U.F.O.よりのメッセージを受信せしと確信するや、目覚めれば午前2時半なり。而して二度寝なんぞ滅多に叶わぬ私なれど、何故か突如意識喪失轟沈、果たしてあの刹那に何が起こりしか。
午前6時半、再び目覚めれば、昨夜のテイクアウトせし中華料理残党たるごはんに、レタス刻み入れ、ドイツ製中国風即席麺に添付されし粉末スープ少々を施し、マヨネーズ投下、いざ攪拌し食らえば、正にプラシーボ・クッキング「何となく焼飯」にして美味なり。
いざPrahaへ赴くべく、先ずはトラムにてBrno中央駅へ。旧東欧諸国に於けるトラムやバスは、大抵皆様無賃乗車なれば、郷に入れば郷に従うべし。
Brno中央駅に到着、長距離列車発着は、現在昨日下車せしBrno dolni nadrazi駅にて何やら代行される様子なれば、いざBrno dolni nadrazi駅へ赴かんとすれど、あのど田舎駅周辺には売店も殆どあらざれば、中央駅構内のベトナム料理屋にて、シュニッツェルの如しを所望、
鶏肉カツレツとフライドポテトのみなる男前な一品なり。
Brno dolni nadrazi駅に到着、観光用列車と思しきレトロな佇まい眺むるや、実はこの緑色の機関車、所謂SLを前後反対に連結、大凡蒸気機関部分をディーゼルエンジンに積み替え改造、そのレトロな出で立ちのみリサイクルされにけりか、然りとて何故SLを敢えて前後逆さまにされしか、果たしてSLリサイクルとバレぬ為か。
このど田舎駅、駅舎もあらざれば、そもそも欧州なれば到着プラットホーム案内は到着10分前辺りにして、乗客の皆様は其処彼処にて、
若しくは日差し及び雨避け用たらん東屋の下、待つしか術もなし。
漸く列車到着すれど、
我々の指定席がある車両は、ホームに届かぬ儘に停車、須くも前方の車両よりの乗り込むしか術もなし、ってどないやねんな。
約2時間半の列車の旅にて、Praha駅到着。
投宿先たるホテルへチェックイン後、界隈散策するやトンネル発見、
トンネルを越えれば、そこはベトナム料理屋たりし。
然れば「フォー」所望、
大いに美味なり。
隣接する食料品日用品店にて、斯くなる代物も販売中なり。
徒歩にて今宵の会場へ。
今宵の会場Cafe Trilobitへ到着せり。
ここ最近は、先ずホテルにてチェックイン済ませ、機材のみ携え会場へ赴くが常、然れば連日何かひとつエフェクターを持参し忘れる体たらく晒せど、今宵は肝たるリバーブを忘れれど、人生とは左様なるもの、空間系エフェクターあらざれど何とするものぞ、ギターなんぞ弦さえあれば何とかなると知れ。
今宵はOHPにてプロジェクションありと伺えば、幾許かなり楽しみとすれど、何と静止画状態と知るや、大いに落胆せられし。
今宵も「Acid Mothers Temple SWR」「河端一 solo」「赤天」「津山篤 solo」「Ruins Alone」「Zoffy」「サイケ奉行」「Zubi Zuva X」怒涛の勢いにて走り切れば、盛況にて幕。
下は、私がステージ上より撮影せし写真なり。
「赤天」
「津山篤 solo」
「Ruins Alone」
帰路に於いて、地球外生命体入植の証したる告発Tシャツ発見、2003年より地球外生命体DNAを密かに人体へ注入されにけり。
ホテルへ帰還するや、食料品日用品店にて購入せしタイ製即席麺「トムヤムクンラーメン」に、レタス残党ぶち込み食せり。
Wi-Fiが微弱過ぎ故に自室にてネット接続叶わねば、未だ日付越える前なれど、既に津山さんも吉田氏も消灯就寝、私も後を追うが如く轟沈。
斯くしてPrahaの夜は更け行きし。