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Channel: 大ぼら一代番外地
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Chicago

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時差ぼけなりに規則正しく午前6時起床。宴の夜が明けし朝とは、万国共通同じ空気にして、散乱するビール空缶を眺めつつ、アメリカの日常的白日夢の如きを夢想せり。

 

 

朝飯食らわんとすれば、ツアーも中盤戦突入せし故、愈々史上最強即席袋入り麺「寿がきや 名古屋名物 味噌煮込みうどん」満を持し召喚、トッピングに椎茸をぶち込めば、

 

 

傍らにて起き抜けるや寝呆け乍らも、米奉行の重責全うせんとするウルフ、米を炊ぐ真に天晴れな姿、

 

 

然れば麺も茹で上がりし故、一旦丼へ移し、残りしつゆに冷蔵庫より失敬せし玉子投下、斯くなる2段調理法を以って、麺と玉子、各々御好みの調理具合に仕上げ可能、そもそもこれは、名古屋生まれ名古屋育ちなる元「名古屋猫屋敷」女主たりしヨーコちゃんより伝授されし奥義なり。

 

 

いざフュージョンアップ「名古屋の力お借りします!味噌煮込みうどん スーチャンエイト」食せり。

 

 

些か早めなれど、ごはん炊き上がれば昼飯にせんとす。以前アジアンスーパーにて贖いし長芋、満を持し召喚、冷蔵庫より再び玉子失敬し、とろろ汁拵えんとすれば、即席納豆汁も召喚、

 

 

斯くしてとろろ汁をごはんにON! 昆布つゆ施し刻み海苔散らせば、いざフュージョンアップ「ねばねばなやつ頼みます!とろろ飯&納豆汁 ヤポネシアンフェイヴァリット」大いに堪能せり。

 

 

名残り惜しけれど、出発の刻限と相成れば、Sandy姐さんの愛犬Puppyと東君之圖。

 

 

名残は尽きねど、いざ出発せん。有り難うSandy姐さん!

 

 

米国内時差にて本日1時間得る我等なれば、その1時間を有効利用すべく、我等がGodに導かれしはレコード屋「Hello Records」なり。掘り出し物数多なれば大いに散財せり。

 

 

斯くしていざイリノイ州はChicago目指し爆走せり。給油休憩の際、珍しく未だウィッグ装着されぬミツル子さん曰く「ウィッグ用ネットがキツくなって、頭がジンジン痛い…」「えっ?それって頭まで肥えて来たんちゃう?」「えっ!?」「頭皮と頭蓋骨の間に皮下脂肪が溜まってきたんちゃう?」「えっ!?」「もう腹に付く余裕なくなって頭まで来たとか…?」「えっ!?」「この儘行ったら『頭デブ』になるで、きっと…」「えっ!?」「最後はでこっぱちみたいになるとか?」「えっ!?」

 

 

NANI君曰く「タバタさん、このツアーで確実に顔デカくなってますよね」それこそ「ミツコデラックスへの道程」辿る証たらんや。

 

 

一見何やらケムール人若しくはゼットン星人かと思いきや「ホーケー星人」参上、

 

 

而してその正体は「一皮剥けたウルフ!」微妙やな…。

 

 

Chicago Skyway Bridgeを越えれば、愈々Chicago突入。

 

 

ハイウェイが「Local」と「Express」に分かれ、成る程これは素晴らしきシステムならんや、流出流入に伴う渋滞が、本線の運行状況に影響与えぬ知恵ならん。

 

 

今宵の会場Empty Bottleへ到着。

 

 

実十里さんより追加発注せしAcid Mothers Cat10匹到着せり。今宵よりShopzoneにて里親探し再開せん。

 

 

楽屋にてアー写撮影ミッション果たせり。

 

 

晩飯は隣接するレストランバーより注文し得えば、ハンバーガー焼き具合レアにて所望、

 

 

道中弁当に拵えしおにぎり召喚、

 

 

斯くしてハンバーガー中身のみを、おにぎり添えて食らいし。アメリカに於いてステーキ等の焼き具合問われ「Bloody Rare!」なんぞと答えれど、大抵ミディアム若しくは焦げ焦げウェルダンなるが常にして、斯くもレアな焼き具合とは稀と知れ。

 

 

「パンは器」なる食哲学を貫けば、バンズは其の儘廃棄処分、フレンチフライはリサイクルすべくテイクアウトせり。

 

 

今宵先鋒務められしは地元バンド「Axis:Sova」ドラムレス編成サイケパンクバンドなり。

 

 

次鋒務められし「Babylon」大幅に曲順入れ替えてくれば、若きロック魂全開の大熱演、然れど惜しむらくはサウンドチェック時のジャムセッションの方がキレもありカッコ良ければ、ツアー千秋楽までに一層の飛翔ぶり期待するものなり。写真撮影し忘れれば、悪しからず。

 

今宵も90分のセットを披露、ミツコさんのお色気パフォーマンもやんやの大喝采。下の画像は、私がステージ上より撮影せし1枚なり。

 

 

音楽そのものの真髄に迫るべく、今宵も切磋琢磨試行錯誤しつつ怒涛の疾走、大いに盛況にて幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。ミツコさんも肩紐を上げ乍らギターを弾く姿、ファン垂涎の1枚ならん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終演後、バーカウンター界隈にてグラス片手に、旧友知人達と大いに歓談。

 

投宿先たるPlastic CrimewaveことSteve宅へ。御馴染みアメコミ&ロックミュージアムなり。旧友知人達も同席すれば、細やか過ぎなるプチ打ち上げ状態。

 

 

 

(下の画像はSteveのFacebook写真アルバムより無断借用転載させて頂きし、悪しからず。)

 

 

どん兵衛食らい御満悦なウルフの微笑。愛妻おはぎちゃんより、SNS上にて公式に御懐妊発表もあれば、改めて御目出度う。然りとてこの邪なチャラ男が父親になると思えば、是如何に。勿論事の始めより父親たりし男なんぞ居る筈もなく、然れば女性も亦然り、然れば持ち前のハイ女子力を駆使して、精々良き夫且つ父親になられんと願う次第。頑張れウルフ!

 

 

パーティーは既に散開、旧友知人御一同は帰路に就かれ、皆様就寝すべく消灯と相成れば、我等「夜更かし組」暗躍の時を迎えし。

晩飯のフレンチフライ残党召喚、NANI君より玉葱1個頂戴すれば、椎茸、キャベツ共々刻むや、

 

 

傍らにて牛蒡も切れぬ余りに鈍らな包丁に、悪戦苦闘せられしNANI君曰く「これもう鈍器ですよ!」

 

 

而して私は、以前インド食材屋にて贖いしレトルトのビリヤニと、道中弁当残党たるおにぎり1個を召喚、これと先の野菜群を以って「ドライカレー」なんぞへリサイクルせんとす。

 

 

野菜群炒めるや、ビリヤニとおにぎり投下、持参するメタルインドカレーを以って味のベクトル修正図れば、

 

 

いざフュージョンアップ「メタリックなやつ頼みます!ドライカレー インディアンデスメタル」食せり。

 

 

NANI君は「金平牛蒡」仕込み中なり。

 

 

NANI君の携行するジャックダニエルなんぞにてグラス交わせど、気付けばMacBook Proのマウスパッドを枕に轟沈、NANI君に起こされれば、頭にてマウスをクリックせしか、デスクトップは何やら悍ましき有様。

 

斯くしてChicagoの夜は更け行きし。

 

並走更新中なるNANI君ブログも、是非に併せて御拝読頂きたし。

 

 

 

 


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