遂にはインドさんもバーカウンターにて轟沈されれば、楽屋へ篭り一人徹夜にて「ウルトラマンメビウス」観戦せり。午前9時頃、皆様漸く起き抜けられ、然ればいざ福岡へ向け出発せん。
「昭和40年会」同志たるインドさん、気付けば概ね20年来の付き合いかな。年に1度か2度の再会果たすのみなれど、同い年なればこその共鳴もあり、毎度朝までの怠惰にして意味深長なひと時を満喫させて頂けば、次回は年明けて2月、今回は諸事情にて禁酒貫徹すれど、今度は一緒に酒飲まん、朝まで飲み明かさんと誓うものなり。
インドさんと記念撮影之圖。
山口より福岡へ向かうならば、当然ドライブイン「ドライブイン みちしお」へ立ち寄り、名物「貝汁」堪能せん。
東君は「貝汁 特大」所望されし。果たして何粒のアサリが、その巨大椀に蠢く次第か。
「My 箸」なんぞ携行される糞エコロハス野郎「ジブン・サガシ」君、是非一度、一楽さんにシバき回されるが良ろしと切望する次第。
絶品「貝汁」やら
「糸造り(八町)」なんぞ所望すれば、
「糸造り」をごはんへON! 携行する生青唐辛子を、山葵代わりに添えるや、これにて「糸造り八町丼」として食せり。
山口なれば河豚と思えど、生憎本日は鮟鱇のみなれば「鮟鱇唐揚げ」食せり。
腹も膨れれば、同じ敷地内に隣接する「天然温泉 みちしお」へ赴かん。心地良く旅の垢も落とし、湯上りには先程「ドライブイン みちしお」にて贖いし「みちしお饅頭」食せり。
ソフトクリーム堪能されるNANI君之圖。
いざ九州を目指さんとするや、不毛の極み「自分探しの旅」の途中なりける「ジブン・サガシ」君が、絶賛ヒッチハイク中。
関門海峡を越え、いざ筑紫洲こと九州へ上陸せん。
先達ての南米ツアー中に発症せし左足甲の感染症が、急速に悪化すれば、最早杖の補助あれども歩行不能に近き有様、急遽福岡市内は今宵の会場付近にて目星付けし病院へ直行、此処まで全行程運転せし私なれど、此処より会場までは、ルーキードライバーNANI君へハンドル託せり。御本人曰く「怒られても安全運転」なる程に、とことん安全運転に心掛けられるとは、心強き限りかな。
診察の結果は、アルゼンチンにて受診せしと当然同じにして、抗生物質を処方頂けど、再発の可能性は常に秘められ、完治には優に1年を要さんとの事。然りとて生来の刹那主義且つ享楽主義、運命論者にして楽天家なる私なれば、己れ自身が完治せしと感ずる刹那を以て、投薬を含め治療を停止するは毎度の事、今回も取り敢えず歩行に問題あらざらんまで回復すれば上等至極、医者のヌカすことなんぞ耳三部にて充分と知れ。
感染症の痛みもあれど、先程「みちしお温泉」内の湯船の隅にて左足小指をしこたまぶつければ、不運にも小指の爪が剥がれ掛からんと半ば浮く惨状にして、正に「痛みの上書き」この痛みの方が現在は上回る体たらくぶりを露呈せり。
NANI君が迎えに来て下されば、今宵の会場Peceへ一足遅れにて到着せり。
既にステージ奥中央には、旧友yamatoが製作されし巨大回転式照明マシーンが鎮座されれば、ステージを完全占拠、然れば我々は急遽増設されし特別ステージにて演奏すべし。
無事サウンドチェックも完了するや否や、下の写真の如き輩が、不注意極まりなくもその巨大回転式照明マシーンに接触、未だ回転中たれば、共に回りし挙句、完膚なきまでに破壊せり。一瞬場内は、果たして何が起こりしか俄かに信じ難くも、均かの絶望的空気立ち籠め、元凶たりし無神経極まりなきデブ野郎への呪詛の声さえ高まれど、被害者御本人たるyamato曰く「未だ開演まで4時間あるからなんとかします」その不屈のポジティヴぶりに、義に生きる盟友東君もその「ゴッド・ハンド」を以て修理に協力惜しまぬと、秘奥儀「ヒガシテック」発動せられし。果たして無事修理叶うや否や。
今宵のオルガナイザーも務めるウルフなれば、我々に福岡名物「水炊き」を馳走下さらんと、彼の御贔屓店へ案内下さりし。
今宵も禁酒を貫徹せんとする私は、熱き茶を啜りつつ、いざ突き出したる「蒸し鶏棒棒鶏風」かと思しきより幕開け、
ブツ切りに処されし鶏肉ぶち込まれし白濁するスープが、火に掛けられれば、
先ずはそのスープを頂戴せり。
鍋料理と云えど、皆して気儘に具材ぶち込み、各自思い思いに箸を出す庶民的雰囲気なんぞとは完全に一線を画し、担当の女給の方が、御丁寧にも各々の器へ取り分けて下さる次第、
斯くしていきなり「腿肉ブツ切り」
続けて「胸肉&手羽」女給の方曰く「先に胸肉より御召しあがり下さい」
更には「つみれ」を鍋へ投入される次第、
この段階にて再びスープも頂戴すれば「先程との味の違いを御愉しみ下さい」而して「つみれ」も食らえば、これは絶品至極かな。基本的にはポン酢を以て食す次第、塩や柚子胡椒も用意されれど、極薄味嗜好の私なれば、付けダレとしてはスープにて薄まりしポン酢を以て良き塩梅、スープに至れば生の儘を以て鶏の旨味存分に堪能し得れば、敢えて調味料を加えるは不要たりし。然れどそもそも福岡の味付けは濃厚と伺えば、成る程此処へ調味料あれこれ加えるは必須にして不可欠たらん。
漸く豆腐と野菜投入、濃厚なる鶏スープにて炊かれれば、さぞ美味たらんとは想像に易し。然りとて、最初に鶏肉ばかり全て食せば、個人的には鶏肉と野菜を交互に食したき衝動に駆られ、果たして何故斯様な仕来りと相成りしか。
野菜も丁寧に取り分け盛り付け下さりし。白菜ならずキャベツとは、思わずもつ鍋んんぞ連想すれど、これももつ鍋発祥の地たる福岡なればこそか。
〆は「雑炊」にして、正に此処までの過程に於ける旨味を見事に凝縮、絶品至極たりし。
何気に「懐石料理」気取りたる福岡名物「水炊き」頂けば、その御値段も亦それ相応にして、NANI君へ「これやったら『高級和牛しゃぶしゃぶ』食えるで」と零せしは、私が偏狭偏屈なる「大阪原理主義者」なればこそ、悪しからず。
会場へ帰還、楽屋にて待機すれば、階下のステージより歓喜歓声轟けば、先程破壊されし巨大回転照明マシーンが無事復旧せしとは、疑いの余地もあらざらん。不慮の事故とは云え、決して諦めぬyamatのその強き意志こそが、今宵の成功を確約せん。有り難うyamat。
今宵は100分のセットを披露、今回のツアーの主旨たる「解体&再構築」愈々次なるステップへ突入せんとすれば、光の絡繰師yamatが織り成す、個人的には何やら懐かしき感覚さえ生ずる世紀末サイバー感も相俟り、闇と閃光に導かれるハイパーぶりを以て「痛みの上書き」施されし左足の痛みに苦悶しつつも、怒涛の極悪暴走状態へ。今宵も大いに盛況にて幕。
ライヴ写真ネット上にて一切拾遺叶わねば、せめてyamatの巨大回転照明マシーンの写真を以て、此処はイメージ画像として御茶を濁させて頂く次第、悪しからず。
今宵、AMT宗家@Peaceへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
終演後、バーコーナーにて未だ皆様大いに盛り上がる様なれば、私の如き五十路オヤジは場違い極まりなくして、楽屋にて独りゆるり過ごさせて頂かん。店長さんの御厚意にて、界隈へ食事に御誘い頂けど、そもそも今宵も禁酒すれば、場を白けさせるも申し訳なく、況してや身動き儘ならぬ「チンバもん」なれば、精々界隈のコンビニにて贖いし「海苔弁当」に、携行する青唐辛子添え、これを食らい乍ら「ウルトラマンメビウス」鑑賞に耽るものなり。
斯くして福岡の夜も更け行きし。
NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。






























