30年前の今日こと1989年2月23日とは、あの「ツイン・ピークス」に於いてローラ・パーマーが殺害されし日にして、30年後の今日は「Kinski vs AMT宗家 Japan tour 2019」千秋楽たる大阪公演@SOCORE FACTORYなり。
朝飯は、先日駐車場代支払いの際、小銭どころか1000円札さえあらざりて、界隈のコンビニへ赴き何某購入し崩さんとすれば、レジ前にて投げ売りされしメンチカツ衝動買い、然ればその代物を日清カレーヌードルに添えれば、斯くして「メンチカツ+日清カレーヌードル」食せり。通常カップ麺を、あの忌まわしきプラ容器の儘食するを厭う私なれど、今朝はどうにも面倒臭ければ、珍しくプラ容器の儘食せども、矢張りどうにも食卓の貧しさ拭えぬ有様か。
筋金入りなる大の競艇好き東君なれば、サウンドチェックまで時間大いに余す故、此処は折角とばかり尼崎競艇へ出走されし次第。 Good luck!!
先日の大阪公演@ムジカジャポニカの際、しゃきちょんに、彼女が中崎町商店街にて新たに始められし「しゃき食堂」へ赴く約束すれば、口コミ評価5点満点誇る「ジョンソンツアーズ」に案内されしKinski御一行共々、昼餐楽しまんとす。
オープン厨房なれば、カウンター越しに伺うしゃきちょん之圖。
そもそも無類のタイ料理好きなるKinski御一行なれば、予てよりタイ料理研究に精進されるしゃきちょんの料理に、皆して大いに舌鼓乱打、
奇しくもChrisのみ、別行動せし彼女Kerriが、この後に移動予定たる今宵投宿予定のゲストハウスへ、一足先に到着されれば、迎えに行かざるを得ず、残念乍らしゃきちょんの素晴らしき料理食い損じられし。
私は「ラープ団子+汁なしまぜメン」所望、前者は余りの美味さに写真撮影さえ忘れし有様、悪しからず。正に本場の味わい、エキゾチックな香り芳しくして激烈に美味なり。
御馳走様。御見送り下さるしゃきちょん之圖。
今宵の会場たるSOCORE FACTORYへ到着せり。
今回の「Kinski vs AMT宗家 Japan tour 2019」をブッキングするに当たり、帝都と神戸は私が、横浜はアキラ君が、大阪@ムジカジャポニカはジョンソンが、京都と大阪@SOCORE FACTORYはNANI君がブッキング担当、然ればNANI君企画たる今宵は、正にNANI君の世界観反映されるハイパーナイトと相成る筈にして、前時代的価値観しか持ち合わせぬアナクロの権化たる私なんぞ、最早全てが異次元世界の如きに感ぜられる有様。結構な高さに位置するステージへ上がり、サウンドチェックに勤しめど、既に私が認識する所謂「日本のライヴハウス」然にあらねば、益々以て今宵は何が起こるやら、ガキの如く胸高鳴るばかりかな。
旧友たるKinski御一行へ再会すべく、津山さんも顔出して下さりし。
オルガナイザーとして多忙極めるNANI君を除き、皆して前打ち上げに興ずるべく、界隈の居酒屋「安兵衛」へ赴きし。
吉本芸人の写真やらサインやらが所狭しと飾られる店内、今回のツアー最後の前打ち上げ之圖。
会場へ帰還すれば、愈々9ヶ月目に突入されし妊婦ぴか様も顔出して下さりし。AMT宗家の音楽とは、果たして胎教の見地からすれば如何な次第か。
今宵先鋒務めて下さりしは、DJにKA4U君、VJにcatch pulse氏なる、NANI君の旧友にして盟友御両人、いきなりハイパーなDJプレイとVJプレイにホールは大いに盛り上がれば、そもそも毎度乍ら外国人客の比率高くして、店内の構造や内装も相俟り、何やら欧州の会場へテレポートせし錯覚さえ生じる始末。今宵のこの御両人との経緯云々は、このブログ記事参照されたし。
今宵、次鋒務められし「Kinski」登場、機材入れ替えの都合上、今宵両ギタリストChrisとMatthewの立ち位置が逆さと相成れば、些か演奏し辛そうな局面も見受けられれど、千秋楽らしくヴォーカル曲とインスト曲を概ね半々に演奏、アメリカン・ラウドロック魂炸裂せり。
今宵、後攻を以て殿務めさせて頂きし我々、昨夜に引き続き「Hyper Reckless Drive set」と称し、傍若無人不埒千万極悪非道の大暴走にて、居合わせる皆様を宇宙の彼方へ強制連行せんとすれば、怒涛の疾走ぶりにて60分間を一気に駆け抜け、遂に大団円へ至るや最後はギター絞首刑にて幕。
1. Soleil de Cristal et Luna d'Argent - including La Le Lo
2. Disco Pink Lady Lemonade ~ Hyper Pink Lady Lemonade ~ Pink Lady Lemonade coda
3. Cometary Orbital Drive
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
今宵、Kinski vs AMT宗家@SOCORE FACTORYへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
照射されしcatch pulse氏のレーザー光線を、ステージ上より眺むるや、その余りの神々しさに思わず魅入られし刹那もあれど、演奏中ならば写真撮影なんぞ到底不可、然れば終演直後の機材撤収時、漸くその片鱗なれど撮影叶いし次第。
今宵のライヴ観戦の為のみにて、わざわざ遠路遥々台湾より遠征下さりし女性客もおられれば、感謝感激全く以て有り難き限りかな。今回の国内ツアーに於いて印象深きは、そもそもAMT宗家のライヴとは、国内公演と云えど欧米よりの外国人客の比率大いに高くして、奇しくも如何に日本人の間に人気あらざるか証明するものなれど、今回はわざわざ中国や台湾等アジア諸国より、ライヴ観戦の為に来日果たされ御越し下さりし御仁少からじ。御存知の通り、当局よりの御達し「中国人民へ悪影響を与える」との理由にて、AMT宗家中国公演は半永久的に不可なれば、愈々中国より遠征下さる流れと相成りしか。然れば口コミ評価5点満点を誇る我等が「ジョンソンツアーズ」事業拡大を図り、中国より「Acid Mothers Temple観戦ツアー」なんぞ組めば、更なる動員見込み得るや。
斯くして全日程無事終了。
明日より仏ノイジシャン「DJ Urine」ことSebastienとのデュオ「OTOTOBI」西日本ツアーへ雪崩れ込まんとするNANI君を除き、皆していざ打ち上げに興じんとす。Kinski御一行様は福島のゲストハウスへ一旦帰還、ここまで私が愛車軽バンにて運搬担いし彼等の機材も降ろせば、私の並走ドライバーとしての重責も、これにて完遂せり。
然ればゲストハウス界隈の「新世界もつ鍋屋 福島店」へ繰り出せり。口コミ評価5店満点を誇り「痒い所に手が届く」どころか「痒くなりそうな所にさえ手が届く」抜群の接客ぶりを誇る「ジョンソンツアーズ」此処までどうも有り難う、お疲れ様でした。況して明日帰路に就かんとされるLucyとMatthew御両人は、早朝に伊丹空港へ赴かねばならぬ故、そこまで盤石の態勢を以てアレンジ済みなるジョンソン、その完璧な仕事ぶりには頭下がるばかりかな。
然れば最後の宴席も、乾杯の音頭は、勿論「ジョンソンツアーズ」代表取締役にして史上最強のツアーコンダクターたるジョンソンに御任せ、皆の笑顔が素晴らしきかな。
ツアー全日程の並走ドライバーたりし重責完遂すれば、今宵もこれにて遂に飲酒解禁、辛抱の果てに頂戴する熱燗の美味さは格別かな。
楽しき宴席を写真に写さんとすれば、何故か皆様不機嫌そうな面持ちに写る「宴会写真あるある」あり。然れば今宵も例外ならねど、実際の宴席は大いに盛り上がり楽しきひと時たれば、悪しからず。
午前2時、楽しき最後の宴席も散開、Kinski御一行は投宿先たるゲストハウスへ、明日高知は宿毛へ帰還される東君は、ネットカフェを求め梅田方面へ、早朝フライトにて福岡へ帰還されるウルフは、同じく早朝フライトを控えるLucyとMatthew共々、伊丹空港へ赴かんとされれば、最後の御見送り控える「ジョンソンツアーズ」ジョンソン共々、これより朝まで飲み明かすべく、夜の帳へ消え行かれし。
而して私は、愛車軽バンをゲストハウス傍らのコインパークへ置き去りに処し、タクシーにて大阪アジトへ帰還せり。
その後日談知る処に由れば、ウルフとジョンソンは朝まで飲み明かし、今宵「OTOTOBI」福岡公演を主催されるウルフは、無事LucyとMatthewと共に、伊丹空港へ赴かれし。片や「ジョンソンツアーズ」重責完遂されしジョンソンは、帰宅後夕方まで爆睡されれど、更に数日間日本に休暇滞在されるBarrettを、ムジカジャポニカへライヴ観戦に御案内されにけり。
この寒空の下、ネットカフェを求め梅田界隈彷徨されし東君なれど、土曜夜なれば無情にも何処も満室、結局始発列車を待ち帰路に就かれにけり。
扨、明けての24日(月)より「OTOTOBI」西日本ツアーへ雪崩れ込まんとされしNANI君、昨夜は最終準備もあれば、福岡への早朝フライトも控え、打ち上げさえ参加されねど、均かのフライト逃されしと聞けば、AMT@SOCORE FACTORY主催の重責より解放されし安堵感と、襲来せし疲労感あればこそか。何にせよ波乱万丈の幕開けたる「OTOTOBI」西日本ツアー、大いに盛会たらん事祈るばかりなり。因みに3月1日(金)@神戸Helluva LOunge公演には、私もソロにて参加予定なれば、是非に御運び頂きたし。
「Kinski vs AMT宗家 Japan tour 2019」是を以て全日程無事盛況にて終了せり。
皆様の御来場、心より感謝致します。各地にて対バン務めて頂きし皆様、各会場の関係各位の皆様、更には我々に御助力下さりし皆様、どうも有り難うございました。
下の1枚は、Kinski+AMT宗家打ち揃いての記念撮影。
NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。
ジョンソンのツアー日記も徒然なる儘に、Facebookへ投稿されれば、こちらも是非に御併読頂きたし。
「Kinski vs AMT宗家 Japan tour 2019」道中譚もこれにて脱稿。