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Channel: 大ぼら一代番外地
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Berlin

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均かの悪夢は、忘れし頃に訪れるとばかり、ほぼ書き終えしブログ記事が消失、何故か何処にも保存されておらねば、久々に吹き荒ぶ全文消失の空しき風、然れば二度目なる書き直し原稿、些か悪口雑言含みと相成るも、悪しからず。

 

午前7時40分起床。不覚にもウルフに起こされる体たらくぶりを露呈、近頃は夢の世界にスカイウォールが存在するが常なれば、そのスカイウォールが存在する世界より、強制的に帰還させられし。下がそのイメージ画像とは云わずもがな、如何せん迂闊に迂闊な画像貼り付ければ、現在未だ第1章鑑賞中なるメンバーもいる為、ネタバレとなる危険性もあればこそ。

 

 

本日はドイツはBerlinへ、然れば先ずRostock行きフェリー乗船控えれば、午前8時出発。一路フェリー乗り場目指し爆走せり。

 

 

フェリー乗り場到着。

 

 

早く着き過ぎしか、ほぼ一番乗りなり。

 

 

トイレの洗面台に、何やら仕掛けられしを発見、洗面台に一定量の水が溜まるや爆発する仕掛けの爆弾テロか。

 

 

フェリー乗り場の景色再び。これにてブログ記事1スクロール分稼がせて頂けば、悪しからず。

 

 

昨夜も夜狼活動に精出されしウルフなれば、ダッシュボードに飾る家族への憧憬、愛妻と愛娘と重ね合わされし2つの松毬へ、足を向け爆睡中。

 

 

因みに下の画像は、今朝ウルフより送り付けられし、昨夜の彼奴目の餌食たる赤ずきんちゃんの写真なりけり。毎朝の定例報告有り難う。

 

 

道中弁当拵える暇もあらざれば、昨日の配給米残党に、今朝炊き上がられし配給米を追加せし有様、出発直前に「ケトル様ダーク ノワール・ブラック・シュバルツ」に御出まし頂き、三度豆茹で上げ「三度豆胡麻和え」拵えれば盛り合わせ、鯖燻製、納豆、赤の器Jr.には納豆用に刻み葱と玉子忍ばせ、韓国海苔、以上をフェリー船内にて食せり。素晴らしきかな、日本の朝飯。

 

 

 

NANI君とウルフも同じく弁当広げられるや、

 

 

最早周囲より奇異の視線送られるなんぞ、一切御構いなし。己れの信ずる道を邁進するのみ。

 

 

2時間の船旅の末、ドイツ上陸果たせり。

 

 

原発の傍らを通り抜け、いざBerlin目指し爆走せり。

 

 

「自称街角アナリスト内藤タケシ」曰く「これがアウトバーンか…。」

 

 

今宵の会場Urban Spree到着、

 

 

巨大茸がランドマークなり。

 

 

サウンドチェックの圖。バスドラ1つに果たしてどんだけ時間かかってんねんなと、ドラマーを無駄に疲弊させる糞尿級サウンドエンジニアかと思えども、糞尿級定番なる「ではドラムとベースで」あらざれば、単なる慎重丁寧派か。その手腕の如何は、後程本番セットにて判明せん。

 

 

一旦今宵の投宿先ホテルへ、ドイツなればアウシュビッツなんぞ想起せらるる収容所的ホステルなり。

 

 

晩飯はケータリングにて、

 

 

「チリ・コン・カーン」正に可もなく不可もなく、然りとて虚しさのみ残る次第。

 

 

今宵先鋒務められしは「Kulku」なる正に「Can+Terry Reily」にして、ドラムとヴォーカル以外は、サックスと鍵盤打楽器群、初めこそ興味深けれど、如何せん演奏時間長ければ冗長の極み。

 

 

次鋒務めて下さりしバンドおられれど、楽屋にて爆睡せし上、全く以て情報皆無なれば、バンド名さえ定かならず、悪しからず。

 

今宵は70分のセットを披露。満員御礼サタデーナイト、我々の出番の後もDJイベント等控えにけりて、これはハイパーチューン絨毯爆撃食らわせんと、怒涛の大疾走大乱行の果て、大いに盛況にて幕。

 

1. Dark Star Blues

2. Flying Teapot ~ Disco Pink Lady Lemonade ~ Nanique Another Dimension pt.2 ~ Pink Lady Lemonade coda ~ Cometary Orbital Drive

 

下の画像は、私がステージ上にて撮影せし2枚なり。

 

 

 

終演直後、楽屋へ戻るや噎せ返る程の煙モクモク状態、忌まわしきドイツ語圏諸国は未だ屋内喫煙可なればこそ、況して今宵は、糞の聖地カリフォルニア、糞の巣窟オーストラリアなる、世界2大糞地帯よりツアー中なる2バンドもおれば、挙句ケータリングの酒も殆ど飲み尽くし享楽の極み状態、即座に全員ガス室送りにしても余りある糞ぶりなれば、その糞ニヤケ面、手術用皮剥器にて皮剝いだろか。

然れど幸か不幸か、我々の後にもう1バンド控えれば、アンコールの歓声未だ轟く会場内に、漸くBGM流れるや、機材班たる私とNANI君は、この糞状態極まりなき糞楽屋を後にステージへ駆け戻り、Morgan共々機材撤収に勤しめば、間違いなく世界最速にて、全機材撤収のみならずバンへの積み込み完了せり。「世界で一番撤収の早いバンド」面目躍如なるかな。

 

今やツアー中のエネルギー消費80%を夜狼活動に費やすウルフ、今宵も意気揚々と出撃、何せ自慢が「俺は100%の確率で妊娠させられる」どんだけ危険過ぎな奴やねんな。来年辺り、彼奴目の蒔き散らかせし種が各地にて発芽せんと思えば、均か己れの血統のみしか人間と認めぬ「ウルフ純潔主義」を以て、遂にはウルフ帝国に由る世界征服を目論めばこそ、己れのDNAを宿す子供達を以て「ウルフユーゲント」成さんとするか。成る程、これこそ彼奴目が夜毎夜狼活動に精出す所以か。とは云え、果たしてどうなるウルフ2019。

 

 

斯くしてウルフを除く我々は、ゲシュタポ収容所の如きホステルへ帰還、ケータリングより失敬せしソーセージをアテにプチ打ち上げに興じし次第。

 

 

夜食食らわんとすれば、配給米残党に鯖燻製1尾を解体しON! 実山椒散らせば「鯖山椒丼+即席シジミ汁+韓国海苔」食せり。

 

 

然したる意味もあらざれど、NANI君とMorganの圖。

 

 

ツアー終盤に控える大票田エリア突入を睨み、DJ Urineとのデュオ作品カセットを以て、ウルフとジョンソンが凌ぎ削り合うカセット戦線参戦表明されしNANI君、完全D.I.Y.なるハンドメイドパッケージなれば、昨夜ジャケット切り出し済まされ、今宵は折り作業控える次第なれど、容赦なく襲り来る睡魔と奮闘中、頑張れNANI君!負けるなNANI君!

 

 

サウンドチェック直後、不覚にもステージより転倒、足首を捻挫すれば、腫れ上がりし有様。今回のツアーは足難の相なんぞ出し次第か。

 

 

予てよりBerlinに憧憬抱きし気配もあれば、果たして今頃ウルフは何処にて、潔血統維持を大義名分に、ゲシュタポ気取りにて拉致せし女奴隷達へ虐待陵辱行為を堪能中なるか。

 

 

斯くしてBerlinの夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

ジョンソンのツアー日記も、Facebookへ随時投稿されれば、こちらもチェック頂きたし。

 

 

 

 


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