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Channel: 大ぼら一代番外地
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Cork

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昨夜は「MIYAZAKI」にて美食堪能、ぴか様とプチ打ち上げにてビールも呷れば、時差ぼけか扨又疲労なればこそか即寝成仏、然れば午前1時なんぞに目覚めし始末。何とか午前5時過ぎ再び就寝叶えど、如何せん空腹なれば僅か1時間足らずにして目覚めし有様、朝飯までまだ2時間余もあれば、界隈にて何かコンビニの如き探さんとすれど、如何せんここは欧州、況してアイルランドのCork、結局何も見付からねども、U.F.O.飛来せしを目撃、是を以て吉兆とせん。



階下のパブにて朝飯を所望し得ると知れど、フルブレックファーストより単なるトーストまで、各種並べど値段も併記されれば、何じゃ有料かいなと、結局「ベイクド・ビーンズ+トースト」なる下より2番目の代物所望、豆とパンのみなれば御飯と味噌汁と同じと思い、好まぬ処か忌まわしき限りなる食パンなんぞ食せり。然れど食後、宿泊客は無料と知れば、フルブレックファーストを逃し残念至極。



午前11時チェックアウトすれば、階下のパブにてオルガナイザーEmmettの彼女たる日本女性Chikaさんと待ち合わせ、いざ市内観光なんぞへ赴かん。



市場へ突撃、



魚屋が軒連ねる一角あれば、



大好物なる鯖に、思わず脳汁ならぬ唾液と胃液が大量分泌、



鮟鱇、あん肝にて熱燗なんぞ呷りたし。



ぴか様の買い物ツアーに同行、斯くして漂着せしは「MIYAZAKI」とは云わずもがな。因みにChikaさんは「MIYAZAKI」の重鎮スタッフ担われる次第。



定番メニューの他に、本日のスペシャルメニューもあれば「鯖弁!」の文字に目が釘付け、前回大いに堪能せし逸品なれば、況して先程市場にて鯖の姿拝みし経緯もあり、一切の迷い無くして所望せり。



ぴか様は、大将こと宮さん御薦め「漬けサーモン丼」腹身も半分交えての特盛りぶりに、ぴか様狂喜乱舞。



而して「鯖フライ弁当」拝めば、いやはや毎度驚かされるは、鯖片身を1枚のフライにされしが、大盤振る舞いにて2枚、即ち鯖1尾分を以てフライとされれば、付け合わせの酢の物や茄子の揚げ浸しも亦、大いに美味にして、そもそもフライの上に散らされし刻み葱、いとをかし。余りの美味さに、全身の細胞が歓喜の歌を大合唱、気分は既に大晦日か。



一旦火を灯されし饕餮ぶりは、然う然う鎮静し得ぬと知れば、此処は「海苔弁当」も所望、タルタルソース添えられし白身フライに、竹輪磯辺揚げ、金平牛蒡、海苔の下には昆布の佃煮、正真正銘海苔弁当にして、是亦大いに美味なれば、漸く我が饕餮の魂も鎮魂されしか、斯くして本日も絶品日本食を満腹満喫堪能、最早パンやらハムやらなんぞに立ち戻る事、到底叶わぬとは推して知るべし。



「MIYAZAKI」の大将こと宮さんと記念撮影に興じん。



「宇宙平和」ウルトラマンの前掛けが、然り気に粋なるかな。



恐悦至極にも、私も一緒に記念撮影して頂けば、素晴らしき日本料理の数々、御馳走様でした。帰り際に、今宵の晩飯に「カツカレー」更に明日の朝飯に再び「鯖フライ弁当」所望せりとは、最早望郷の年どころの騒ぎにあらず、脳内には「ひでぞう」辺りにて美酒美食堪能のイメージ、延々と涌き上がるばかりなり。



ぶらり立ち寄りし骨董品屋にて、凡そタチバナ先生の作品と思しき1点発見、是非にヒロボンに鑑定依頼せん。



今宵はCork市内にあらずWest Corkなる郊外にて演奏なれば、オルガナイザーEmmettと会場のオーナーSamとの待ち合わせ場所たるパブにて、光宙☆魔呼斗の欧州ツアー限定CDR増産作業に勤しまん。本日の増産分に限り盤面デザインが、ぴか様直筆ドローイング、ぴか様ファンには堪らぬレアアイテムならん。









これなんぞ既に「MIYAZAKI」賛歌に他ならねど、決して協賛CMの類いにあらねば、悪しからず。



御迎え到着すれば、CORK市街より車にて約1時間、凡そ60km走破と云えば、難波より和歌山市辺りまでと同じか、今宵の会場たるConnollys Of Leap到着せり。



今宵のポスターは「MIYAZAKI」のロゴ入りにして、有り難くも協賛頂けばこそ。



ステージ背後に掲げられるは、Pink FlydのThe Wallタペストリーにして、何とここConnollys Of Leapとは、現オーナーSamの父たるが先代務められ、斯くも郊外弩田舎なれど、当時よりカルトなブッキングを誇られれば、Cork音楽シーンに於ける重要ポイントなりけり。因みにこのThe Wallのタペストリーも、当時の「The Wall Tour」に因む激レアな逸品なりけりて、



更に2階にももう1点伺える次第。



アイルランドが誇るスーパーギタリストRory Gallagherの写真も飾られれば、先代たるSamの父と交遊深かりし。



サウンドチェックも済ませれば、



2階席より、ぴか様とドラムセットを臨む。



店内を散策徘徊、



裏口より出れば斯くの如し。



店の前に佇む郵便ポスト、アイルランドのポストは全て緑色なり。



Samの愛猫現れ矢鱈に甘え来る有様なれば、猫好きぴか様、大いに愉し気御満悦なり。



何故かねこに好かれる私なれば、気付けば私の膝にて安住されし有様にして、



然れば些か困惑せし私と、その気配を全く気にも留めぬ無遠慮猫との2ショット之圖。



嘗て服飾関係にも従事されにけりChikaさんが、Tシャツを奇麗に畳み直しディスプレイして下されば。どうも有り難う御座います。



而してそのChikaさんは「MIYAZAKI」より巻寿司パック20個託されれば、先着20名様に無料進呈なりけりて、なんちゅう太っ腹、ポスター等に「MIYAZAKI」のロゴ入れて頂けばこそ。然りとて所謂高級料理たる日本料理の巻寿司、況してや其処等の中国人や韓国人が営むバッタもん日本料理屋と異なり、凄腕の板前宮さんが供される妙味なれば、これは余りに御得過ぎなるかな。



今宵は何やら会場に漂う緩やかな心地良さに身を任せ、気付けば80分のロングセットを展開せり。嘗ての光宙☆魔呼斗のライヴパフォーマンスとは、超豪速球一本勝負的な猪突猛進ぶりを以て、その凝縮されし高濃度高密度のエネルギーを無差別大放射する様を売りとすれど、今年の2ndアルバムのレコーディングを機に、変化球を多投する軟投派への転身も伺わせれば、音楽的に一層の深化を遂げんとするものなり。
今宵は遂に、ライヴ写真の類いネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。







今宵の投宿先とは、会場内階上にある宿泊施設にして、然れば夜食用にと予め購いし「MIYAZAKI」の「カツカレー」食らえば、そもそも冷め切りしカレーなんぞ一切問題にせぬタイプにして、況してその味わい絶品なれば、改めて美味さしみじみ堪能し得しかな。全身に「幸福イオン」大量発生、多幸感至福感に満ち溢れれば、均かカレーの美味さを胸に極楽浄土目指さん。



斯くしてCorkの夜は更け行きし。

ぴか様ブログも更新されれば、是非に併せて御拝読頂きたし。


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