昨夜は早々に即寝成仏すれば、午前2時半起床。付けっ放しのテレビにて「チャームド ~魔女3姉妹」放送中、然れどふと見れば水木しげるの「テレビ君」の如き謎のオヤジが、画面内に巣喰う有様、
このオヤジのキャラ濃厚にしてアクションオモロ過ぎなれば、
全く以て目が離せぬ有様、
突如完全静止、均かフリーズされしかと思いきや、
何と、
消滅せられし。テレビ君ならぬ「テレビオヤジ」は何処へ。貴方のテレビに現れるやも知れぬとは、誰が知るらん。
以前アジア系スーパーにて購入せし牛蒡と、昨夕界隈のスーパーにて購入せし鶏腿肉召喚、
スライサーにて牛蒡スライス試みれば、不覚にも前回削ぎし親指先を、亦してもざっくり削ぎし体たらく、意外にも流血止まらぬ様にて、洗面所周囲が血塗られし惨劇現場の如し、清掃係の方へ此処に深く陳謝させて頂く次第。
灰汁抜き処せし牛蒡を、水湛えしケトルへ投下、
鶏腿肉を切り分ければ、
これもケトルへ投下、更に昆布つゆ少々注し、
ひと沸かし、
斯くしてケトルクッキングの醍醐味にして真骨頂たる「鶏牛蒡鍋」完成、
いざ食らえば、ケトルなればこその超速加熱故か、鶏腿肉はぷりぷりな炊き上がり、牛蒡の芳しさと相俟り、激烈に美味なり。
例のテレビオヤジもカムバックすれば「鶏牛蒡鍋」堪能しつつ鑑賞、
「鶏牛蒡鍋」美味過ぎにして、間髪入れず第2弾へと雪崩れ込めば、
続けてジョージ・メンデラック監督作品「Presumed Dead」放映されれば「ツインピークス」にてはオードリー・ホーン演ぜられしシェリリン・フェンと邂逅、
Mary Anne "Coop" Cooperなる女探偵役なりけりて、奇しくも「クーパー」とは「ツインピークス」主役にして、オードリー初恋の人たるデイル・クーパー特別捜査官を想起せしとは云わずもがな、
熟女となられれどその美人ぶり不変にして、帰国すれば新シリーズたりし「ツインピークス・シーズン3」鑑賞し得ると思えば、再びオードリーと再会し得る喜びも湧き上がらん。
斯くしてテレビ鑑賞しつつ「鶏牛蒡鍋」に舌鼓乱打、
「鬼平犯科帳」にて御馴染み「五鉄」名物「軍鶏鍋」ならねど、鬼平気取りて日本酒も呷れば、惜しむらくは細君久栄こと多岐川裕美不在とは云え、何とも素晴らしき1日の始まりかな。
道中弁当拵えんと、昨夕スーパーにて贖いし海老召喚、先の「鶏牛蒡鍋」残党つゆ湛えしケトルへ、玉葱スライス共々投下、
ツアー序盤に購入されれど、アジア食材の台頭の前に、出番を完全に喪失、既にその存在すら忘却の彼方たりし粉末トマトスープ召喚、昨日アジア系スーパーにて補充せしカレー粉共々、ケトルへ投入、
ひと沸かしするや、
これにて「海老入りカレー」完成、蓋付きプラ容器に全て収監し得ねば、具材のみ取り出し、今朝も「一日一膳頂戴之儀」にて頂戴せし「炊かし米」の上にON! 斯くして携帯可能な状態へ至れり。
チェックアウトを前に、今一度このホテルの狭小さを綴らんとす。下の画像、左側に見える鍵が刺さりしドアが、入口内側より眺むる状態にして、正面に開けるはバスルームのドア、右側にはクローゼットが鎮座、撮影するこちら側にベッド設置される次第。
入口のドアとバスルームのドアを同時に開けば、斯くの如くドア同士がぶつかり合い、完全に塞がれる有様。
入口ドアを全開(約90度)開けば、ベッド設置されるこちらへの通路は、僅かこのクローゼットとドアの隙間たる30cm余にして、
何とかスーツケースがギリギリ通過し得る幅なり。
即ち外より部屋へ入る場合、入口ドア開けるや、先ず左側のバスルームのドアを開け、一旦スーツケース共々バスルームへ入り、入口ドアを閉めれば、漸くバスルームよりベッドルームへ辿り着き得る次第。
下の画像は、外より画面右側の入口ドアを開き、スーツケース入れるべく画面左側のバスルームのドアも開きし一幕、この後左側のバスルームへ一旦入り、右側の入口ドアを閉め、バスルームより右側ドアの背後に控えるベッドルームへ至り得るものなり。スーツケースの幅を以てギリギリ入室可なれば、欧米の巨漢デブなんぞ入室到底不可とは云わずもがな。
いざManchester目指し出発せり。道すがら追い越し様に「RH」ロゴ眩しき「ルインズ波止場トラック」発見せり。
今宵の投宿先は、スポーツパブ階上のホテルにして、日本で云う処の商人宿の如きか。
仕上げに花椒ハバネロオイル投下せし、本日の弁当「海老入りカレー」食せば、さすがは日本のカレー粉、素晴らしき芳しさ、安定の美味さかな。因みに下の画像に於いては、米奉行ウルフの「炊かし米」一粒も確認し得ねど、このカレーの下に潜む次第。因みに「海老カレー」と称さぬ理由は、拙ブログにても幾度か述べれど、ガキの頃より海老フライ2本添えられし一品を以て「海老カレー」と馴染み認識すればこそ、悪しからず。
いざ今宵の会場へ出撃すれど、カーナビを以てしても到着叶わず、然れば「カプセル怪獣ウルフス」出動、然れど結局自力にては発見し得ず、運良く組合長に邂逅するや、その組合長が御案内下さりし次第。
斯くして今宵の会場「 Soup Kitchen」へ到着せり。
昨夜、ギター絞首刑に処せど落下せし痕跡か、予てよりそのネックよりボディへ至る活断層数本確認し得れば、活断層の歪みの影響にてピックガードの一部が押し上げられれど、遂にその箇所が割れ、凡そ5mm程ピックガードの断片が重なる様にして、それに伴いフロントピックアップも崩落、今宵も含め残り6公演なれば、何とか完走して頂きたし。
「チェキ付き俺折れスティック」のみならず割れシンバル、破れヘッド等、連日好評販売中なるNANI君なれど、そもそもスティックは固より、新調せしシンバルでさえ下手すれば僅か2日にて引導渡される様なれば、流石に買い換える出費も馬鹿にならずして、これらの売り上げは全額其れ等経費へと消え行く次第。
因みにNANI君は「チェキ付き俺折れスティック」の売り上げ状況が、中盤にて芳しからねば、況して連日夥しき折れスティック量産されれば、流石に過剰在庫と相成ると判断され、大量の折れスティック廃棄されし経緯あれど、終盤戦に突入するや「チェキ付き俺折れスティック」の売り上げが右肩上がりにて急上昇、均かの在庫切れに追い込まれる状況向かえられるや、先達て大量の折れスティック廃棄処分にせし軽率さを、大いに悔いられる次第。奇しくも此処に来て新調せしスティックが折れねば、商品追加も儘ならずして、曰く「ヤバい!リハでスティック折らな!」何やら既に本末転倒されしか。「捨てんのはいつでも捨てれる」然り気に発せし私の一言が、皮肉にも深く突き刺さらん。いやはや人生なんぞホンマこんなもんやな。
サウンドチェック終えれば、界隈にアジア系スーパーマーケットありしと記憶、今一度ケトルクッキングの醍醐味にして真骨頂「豚しゃぶ」に興じんと思えば、例の「豚薄切り肉」求め、NANI君とウルフ引き連れ、いざ出撃せり。
入口へ到着すれば、タッチの差にて閉店かと残念がるや、セキュリティーの方が「10分なら」と入店許可して下さり感謝感激、謝謝。
私は、豚薄切り肉 2パック、白菜 1玉、納豆(4パック入り)、豆腐 2丁、もやし 1袋、冷凍餃子 1パック所望せり。斯くして各々求めし食材購入果たせば満足至極、充実のひと時かな。
今朝削ぎし親指先に、高級絆創膏の如き装着、その様が思わず魚の頭もしくはウーパールーパーの如きに見えれば、思わず目玉なんぞ落書せり。
楽屋にて、皆様魅惑のインターネットの世界へ旅立たんとするや、自ら「IT奉行」すら名乗られにけるウルフ曰く「あれ?接続出来ないんだけど…NANI君は接続出来てる?」NANI君のブログにて拝見せし昨夜の件りもあれば、揶揄い半分にてウルフ口調を真似て曰く「僕の考えでは、まずねぇ、Safariを開いてみるんだよ。」「いや、やってみた…」「後はねぇ、Wi-Fiを1回切って、再接続してみるんだよ。」「いや、やってみたけど無理だったね…」然れば愈々NANI君曰く「ちょっと見せてみな。もしも俺が解決出来たら、ウルフの『IT奉行』剥奪、俺が『IT奉行』やからな。」
「…………………………………」
「どんな感じ?」愛妻おはぎちゃんより毎日送信される愛娘「潤子(と書いて『ウルコ』と読む)」ちゃんの写真を心待ちにすればこそ、況して自分のみネット接続果たし得ぬ状況に、平静装わんとすれど、大いに焦燥感煽られるウルフなり。
「これでどう?」「ありがとう、どうかな…(いや、僕の考えでは『IT奉行』を名乗る自分でさえ解決出来なかったんだから、NANI君如きが解決出来る筈ないんだよね…まあ万が一と云う事もあるし、一応頼んでみただけ……………んっ!!!」
「ありがとう!繋がったよ!」「よっしゃー!これで今日から『IT奉行』の名は俺が貰ったで!」
欲目出し『IT奉行』の役職にまで手を出さんとは、ウルフの魂胆垣間見えたり。幸い「不埒な悪行三昧」に至るには、余りに小者、未だ精々虚勢張る程度ならば、わざわざ天誅下す価値さえなしか。
楽屋の冷蔵庫に、先程購入せし豚薄切り肉 2パックと冷凍餃子を格納、ウルフも冷凍餃子ぶち込まれれば、万が一にもケータリングと間違われぬよう名前記せし。
今宵は95分のセットを披露。ツアー終盤戦なればこそ解体&再構築に勤しむべく、序盤より別次元宇宙目指しウルティメイトブレスレット装着するや、未だ見ぬ別次元宇宙へ突入、怒涛のストロングコロナを以て大疾走、而して最後はギター絞首刑、大いに盛況にて幕。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
終演後、東君曰く「Nickが来てくれてたよ。」Nick、嗚呼、懐かしや。1999年、AMT宗家初めてのManchester公演を主催下さりしオルガナイザーにして、何せ印象深き逸話とは、当時未曾有の大赤貧ツアーを展開中なれば、食糧乏しくして、Cottonが持参せしレトルト入り粥を5人にて分け食せし程、未だ無名バンドなれば質素極まるケータリングすら、根刮ぎ持ち帰りし逞しさを以て、何とか食い繋ぎし有様たれど、Manchesterへ漂着する頃には、全員大いに餓くして、先ずは投宿先たるNick宅へ辿り着くや、彼が我々との晩餐の為にと拵え下さりしギリシャ料理の数々、これを発見するや、全員餓鬼の如く貪り食らいし次第。その余りの様に、Nickは大層驚愕されれど、其処まで我々が耐え凌ぎし劣悪な境遇を慮り下さればこそ、大いに歓待下さりし。
残念乍らNickの姿、既に見当たらねば再会の機会逃せども、彼が今尚、斯くも顔出して下さる事に感謝感激、而して彼が今も元気たると知れば、次回こそ再会果たしたきと願うものなり。ツアー生活に於いて、旧友や知人との再会こそが、何よりの愉しみなれど、況して未だ無名時代よりの知り合いとの再会は、正に感慨一入なるかな。
撤収完了後、亦してもMorganの提案にして、サンブッカを以て、組合長も交え乾杯せり。
下の1枚は、組合長のFacebook写真アルバムより無断借用転載させて頂きし。連日筋トレに励むMorganならば、今や「Hulk Morgan」の異名取る程なり。然れば引き裂き用Tシャツを、是非にも贈呈せん。
投宿先ホテルへ帰還、今宵は東君とウルフなる上司&部下コンビと同部屋なり。私のケトル拝借し、夜食「ラーメン&餃子」食される様に「『炊飯器クッキング』とか云うてた癖に、その信念の無さは何じゃ!」一喝されれど、そもそも馬耳東風ならぬ狼耳東風なるウルフなれば、その心中にて「いや、僕の考えでは、最初からケトルもいいなと思ってたんですよね」なんぞと呟くとは、察するに余りあり。
片や携帯用電気調理器、通称「ポコポコ」を以て、廊下のコンセントに接続され炊飯される東君の孤高ぶり、到底「天下御免の御調子者」「チョイチョイ君」なるウルフには、全く以て理解し得ぬ領域たらん。
御楽しみタイム到来、今夕贖いし豚薄切り肉を召喚、
豆腐、白菜、おろしポン酢も用意すれば、
ケトルクッキングの醍醐味にして真骨頂たる「豚しゃぶ」再び、NANI君より御裾分け頂きし濃縮昆布出汁湛えるケトルへ、具材まとめてぶち込むや、
いざひと沸かしせん。本日のケトル・ポジションは斯くの如し。
ひと沸かしにて調理完了、その所要時間僅か1分弱と知れ。
おろしポン酢へ着水、いざ食らえば宇宙全部を多幸感にて包み込まれしが如き、別次元的至福感到来、これぞ正にケトルライフの真髄なるかな。
全身より放射される至福オーラを御覧じられたし。
隣室にて、同じく「豚しゃぶ」に興じられるNANI君も、斯くの如くハピネスオーラ大放射なり。
今宵は、愛しのNANI君と2人部屋なるミツルコさん、ハピネスハプニングに胸も腹も膨らまされれば、滲み出るにやけっぷりも抑えられぬ有様かな。
「豚しゃぶ」天国満喫、結局亦しても豚薄切り肉1パック殆どをぺろり平らげし次第。
而して上司&部下コンビは既に夢の中。何気に同じようなポーズの寝姿とは、此亦睦まじきばかりかな。
斯くしてManchsterの夜は更け行きし。
NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御拝読頂きたし。