午前3時半起床。テレビにて、ディズニー製作の戦争恋愛映画たるマイケル・ベイ監督作品「パール・ハーバー」鑑賞せり。この作品は、特に日本軍の描写が史実異なり過ぎにして、B級ニンジャ映画同様、日本への偏見甚だしき様にして、米国内に於いてさえ大いに物議醸せしとは、有名な逸話なりけり。そもそも御前会議たるべき作戦会議が、何処ぞの野外、況してや日章旗ぶら下げられし巨大鳥居の前とは、ホンマこれ何やねんな。
況して「軍機密」なんぞたる横断幕を堂々と掲げるなんぞ笑止千万、而して未だ真珠湾攻撃前より「一億玉砕」とは是亦苦笑千万なり。
昨日スーパーにて贖いし豚フィレ肉召喚、
筋切りなんぞも施し、
胡椒も打てば、
日本より持参せし即席トンカツの素たるを施し、
カセットコンロとフライパン携え、いざホテル駐車場へ出撃、油を敷き揚げ焼きとせん。
「駐車場クッキング」之圖。
フィレカツ3枚揚げ終えれば自室へ帰還、真珠湾攻撃シーン眺めつつ、
先ずは1枚を「ソースカツ丼」として存分に堪能せり。
テレビにて、ジョン・カーペンター監督出世作「ハロウィン」鑑賞しつつ、
刻みし玉葱を、伸ばせし麺つゆ共々プラ容器へ仕込めば、
其処へ刻み葱と溶き玉子を投下し、電子レンジにて加熱調理、
豚フィレカツ1枚召喚し、切り分ければ、
予め温め直せし昨日のごはん残党に、先の電子レンジにて加熱せしをON! フィレカツもON! するや、玉子と少々絡めるや「フィレカツ丼」存分に堪能せり。
昨夜「牛ステーキ」豪快に食らわれし東君なれど、牛ステーキ肉もう1枚残されれば、大蒜大量投下されるや、カセットコンロ携えての「駐車場クッキング」にて見事焼き上げられるや「牛ステーキ弁当」として、ぺろり平らげられし。此処まで例の「ミニマル弁当」にて孤高ぶり貫かれれど、大胆にもごはんの上に牛ステーキのみをON! とは、その大いなる反動たらんや。
NANI君も、仕込みし「焼肉」を「駐車場クッキング」にて焼かれれば、豪快に食されし。
道中弁当「カツカレー」用カレールー拵えんと、おろし大蒜、おろし玉葱、白菜微塵切り、おろし人参をプラ容器へぶち込み、粉末スープ、カレー粉、コーヒー、水を加え、電子レンジにて加熱調理せんとす。
電子レンジにて9分間調理すれば、見事カレールー完成、斯くして道中弁当「豚フィレカツカレー」完成せり。カレールーを水分少なめに仕上げしは、既に気温40度前後なれば、高温に由る腐敗防止も考慮すればこそ。
ネオ格差コンビ「ジョンソン&ウルフ」今日は均かのタイダイペアルック、況してウルフはレインボーカラーなれば、紛う事なく「ゲイカップル」なんぞと信じられても止む無し。
而してネバダ州Las Vegas目指し爆走せん。
本日も荒涼たる大地を駆け抜けるのみ。
アリゾナ名物「仙人掌地獄」へ突入せり。荒野に立ち尽くす仙人掌達こそ、哀しき男達の墓碑銘にして、美女に化身せし仙人掌の精に誘われ、甘き一夜を共にすれば、翌朝には仙人掌と化し、荒涼なる大地にて死ぬまで立ち尽くすのみと知れ。
給油せんと立ち寄りしガソリンスタンドにて「Yoo Doo Right」御一行と邂逅せり。
ガソリンスタンド内売店にて発見せしスノードームかと思しきは、既に水も枯れ果てし「サンドドーム」なり。
Krispy Kreme Doughnutsのチェリーパイ購入、
忌まわしき日本の甘味主流派「甘さ抑えめ」なんぞ糞喰らえ、この目眩さえ誘わん激甘ぶりこそ、真の甘味の醍醐味と知れ。
ウルフなんぞと名乗るくせに、エテ公玩具なんぞ購入とは、如何な心算なるか。
前を行く「Yoo Doo Right」号を捉えるや、
此処はオーバーテイクさせて頂きし。
謎のライダー登場、
バッタがオートバイに乗る姿とは、正にアメリカ版仮面ライダーに他ならん。
有名なるドライヴイン「Rosie's」なり。
界隈には、教会の如き掘建小屋あれば、此処も出入口のひとつたらんや。
立ち寄りしガソリンスタンドと、その背景に広がる荒野、徒然なる儘之圖。
ガソリンスタンドにギフトショップ併設されれば、乳首の素敵なインディアン男性が御出迎え下さりし。
伝説の魔術師ミスカマカスの力を以て「ウルフのマニトゥ」召喚せんとするか。
然れば魔除けたるウルフのでんでん太鼓掲げられしジョンソン、ネオ格差コンビ相棒の転落を食い止めんとは、流石「格付けNo.1」人間としての余裕の違いか。
然れど時既に遅し…かと思えども、均か最恐最悪なる呪術師ミスカマカスの力を以てでさえ、其の面構えは兎も角、世界最弱たるは相変わらずな「ウルフマスク・ダークネス」なり。曰く「前が見えない上に暑いです。」
其の不甲斐なき様に、鳥共すら嘲笑の眼差しを送りしか。
亦しても「サンドドーム」発見、アリゾナ砂漠の過酷さと悲哀が込められし逸品なり。
再び荒涼な大地を爆走するのみ。
何やら素晴らしきランドスケープが開けるや、
展望台より眺望楽しむべし。
雲の形状も、いとをかし。
「立ち入り禁止」なんぞ何処吹く風、我等が「GOD」に導かれれば、
何とメッセージ発見、成る程我等が「GOD」こと「Justin」こそが探し求めし「案内人」たりしか、
否、身の回りには「Yoo Doo Right」ギタリストたる「Justin」もおられれば、僅かに残される日程にて、何とか正解を見つけ出すべし。
岩の上に登り、己れの虚勢示さんと「ウルフポーズ 2018」キメられ曰く「俺の名は…」
「ウルフ!!!」
其の刹那、風に煽られ御自慢のバンダナキャップ持ち去られそうになれば、慌てて頭を押さえる有様に、皆より大爆笑食らわされるや、
その怒りの矛先を大地に八つ当たり、斯くして怒りのウルフマスク驚異の足跡痕之圖。
観光名所フーバーダム訪れんとすれど、凡そ白人至上主義者と思しきセキュリティー共に、無闇に荷物検査まで行われし挙句「午後5時で閉門、もう時間切れだ。日本まで帰れ!ジャップ!コンニチワ!フジヤマ!イチバーン!ハラキリ!カカリチョー!」斯くして展望台よりの眺望のみにて、御茶を濁すのみ。
「タイダイブラザーズ」として新たなタッグ結成されしネオ格差コンビ「ジョンソン&ウルフ」愈々以てその親交深まり行かん。
Las Vegasへ到着、先ずはオルガナイザーが御用意下さりしホテルへチェックインせり。流石はLas Vegasなれば、1階はフロント、バー&レストラン、ギフトショップ等あれど、その敷地面積の9割はカジノに当てられし。
自室は8階なれば眺望も良し。
ホテル自室にて道中弁当「フィレカツカレー」に舌鼓打てり。
NANI君も「焼肉弁当」堪能されし。カジノ付き豪華ホテルに投宿すれど、レストランなんぞへ繰り出さず、手弁当食らうを滑稽にして哀しきと捉えるや、扨亦否や、それは個々に於ける価値観の問題なり。
仮眠の時間を惜しみ、カジノへ突入されしギャンブラー東君、僅かな時間にて$100余の勝ちを収められしとは、流石かな。
今宵の会場Bunkhouse Saloonへ到着。
先鋒務め下さりしは「Yoo Doo Right」ツアー最終局面に至りて、例の無闇な轟音ぶり沈静化へ向かいしか、ツアー序盤戦に聴かれし筈なるアンサンブルが、再び耳に届き始めればこそ。
今宵は90分のセットを披露、ギター若しくはアンプの調子悪ければ、時折制御不能なる暴走ぶり食らえども、目には目を、カオスにはカオスを、斯くして怒涛のカオスと疾走を以て、最後はギター絞首刑へ至れば、今宵も大いに盛況にて幕。
ライヴ写真の類いネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。
終演後、年配の方々より話し掛けられれば、最後のlas Vegas公演たりし12年前なる2006年の際にも御来場下されば、何と皆様12年間も御待ち下さりしと伺えば、有り難き限りにして、勿論過去12年間はLas Vegas公演あらざれば、遠路遥々San DiegoやLoas Angelesまで遠征下さりにけり。是を機に、再びLas Vegasも毎年訪れ得るようになればと願うものなり。
ホテルへ帰還すれば「Yoo Doo Right」御一行はボウリングへ、ギャンブラー東君は再びカジノへ、我等が「GOD」ことJustinは、僅か$21.00也を握り締め、これをカジノにて増やし酒と晩飯を贖わんと意気込まれれば、ネオ格付けコンビ「ジョンソン&ウルフ」は、今宵も勿論夜の帳へ消え行かれし。
NANI君と2人して界隈散策、派手なネオン街と夜遊びせんとする若人の煩悩オーラに中てられ、些か眩暈気味とは私も随分老いさらばえしかな。
「Wolf Run」なるを発見すれば、
ふと視界に入りし見覚えある後ろ姿、
「ジョンソン&ウルフ」絶賛所持金消費中之圖。
NANI君もポーカーゲームに挑戦すれど、今一要領得ぬ儘に敗戦されし。
此処は潔く完全敗北宣言の御両名なれど、
天下御免の御調子者ウルフは、一昨夜の「オカマ野郎にフラれる」火達磨大敗戦の雪辱果たすべく、単身「夜狼活動」に精出さんと、再び夜の帳に消え行かれし。
自室へ戻り中国製カップ麺「今麦郎 辣煌尚 剁椒排骨面」召喚、トッピングにキャベツぶち込み、刺激補填に「辣香鍋の素」投下、ジャンクな味わい堪能せり。
突如「夜狼活動」に励まれる筈なるウルフより写真送信されれば、凡そ己れの「夜狼」ぶりを誇示せんとの狙いなればこそか。ウルフよ、不夜城Las Vgasの決して暮れぬ夜に吠えろ!Good Luck!!
斯くしてLas Vegasの夜は更け行きし。
NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。















































































