午前8時起床、昨夜は午前5時頃まで飲み明かせしか、流石に些か酒が残る有様にして、ふと外を見れば、何と雪が降り積もりし。おいおい、勘弁してくれよな、もう5月やで。
朝飯を拵えんとすれば、昨夜のハンバーガーに添えられしポテトの残り、更には昨日の道中弁当の残りたる縮緬山椒御飯の残りを召喚、これらをリサイクルせんとす。
自家製ハバネロオイルを以てフライドポテトを軽く炒めれば、縮緬山椒御飯の残りも投下、水少々を注し沸騰すれば、粉末カレー粉を投下、全体にカレー粉を絡めつつ水分を飛ばす傍ら、目玉焼きなんぞ拵えれば、
これらを盛り付け、此処にインプロ・リサイクル・クッキング「ドライカレーポテライス」完成せり。矢張り偉大なるは日本のカレー粉かな、一昨日に食らいし米産激不味レトルトカレーとは雲泥の差、日本人の飽くなきカレーへの追究無限にして、然ればこそ今回は、その恩恵に授かりし次第ならん。ポテト率高ければ、ライスにあらずサモサの中身の如きなれど、これはこれにて充分に美味なり。
昨夜は、梱包作業半ばにして、遂に力尽きしみつるちゃん、今朝は段ボール箱製作の精鋭たる兄ぃの助太刀ありて、梱包作業に精出されし。
既に100本を優に越えるカセットを確保されし津山さん、どや顔を以て記念撮影。
而してこちらも梱包作業へ。
類似ジャケットに惑わされ、不覚にも間違え別のレコードを購入されしみつるちゃん、これもまたレコード・ハンティング道に於いて、避けては通れぬ試練なり。
MARKの愛犬Fox、昨年は未だ子犬たれど、今や母親Kiwiと変わらぬ大きさにまで成長せり。
道中弁当として拵えし「炊き込み御飯＋葱の味噌汁」本日の出発遅ければ、昼飯として食らいしものなり。炊き込み御飯は、津山さんが日本より持参せし炊き込み御飯の素を以て、炊き上げし代物、油揚げに思わず落涙寸前。
御世話になりしMarkとKerryと共に、記念撮影。
いざ出発すれば、先ずはスーパーにて買い出しせん。スナック菓子を購入されしみつるちゃん、店内にて既に開封、貪られる有様なり。
然れば我等が神Justinに誘われしは、勿論レコード屋Hymie Vintage Recordsにして、最早突撃あるのみ。
カセット物色中の津山さん。その直後、恐るべきカセット群を購入せざるを得ぬ事態が待ち受けしとは、未だ知る由も無し。
何せ尋常ならぬ埋蔵量にして、そのコーナー分類の細分化ぶりも圧巻なれば「Music is so good but the movie is so bad」やら「Adult only! TOPLESS XXX」なんぞすら有り。
レコードを愛すればこそ、ジャケットを裁断、ポストカードとしてリサイクル販売もされれば、
レコード盤面ラベル部を切り出し、コースターとしても販売されし。
入口に飾られる某フォーク歌手某デンバーのジャケットは、見事なる落書きされっぷりかな。
さて一路ノースダコタ州はFargo目指し爆走、西へ向かえば西陽が直撃するも道理なれど、地平線と水平に垂れ込める雲の間より覗く夕陽、いとをかし。
Fargoへ到着すれど、先ずはレコード屋Mother'sを急襲せり。
午後9時を前に、漸く夕陽を拝む次第。
続けて閉店直前たりしOrange Recordsをも急襲せり。
カセット物色に余念無き津山さん。
漸く今宵の会場The Aquarium（Dempseys Upstairs）到着。楽屋には、地球外生命体たる病原体に感染されし、某有名バンドの証拠写真ポスターが貼られし。
ネット接続するや、数日後に控えるカナダ国境越えに関し、諸事確認等に奔走させられれば、今宵はTjutjunを見逃せり。
今宵も爆音にてほたえ捲り、盛況にて無事終演。アンコールは久しぶりなる「La Novia」なり。ライヴ写真の類い、ネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。
郊外のホテル泊、流石に皆様御疲れの様子なれば即寝成仏。睡魔の訪れを待つ私のみ、ネット接続にて業務あれこれ片付けんとすれば、またしても徹夜覚悟にて挑むものなり。
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Fargo
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