ3本入りパック」98円也、然ればレトルトカレーを召喚、湯煎する間を以て、備蓄する山葵菜を胡麻油にて唐辛子と炒め合わせ、カレー共々盛り付ければ、河端家特製辣韮を添え、斯くして御手軽インプロクッキング「海老山葵菜カレー」完成、山葵菜を添えし理由は特に無ければ、まさしく気紛れ、格安レトルトカレーとは具が少なく、何とも寂し気なればこそ。さてその味わいは、これまた特筆すべきもあらずして、然れど美味なれば全く以て問題なし。

差し入れて頂きし鰻蒲焼きを召喚、何せ今や高級魚と相成り高嶺の花なる鰻なれば、大好物とは云え然う然う手を出せぬ代物、然れば何とも有り難き限りかな、大いに感謝するばかり。大好物なればこそ、ケチ臭くセコく食らうは醍醐味さえ失われんと、毎度の如く1尾を丸共豪快に「鰻丼」とさせて頂きて、更には折角なれば粉山椒のみならず、実山椒佃煮も投下、手抜きの極みたる「乾燥海鮮汁の具と干しえのきの味噌汁」を添え、さていざ食らえば、これが堪らぬ程、痺れ捲る程に美味なり。鰻の脂の乗り具合と焼き具合のバランス絶妙にして素晴らしければ、その美味さに思わず昇天寸前、まさしく「生きる」実感を噛み締めし刹那かな。

先日の中国ツアー以来、どうにも西域料理の美味ぶり忘れ難く、あの花椒にて心地良く痺れる感覚が、今尚フラッシュバックさえする有様、然ればまたしてもインスパイア系創作中国料理を拵えんとす。備蓄食材たるジャガイモ、人参、椎茸、玉葱を、唐辛子、生姜、大蒜共々、胡麻油にて炒め合わせ、自家製島唐辛子ナンプラー漬けをひと匙、更に陶さんの御尊顔にて御馴染み中国は貴州産の辛味調味料「老干媽 辣三丁油辣椒」なるミックス辣油も投下、ごはんと盛り合わせ、刻み葱を散らすや、これにてインプロクッキング「西域風野菜炒めライス」完成せり。花椒の刺激堪らぬ程にして、中国にて堪能せし美食あれこれを想起させるに充分な味わい、大いに美味なり。

備蓄野菜たる白菜、人参、玉葱、椎茸、更にはコールドスリープに処せしセロリの葉を召喚、これ等を土鍋にぶち込み、ヤマサ昆布つゆ、トマトピューレ、月桂樹の葉、胡椒、酒を加えひと煮立ち、然ればインプロクッキング「和洋折衷野菜スープ」完成せり。付け合わせには、気紛れにてアスパラ缶を召喚せり。そもそもトマト系スープと和風出汁、況して昆布出汁との相性芳しければ、美味なるは云わずもがな。

中国にて食らいし混ぜ麺の如き共、ふと恋しくなれば、素麺なんぞ召喚、これを以て代用せんとす。何せ素麺こそ日本最古の麺にして、奈良時代に唐より伝えられにけりと知れば、中国料理、況して唐の都たりし長安こと現在の西安にて食せし麺の代用として、これ程相応しき代物あらざらん。日本の素麺とは、唐より伝わればこそ、奈良は桜井辺りが発祥の地なりけりて、三輪素麺こそ由緒正しき元祖たりとは云わずもがな。然れど素麺を素麺として食らうにあらねば、混ぜ麺たるべく具材を拵えるべく、備蓄食材群より人参、玉葱、椎茸、豚ミンチ肉を召喚、大蒜、生姜、唐辛子、実花椒共々、胡麻油にて炒め合わせ、自家製島唐辛子のナンプラー漬けをひと匙、更には「老干媽 辣三丁油辣椒」も投下、これを茹で上がりし素麺にON! 刻み葱を散らし、更に駄目押しとばかり花椒粉を施せば、斯くしてインプロクッキング「西域風混ぜ麺」完成せり。せめて如何にも中国麺たらん名前を捏ち上げんと思えども、悠長に考え倦ねる時間なんぞ無ければ、斯くも捻り無き凡名にて御勘弁頂きたし。中国にて食せし麺に比べ、唐辛子の刺激は本場以上、花椒の痺れっぷりも本場級、然れど味そのものは薄めなれば、激辛且つ薄味嗜好なる私好みに仕上がりしとは当然ならん。大いに美味なれば、次回は是非ともパクチーなんぞ添えたき次第。

久しく冷蔵庫に眠りし「鰻昆布巻」なんぞ召喚、斯くして「鰻昆布巻+ワカメの酢の物+乾燥海鮮汁の具と干しえのきの味噌汁+実山椒ごはん」食せり。流石に鰻の蒲焼きの如き醍醐味こそなけれど、そもそも無類の昆布巻好きなれば、鰻昆布巻大いに美味にして堪能満喫、ワカメの酢の物、味噌汁の具材もワカメと、海藻尽くしもまた一興、何せ容易に保存可にして御手軽なれば、私の如き赤貧者には、大いに重宝されるべき代物ならん。

コールドスリープに処されし塩秋刀魚を召喚、塩っぱさを苦手とする私なれば、解凍がてら丁寧に水洗いするは常なり。新聞紙に包まれれ久しき大根、すっかり萎み果てれば、干し椎茸の戻し汁にヤマサ昆布つゆを加えしに投下、更に鶏腿肉と油揚げもぶち込み、唐辛子を忍ばせひと煮立ち、斯くして「大根と鶏腿肉の炊き合わせ」も拵えれば「大根と鶏腿肉の炊き合わせ+塩秋刀魚+乾燥海鮮汁の具と干しえのきの味噌汁+ごはん」食せり。大根と鶏腿肉の炊き合わせは、大根が萎びておればこそ、椎茸の風味香る煮汁の吸水ぶり芳しく、これは大いに美味なり。

差し入れにて頂戴せし「鯖の浜焼き」なんとも立派極まりなし。

竹棒2本と紐にて緊縛拘束されしを解除、

果たして如何にして食らうべきか訊ね忘れれば、丸共電子レンジへぶち込み加熱。「切干大根」も拵えれば、いざ「鯖の浜焼き+切干大根+乾燥海鮮汁の具と干しえのきと葱の味噌汁+ごはん」食せり。鯖の浜焼きは、素晴らしき脂の乗りっぷりに加え、その身の柔らかさ絶妙にして、これは激烈に美味なれば、圴か半身以上も貪り食らいし有様なり。

残りし半身弱の鯖の浜焼きをリサイクルせんと、骨より丁寧に外せば、これに柚子胡椒を添えんとす。高野豆腐を炊き、斯くして全5品「鯖の浜焼き柚子胡椒和え+高野豆腐+切干大根+乾燥海鮮汁の具と干しえのきの味噌汁+ごはん」食せり。鯖の浜焼きと柚子胡椒の相性は白眉、これまた激烈に美味なり。高野豆腐は、干し椎茸の戻し汁、ヤマサ昆布つゆ、砂糖、酒にて炊けば、これまた素朴なる味わいなれど、何とも美味かな。

先達ての「鰻昆布巻」の残り半分をも召喚、斯くして「高野豆腐」の残り半分共々、リサイクル献立「鰻昆布巻+高野豆腐+ワカメと干しえのきの味噌汁+実山椒ごはん」食せば、何れも美味とは云わずもがな。

備蓄野菜を償却せんと、ジャガイモ、人参、法蓮草を召喚、今や定番のひとつと化せしか西域料理風の味付けを施さんと、大蒜、生姜、花椒、唐辛子共々、胡麻油にて炒め合わせ、自家製島唐辛子ナンプラー漬けをひと匙投下、勿論「老干媽 辣三丁油辣椒」も投入すれば、丼に盛り付けし実山椒ごはんにON! 仕上げに花椒粉を施し、これにて中国インスパイア系インプロクッキング「西域風野菜炒め丼」完成せり。またしても凡庸極まりなき名前なれど、悪しからず。然れどその味わいは、何とも刺激的且つ芳しき限り、刺激感は本場の其れを凌ぐばかりなれど、味そのものの濃さは薄めにして、まさしく極私的には大いに美味ならん。然ればこそ矢張り次回は、是非ともパクチーを加えるべしとの思い、熱く込み上ぐるばかりなり。

明日香の深山は山寺へ帰還せんとす。気付けば過ぐる2月末、台湾遠征出発直前に、ツアー準備の為に帰還せし以来と知れば、我ながら驚きを隠せぬ次第。確かに台湾遠征→TAIYO33OSAKA大感謝祭→ソロ中国ツアー→Andromelos2デビューライヴ→AMT宇宙地獄組ディスコナイト→グルグル祭り2013ツアーと、怒濤のライヴ日程を消化すれば、これまた当然か。大阪市内は、既に桜が満開にして、先日花見も大いに堪能させて頂けど(この顛末はまた何れアップせん)深山の麓たる石舞台古墳周辺は、未だ七部咲き程度にして満開直前か。

山道は靄立ち籠め視界いと悪しきばかり。

山頂たる山寺に到着すれば、周囲に見渡し得る筈の稜線は、概ね雲海に沈みし様にて、気分はまさしく天上人か。

境内の桜は、流石に未だ二部咲き程度か。

満開なる姿を、此処に越せし9年前以来、果たして今年は見届け得るや。


然れど裏の梅は満開なり。

流石に1ヶ月以上も留守にすれば、備蓄食材もコールドスリープに処せしか、非常食を残すばかり、斯くして即席袋入り麺「チャルメラ 45周年記念 みそ 中太麺 ホタテの旨味」なんぞ召喚、デフォルトにて食らえば、成る程ホタテの風味些か漂い、これは美味なり。

備蓄非常食群より「ペヤング イカスミやきそば 漆黒のソース」なるを召喚。

いざ拵えれば、烏賊墨ケチり過ぎちゃう?と文句垂れたくもなる程に、斯くも中途半端な有様、漆黒のソースとは思わず笑止、烏賊墨の芳しさ僅かばかりにして、些か残念なれば、敢えてイタリア産唐辛子peperoncinoを投下、然れど其処は彼となく寂しさ残れば、是如何ともし難し。どないしてくれるねん!

即席袋入り麺の極みと云えば、極私的文句無し断トツ1位とは、寿がきや「名古屋名物 味噌煮込みうどん」に他ならじ。これをアルマイト鍋にて拵えれば、完全無欠にて完璧ぶりも極まれり。湯を沸かす際には、干し椎茸を忍ばせるが奥義、玉子投下の頃合いもまた、その経験値にて好機を知るものなり。

当面の所用済ませ、再び下山せり。大阪アジトへ戻るや、麻婆豆腐なんぞ拵えんとすれば、勿論所謂日本風の其れにあらずして、嘗て四川成都の麻婆豆腐発祥の店「陳麻婆豆腐店」にて食せしを思い出しつつ、先達ての西域料理の美味さも融合させんと、中国料理なんぞ全くのド素人なれど、此処は元料理人の勘を以て、独自のレシピを考案せり。豆板醤の塩っぱさを苦手とすれば「老干媽 辣三丁油辣椒」を召喚、生姜、大蒜、豚ミンチ肉、更には大量の実花椒を、胡麻油にて炒め合わせ、酒とヤマサ昆布つゆを投下、豆腐をぶち込み煮詰めれば、刻み葱を散らし、水溶き片栗を注すや、仕上げに花椒粉を投下、更に自家製ハバネロオイルも垂らし、素早く和えれば、これにて中国インスパイア系クッキング「河端流麻婆豆腐」完成せり。添えしごはんにも実山椒佃煮をON! いざ食らえば、これは激烈に美味なり。唐辛子の刺激の奥より、花椒の香りと味わいが大襲来、舌が心地良く痺れる様は、よもや中毒とさえならん。味のベースがヤマサ昆布つゆ故、随分あっさりとすれば、花椒の香りや味わいも一層堪能し得らん。我ながら絶品至極、自画自賛と知れど悪しからず。

コールドスリープに処されし塩鯖を召喚、焼き上げる間、キヌサヤを胡麻油にて軽く炒め、ヤマサ昆布つゆをひと垂らし、粗挽き胡椒を施せし「キヌサヤ炒め」を拵えれば、菊菜も湯掻き、斯くして「塩鯖+キヌサヤ炒め+菊菜のおひたし+ワカメと干しえのきの味噌汁+なめ茸ごはん」食せり。斯様な献立とは、大いに安堵感得られれば、これも日本人なればこそか。美味たるべしとは云わずもがな。

先達て新年会を催せし所謂サイケ組にて、花見が企画されれば、せめてアテの何品か拵えんと思い立ち、前回好評博せし「胡桃入りポテトサラダ」なんぞ拵えんとジャガイモを茹でれば、明らかに大量に茹で過ぎにして、然れば急遽半分をカレーコロッケとせり。

これまた花見のアテにせんと、南瓜をタジン鍋にて煮ずして蒸せば、常々薄味たる私の味付けにては、凡そ皆様には薄過ぎかと、若干なりと濃い目にせんと思えど、まさしくその匙加減判らぬ有様にして、些か濃過ぎかと思われる出来上がり、而してタジン鍋2杯分も拵えれば、お重に詰め切れぬ分は、己れにて償却すべしか。

更に「厚揚げとぜんまいの炊いたん」も拵えれど、これまた些か作り過ぎしか、斯くして花見のアテを拵えんとせし末、自ずから献立は「カレーコロッケ+南瓜の炊いたようで蒸したん+厚揚げとぜんまいの炊いたん+ワカメと干しえのきの味噌汁+ごはん」と相成りし次第。南瓜は矢張り私には濃厚過ぎ、カレーコロッケも個人的には今一歩な出来映えか。そもそもこの俵型なるカレーコロッケとは、河端家特製カレーコロッケの姿に他ならず、これぞ我が「母の味」たる一品にして、必ずやトンカツソースを添え食らうが流儀なり。

続けて「カレーコロッケ+ワカメと干しえのきの味噌汁+ごはん」食せり。

更に「大根の葉炒め+カレーコロッケ+ワカメと干しえのきの味噌汁+ごはん」食せり。

愈々カレーコロッケも最後の3個と相成れば、些か趣きを変えんと、千切りレタス&セロリをごはんにON! 更にその上にカレーコロッケをON! 勿論これはタコライスよりインスパイアされし「マコライス」をヒントにせし一品、カレーコロッケの下に敷かれし千切りレタス&セロリには、予め自家製ハバネロオイルをたっぷり施せし次第、カレーコロッケにはたっぷりなトンカツソースを施せば、これにてインスパイア系インプロクッキング「カレーコロッケライス」完成、付け合わせは「淡路島名物 玉葱スープ」なり。今回のカレーコロッケの味わい、個人的には今一歩と思われれど、レタス&セロリの風味と食感、更には自家製ハバネロオイルの芳しさと見事相俟り、奇しくも奇跡の大逆転か、大いに美味なる一品へと甦生叶いしかな。赤貧なれど飽くなき美食への追究心あれば、有り難くも食神の御慈悲を頂き給いしか。

今一度、先達てと同じレシピを以て「河端流麻婆豆腐」を拵えんとす。矢張りこれは我ながら絶品至極、堪らぬ程に美味なり。御馳走様。
