本日は、Mexico Cityよりアメリカ合衆国はLos Angelesへ、早朝フライトを以ての移動日なれば、僅か30分睡眠にて午前3時起床せり。旅先に於いては、御存知The Grady Twinsとの邂逅も今や日常的情景と化せど、今朝なんぞは最早双子にあらざる状態にて訪問受ければ、そら午前3時に起きるちゅうねん。
而して謎のメッセージ「ALMA」残され去られれど、果たして如何な意味なるか、全く以て思い当たる節すら無し。
午前5時45分、Luisが向かえに来れば、いざMexico City空港へ。亦今後、共にオモロい事を企むべくして、再会誓い合うものなり。
チェックインも無事済ませるや、未だ2時間余も持て余し、然ればうっちーとNANI君共々、空港内カフェレストランにて朝飯食らわんとす。
徹夜にて朝を迎えしうっちーなれば、此処はいきなりビール呷りて機内爆睡計画なりけり。
NANI君は、何やらメキシカンな朝飯を所望されるや、チーズ好きなるNANI君を以て「充分過ぎ」なチーズの量なりけり。
私も亦、メキシカンな朝飯を所望、トルティーアの如きに目玉焼とアボガドがON! されし代物、添えられしホットソース垂らせば美味なり。
2杯目へ突入されしうっちー之圖。
搭乗ゲートへ赴くや、朝飯にて「メキシカンバーガー」なる重量級代物を食らいわれし故か、体調不良に苛まされしみつるちゃん之圖。みつるちゃんが牡蛎食されし経緯は、NANI君のブログ記事参照されたし。
この時点にては、御本人も苦笑せらるる余裕あれど、次第に体調急降下されれば、どうにも昨日食せし生牡蠣に中られしかと察せられ、大層御気の毒な事態と相成れども、未だこの時点に於いては、御本人も含め誰も知る由も無し。
午前8時45分発ユナイテッド航空Los Angeles行きに無事搭乗せり。機内爆睡計画企てられしうっちーなれど、私の後ろの席にて隣り合わせるNANI君と、何やら大いに盛り上がられれば、全く以て計画倒れの御様子なり。
正午、無事Los Angeles空港到着するや、我等が「GOD」にしてツアーマネージャー兼ドライバーたるJustinを再会果たせり。彼が我々とツアーするは、2015年以来なれば、今回を以て12回目を数えんとす。
みつるちゃんが最早瀕死の状態なれば、先ずは薬局にて薬を購い投与、これにて何とか快方へ向かわれん事を祈るばかり。薬局にてダース・ベイダー巨大フィギュア発見、$50.00也。然れど未だツアー序盤なれば購入に到らじ、悪しからず。
而して物販商品等管理して頂くJasso宅へ。彼は稀代のMainlinerマニアなれば、自慢のコレクションより1999年のライヴポスターを見せて下さりし。
謎な帽子を確保されしうっちー之圖。
Jassoより純米酒頂けば、酔い心地な昼下がり in LA。酒瓶がシャンプーの如きも御愛嬌、然れど中身は日本製純米酒を輸入され、米国内にて瓶詰めされし代物なり。
Jasso邸にて寛ぎの午後之圖。
ベジタリアンなるJassoなれど、我々の為に昼飯拵え下されば、炒められし厚揚げ、ブロッコリー、餃子等が、何やら生麺の如きにON! されし代物、
然れば今やアメリカにても一般に普及果たせし「ライムぽん酢」と、アメリカの食卓に於けるケチャップ&マスタードと共にマストアイテムと数えられる中国製ホットソース「Tuong of Sriracha」施せば、日本に於いては絶対味わい得ぬ海外特有なオリエンタルな味わいと化せど、未だツアー序盤戦なれば、斯様な味わいも愉しみ得る精神的余裕もありて、これはこれにて在りなれば美味。
皆して頂けば、Jasso、Thanks a lot! どうも御馳走様でした。
食後には、高級コニャックも頂戴すれば、酔いどれグラスいとをかし。
斯くして引き続き、酔い心地な昼下がり in LA。
そもそも古着屋勤務されしJassoなれば、今や自らミシンまで踏まれる次第にして、我々にあれこれ下されば、うっちーはこれにて新たなステージ衣装も確保され、何やら新たなキャラ誕生の兆しあり。
Jasso宅を後にすれば、今宵の投宿先たるMaquiladoraのBruce邸へ。而してJustin共々、先ずは界隈のスーパーへ繰り出せり。魚屋コーナーにて並ぶFish Heads之圖。
ずらり並ぶCrawfish、即ちアメリカザリガニ之圖。
今回食材等一切持参せざりし私なれば、最低必須なる「野菜ジュース+即席ラーメン+スモークオイスター缶+パクチー+生ハバネロ」購入せり。
投薬にて幾分落ち着かれしか、みつるちゃんは只管爆睡されるのみ、何とも御気の毒な次第にして、一刻も早き平癒を切に祈るばかりなり。不幸中の幸いたりしは、本日は移動日にしてライヴあらざれば、明晩こそ此処Los Angelesにてライヴ故、明日は移動あらざりし事か。
Bruce邸御馴染みなる「McKenzie流冷奴」と日本酒なんぞ振舞頂けば、未だ離日以来数日を数えるばかりなれど、いきなり猛烈な望郷の念に駆られる有様。この「McKenzie流冷奴」とは、大葉、刻み葱、おろし生姜、刻み海苔を豆腐に沿え、ポン酢若しくは醤油をぶっ掛けし代物なり。
近々New Yorkへ転居予定なるBruceより、不要と相成りしブーツを頂戴せしうっちー、是にて僅か本日1日にて、ステージ衣装2着+ブーツを無料にて確保されれば、流石はヒッチハイカー、人様の慈悲慈愛にて生き抜く術を能く能く御存知なるかな。斯様な強者ならねばこそ、過酷極まる海外どさ回りなんぞ全うし得ぬと思われれば、何とも心強きばかりなり。
今宵の晩飯を拵え下さるシェフBruce McKenzie氏、庭先にて豚肉塊を絶賛BBQ之圖。
シェフBruce特製漬けダレ施されし豚肉塊、見事に焼き上がりし。因みに欧米に於ける「バーベキュー(BBQ)」とは、屋外にて調理する意にして、日本の如く「屋外にて調理し食す」とは一線を画せば、そもそも肉や魚介類なんぞチッキンにて調理する際、屋内にもうもうと煙立ち籠め、焼き上がるその匂いも籠もり沈着付着するを避けんとされればこそと知れ。
Jassoも馳せ参じ下されば、いざ乾杯せり。
豚肉塊焼き上げし余熱にて、ベビーブロッコリーも焼き上がれば、
シェフBruce、本日の己れの仕事ぶりに、大いに納得満足されし面持ちなり。
「シェフBruce特製BBQポーク」シェフ自らの手に由り切り分けられれば、
BBQポーク+ベイビーブロッコリーに加え、刻みし生ハバネロとパクチー共々、ごはんにON! 斯くして「McKenzie流BBQポーク丼」として頂けば、豚肉塊の焼き上がり具合絶妙にして、その味わいも亦秀逸、見事な和洋折衷バランスも誇れば、これは大いに美味なり。
皆してシェフBruceの手料理を堪能せり。
然れば引き続き「居酒屋 マッケンジー」開店、日本酒や焼酎を呷りつつ、皆して大いに歓談。
徐ろに硬式野球ボール取り出されしBruce、均かの新魔球を御披露下さるや。
未だ絶賛時差ぼけなれば、皆様順次就寝されし中、愈々以て碌でなし共のみが残るや、
只管アホ話に花咲かせつつ日本酒や焼酎なんぞ呷り続け、斯くしてLos Angelesの第1夜は更け行きし。
今回も亦、ツアーの様子は、NANI君のブログと双頭体勢を以て御報告の予定なれば、併せて御拝読頂きたし。
↧
travel day from Mexico City to LA
↧