午前7時起床、John & Isobel宅は骨董級廃墟ビルをD.I.Y.にてリフォームせし中の最上階たる5階にして、窓よりの眺望が私の御気に入りなれば、今朝も徒然なるままに眺むるや、U.F.O.と思しき飛来せしに遭遇、以前より気になるミルクタンクの如しを中心に旋回、果たしてあのミルクタンクの如きこそ、地球外生命体の秘密アジトならんや。
地球外生命体に由る地球入植計画に対し、斯くも私が危惧憂慮すれど、世間より全く相手にされぬどころか阿呆扱いされる始末なれば、これこそ彼奴め等の思う壷狙い通りにして、然れば私は彼奴め等にとって都合良き狼少年を務めさせられし有様にして、これ以上道化強いられるは許されねば、最早地球外生命体の地球入植なんぞ知る由もなし。勝手にしたらよろしいがな。
気を取り直し朝飯食らわんとすれば、昨夜の残党たる秋刀魚フライ+ごはん召喚、アジア系スーパーにて購いしスナップ豌豆を茹で、アルミホイルにて包み焼きとせし秋刀魚フライと盛り合わせれば、納豆、即席蜆汁を添え、斯くして「秋刀魚フライ+スナップ豌豆+納豆+即席蜆汁+ごはん」食せり。久々の本格和食に、全身の細胞が歓喜の歌を大合唱せしとは当然の理かな。
海外にては稀なる牛蒡も購えば、スーツケース内、備蓄食材にて満パン満載、これにて概ねツアー千秋楽を迎えるには充分たらん。
而して本日の道中弁当拵えんとすれば、玉葱、人参、ジャガイモ、マッシュルーム、大蒜、生姜を刻み炒め合わせるや、水を注しカレー粉「ハウス バーモントカレー」投下、カレー気分盛り上がれば、ガキの時分より歌い続ける替歌なんぞ口遊む次第。「♪~ ハウスババモントカレーだよ~♫ ウンコとションベンとろ~り溶けてる♪ハウスババモントカレー ~♬」斯くしてカレー出来上がれば、昨日Walmar冷凍食品コーナーにて購いしチキンサンドウィッチ用フライドテンダーチキンを召喚、既に常温にて程良く解凍されれば、持参するサラダ油残党をフライパンへ明け、全10枚揚げ切るや、皆様に1枚ずつ御進呈、斯くして本日の昼夜2食分たる「カツカレー」此処に仕込み完了せり。
昼飯分を皿に盛り付け、禁断の「カツカレー」いざ食らえば、激烈に美味なるかな。フライドテンダーチキンも良き案配にて揚がれば、均か10枚$3.00余也とは思えぬ次第。
キッチン内に設営されし私の寝所全景。そもそも常にキッチン若しくはキッチンに最も接する箇所を好めば、これこそ完璧至極にして素晴らしきかな。
いざWashington DC目指し出発、$1ショップにてステージ用化粧品一式購われし「ミツコ」ことみつるちゃん、大いに歓喜興奮されれば、果てしなき暴走の予感すれど、今更為す術も無し。
Washington DC到着する「街アナリスト」うっちー曰く「うわっ!DCも随分変わったなあ!」果たして彼がDCの何を知るやら、流石は「街アナリスト」たるべしか、一を知りて十を語られればこそ。
我等がGODの思し召しにて、レコード屋「Sam Records」急襲すれば、充分過ぎな戦果に満足せり。
今宵の会場Comet Ping Pong到着。
昨年初めて訪れし此処は、午後10時頃まではピザ・レストラン&ピンポンを生業とされれば、ライヴ会場たるべきホールは、客席部分のみならずステージに該当するエリアすら、未だピンポンに興ぜられし有様。
何とかステージ該当部分のみ卓球台撤収されれど、客席部分は未だピンポン営業中なり。因みに楽屋たるべきエリアも、未だピザを食らいワインやらビール呷られる客にてごった返せば、機材搬入こそすれ居場所すら無し。
漸くライヴ会場部分のピザ・レストラン&ピンポン営業終了されれば、楽屋も無事確保され、晩飯たるピザ各種配膳されれど、
昨年の敬意を以て、今宵はピザと知ればこそ、私はカツカレー残党に納豆すら召喚、斯くしてピザなんぞ断固拒否すれば、独り勝手に「納豆カツカレー」食せり。冷めこそすれ、そもそも冷えしカレーに抵抗あらざりて、冷めしカツも駅弁なんぞにては当然なれば、全く以て問題無くして、大いに美味。
残り2週間を切れば、愈々この期に及び禁断の日本食完全解禁を宣言す。所詮洋食たるカツカレーなんぞは、その狼煙に過ぎねば、明日より遂に食の国粋主義者とならん。然ればここに九字の印を切るものなり。「臨・ 兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前!」
今宵も「The Mounds」熱演繰り広げられれば、大いに盛り上がりし。
今宵は1時間30分程の若干短めなセット展開、オジーが憑依せしマドモアゼル・ミツコは、今宵も大暴走、PAスピーカーに駆け上がりての御乱行、会場内に歓喜の雄叫び若しくは悲鳴絶叫轟けば、今宵も大爆音にてほたえ捲り、大盛況にて幕。
ライヴ写真あれこれネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
終演後、機材撤収すれば、再びピンポン会場の姿へと復帰、
然れば元卓球部部長たる経歴誇るNANI君が、華麗な卓球プレイも御披露下さりし。
今宵もDC定宿たるJon宅へ御邪魔すれば、毎度御馴染みJonの絶品肉料理を以て御持て成し下さりし次第。今宵は「アメリカ漢の豚リブ煮込み」にして、大胆にも骨付き肉塊の儘、煮込まれし次第なれど、これが激美味にして絶品至極。
蕩けるが如き豚肉の豊穣な味わい、堪らぬ美味さなれば、
ヤングお兄さんなるNANI君も、大肉塊を頬張られ御満悦。
同じくヤングお兄さんなるうっちーも、是亦大肉塊頬張られ御満悦、
然れど堪らぬ肉食欲求昂じし余り、肉食鬼と化されしか。然れど案ずるに及ばず「若人よ、肉を食らいて血沸き肉踊らせよ!」
而してマタンゴ宜しく豚曰く「豚を食べると豚になっちゃうわよ~♥」
斯くしてWashington DCの夜は更け行きし。
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Washington DC
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