Quantcast
Channel: 大ぼら一代番外地
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4128

Brooklyn

$
0
0

昨夜は見事な半月たれば、メッセージに従い愈々行動起こすべし。

 

 

午前8時半起床。

 

 

欧米のトイレには、概ねマッチが常備される次第なれど、これは消臭効果を狙えばこそ。

 

 

ダイニングキッチンの隅に拵えられし私の常寝床、完全に仕切られし極私的空間にしてキッチンへ最短距離に位置すれば快適至極。

 

 

壁に飾られるカオル・タチバナ・フランソワ先生の作品を愛でつつ、

 

 

朝のコーヒーを堪能せり。

 

 

昨日の道中弁当残党たるごはん+牛肉煮込み召喚、刻み葱投下しポン酢ひと回し、斯くしてインプロ・リサイクル・クッキング「ビフぽん混ぜ飯」食せり。

 

 

昼飯拵えんとすれば、マイ鍋にて「昆布うどん」堪能せり。

 

 

止ん事無き王子にして「バンド内格付けNo.1」たるジョンソンは、僅かとなりし食材を駆使すべく、わざわざ煮干にて出汁取る拘り見せれども、道中弁当出来上がるや曰く「不味そう…」他人にも厳しけれど己れへも一層厳しきとは、正に真の「格付けNo.1」たればこそ。

 

 

而して試食するや「見た目は不味そうやけど、食べたらめちゃ美味い!」斯くして思わず余りの美味さに、結局ぺろり平らげられしとは、いと愛らし。

 

 

私も道中弁当拵えんと米産カップ焼そば召喚、作り方を読めば湯切り工程なし、そもそも電子レンジにて調理すべく宣われれど、

 

 

カップに熱湯を注入、日本流に湯切りするやイカリ中濃ソース召喚、

 

 

中濃ソース+胡麻油施し、これを以て焼そばとすればごはんにON! 更にピータンもON! 斯くして「ピータン焼そば丼」なる代物完成せり。

 

 

いざNew YorkはBooklynへ赴くべく、名残り惜しけれど快適極まりなき此処を立ち去らんとするや、

 

 

青き服の首なし女、

 

 

壁に吊るされし首だけ女、このメッセージを解き明かすには、亦しても数字が必要なり。

 

 

御見送り下さりしMichael & John Gibbon兄弟と共に、記念撮影に興ぜし。

 

 

 

合言葉は「Future High」なり。

 

 

いざNew York目指し爆走、道すがら立ち寄りしサービスエリアにてルイジアナチキン・チェーン「Popeyes」へ繰り出し、道中弁当のおかずを求めんとす。

 

 

爆笑されるAMTヤングお兄さん達、

 

 

ジョンソン曰く「あの三角のがおにぎりに見えた」実はチーズケーキにして、そもそもこんなとこでおにぎり売ってへんちゅうねん。

 

 

寛ぐ「T.D.T.」こと「タイダイ太郎」之圖。最早似合い過ぎなれば、とても昨日タイダイデビューされしとは信じ得ぬ程にして、紛う事なく田舎ロックバーのオヤジ風体なるかな。

 

 

「Popeyes」にて贖いしは「1/4lb Shrimp Dinner」小海老フライとビスケットなれど、ビスケットは即廃棄せり。

 

 

「ピータン焼そば丼」召喚すれば「小海老フライ&ピータン焼そば丼+コールスロー」食せり。

 

 

日本の高速道路に於けるETCの如き「EZPass」なるが設営されれど、何故か「CASH」の方が、遥かに流れ順調にして、本来渋滞緩和狙いたるべき「EZPass」は長蛇の列為す大渋滞ぶりとは、何故か。

 

 

愈々彼方にBrooklynも見えれば、

 

 

Manhattanの摩天楼を正面に仰ぎし。

 

 

廃給水タンクもアートとしてリサイクルされし。

 

 

今宵の会場Knitting Factory Brooklynへ到着せり。

 

 

 

今宵先鋒務められしは地元ソフトロックバンド「EVOLFO」なり。

 

 

次鋒は勿論「Yoo Doo Right」夜毎Justinのギターが轟音なれば、リーダーのキーボードなんぞ殆ど聴こえぬ有様たれど、今宵は音バランス素晴らしく、凡そ初めてバンドアンサンブルを確認し得し。終演後Justin曰く「今夜アンプをいつもより少し前に出してみたら、自分の音が物凄くデカいのに気付いたんだ」そもそも彼等の機材を拝借してツアー行う我々なれば、アンプ群とドラムの設営位置を、AMT仕様とすれば未だモニター環境整わざりし60年代宜しく、ドラムセットが可成り前へ、アンプ群がそのドラムセットより後ろになるよう配置せし故、昨今のバンドの如くドラムセットがアンプ群より後方に配置される場合とは、聴こえ具合も大きく異なるは当然、凡そJustinにはドラムが大きく、自身のアンプの出音が小さく聴こえしと推察するは容易にして、然ればこそ連夜の爆音ぶりたりしか。

 

 

今宵はリーダーにも照明当てられれば、マイクを握る決定的瞬間を今一度捉えるべく、ステージ下手に陣取りし。該当曲始まるや、マイクをスタンドより外し、

 

 

巻き付けられしケーブルを解き、

 

 

これにてハンドマイクの準備万端、

 

 

目にも留まらぬ早業にてケーブルをひと巻きしマイク共々握られれば、

 

 

アピールプレイ、

 

 

而してLet's sing、

 

 

 

 

 

 

 

1番歌い終わるや、一旦マイクを股間に挟みキープ、

 

 

而して2番へ、斯くして今宵はリーダーのマイク握る様、確と捉え得し。

 

 

今宵は90分のセットを披露せり。今回のツアー前半戦にて至りしひとつの座標を提示、静寂とカオスの果て、怒涛の疾走へと至り、大いに盛況にて幕。

今宵のセットリストは以下の通り。

1. Dark Star Blues

2. Blue Velvet Blues

3. Disco Pink Lady Lemonade ~ La Le Lo ~ Pink Lady Lemonade coda

4. In E ~ Cometary Orbital Drive

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終演後、Ron Andersonが訪ねてくれれば、再会を祝し記念撮影に興じし。2年間に渡りメンバー探されれど、此の度遂にメンバーが揃い、新編成なる「PAK」結成果たされれば、これを機に再びギタリストへ転向されにけりて、何れは日本遠征も視野に入れられしと伺えば、今より大いに楽しみなるかな。

 

 

今宵のエンジニア氏と記念撮影。そもそも此処Knitting Factory Brooklynとは、毎度どうにもステージ上の音が酷き様なれど、今宵は余りに素晴らしければ、彼の尽力に大いに感謝するばかり。伺えば未だ此処に勤め数週間も経ぬと知れば、今後PAシステムの入れ替えも予定され、来年は更に素晴らしき音を提供し得らんとの事。何はともあれ偏に彼の手腕にて、今宵は大いに心地良く演奏に集中し得し次第、然れば此処に感謝の意を表させて頂くものなり。

 

 

New Yorkは投宿状況芳しからねば、況して渋滞も考慮し、今宵のうちにNew Yorkを脱出せん。

 

 

ニュージャージー州East Windsorのモーテルへチェックイン果たせば、私とNANI君、而して東君なる部屋割りにして、巨大ベッド1脚、2人掛けソファ1脚、1人掛けソファ1脚、机+椅子1脚なる仕様、3人各々快適に過ごすべく、先ずは部屋内の模様替えより開始せり。

私とNANI君は、テレビが観える位置に配置せんと、先ずはテレビを前に、2人掛けソファと低めの小テーブルを以て、NANI君コーナーとすれば、

 

 

テレビ→NANI君なるその延長線上のコーナーに、机+椅子1脚を配置、就寝の際には、その椅子に腰掛けつつ1人掛けソファへ足伸ばし得るべく配置、斯くして私のコーナーとさせて頂けば、

 

 

巨大ベッドとサイドボードを以て、東君コーナーとせり。

 

 

電子レンジ完備されれど、如何せん「赤の器」の底に罅入れば、汁物は避けるべしとの顛末にて、マイ鍋とカセットコンロ召喚、夜食に中国製即席麺食さんとするや、スプリンクラーや煙探知機を避け、バスルーム横にある金庫置場にカセットコンロ設置、斯くしていざ調理環境も整いし。

 

 

「今麦郎 辣煌尚 剁椒排骨面」へ白菜と葱ぶち込み、更に「辣香鍋の素」と花椒油を投下し、辛味と痺れっぷり追加補填、仕上げにピータンをON! 斯くしてジャンクな味わい存分に堪能せり。

 

 

テレビ鑑賞しつつ夜食堪能せり。画面右に見えるソファがNANI君コーナー、左側に垣間見えるベッドが東君コーナーなり。

 

 

自身のコーナーにて、トラベルマルチクッカーこと通称「ぽこぽこ」にて、夜食ラーメンを調理中なるNANI君之圖。

 

 

NANI君が日本酒呷られるを伺えば、思わず私もカップエース召喚、洗面台の湯を以て掛け流し、斯くして「ぬる燗」とすれば、

 

 

テリヤキソース施されし鯖缶召喚、

 

 

鯖缶におろし生姜添えれば「晩酌セット(カップエース+テリヤキ鯖缶+韓国海苔」堪能せん。

 

 

然りとて飲み始めれば、1合なんぞにて完結し得る筈もなく、虎の子たる大関召喚、無料動画サイトにて「ウルトラマンオーブ THE CRONCLE」鑑賞しつつ堪能せり。

 

 

彼方の部屋は既に消灯されにければ、ウルフがビール片手に来訪、同い年同士にして生年月日が僅か2日違いたるNANI君と2人して、何やらヤングお兄さん同士盛り上がられし御様子。

 

 

NANI君コーナーは2人掛けソファあれば、2人睦まじく並び座られ、何やらスナックのボックス席の如しか。

 

 

飲み始めればついつい止まらぬ有様、然れば「テリヤキ鯖缶」2缶目を召喚、ささやか乍らも晩酌に興じれば、至福感に包まれし。

 

 

斯くしてニュージャージー州East Windsorの夜は更け行きしどころか、既に午前5時半なれば、明け行かんとす。

 

NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4128

Trending Articles