午前5時半起床。昨夜は結局テレビにてYouTube接続、仮面ライダー関連動画あれこれ鑑賞しつつ雑務こなせど、挙句はジャッキー・チェン主演作品「蛇拳」なんぞ懐かしがり拝見してこませば、其の儘B級カンフー映画無限地獄へずるずる堕ちては、午前3時半過ぎまでぬっちらもっちら鑑賞せし記憶あれど、遂には轟沈せし顛末にして、豪州と日本とは僅か2時間の時差しかあらねども、これは紛う事なく時差ぼけへの道程辿らんとするものなり。
朝飯食らうべくキッチンへ出撃、昨夜に引き続き「牛肉フライパン鍋」拵えんとす。
昨日贖いし薄切り牛肉残党全て召喚、フライパンにて煮立てれば、
「牛肉フライパン鍋」完成、
今回は素麺を茹で「煮麺」も添え、いざ食らえば大いに美味なり。
本日は午後よりラジオ収録予定なりければ、今回の豪州ツアーオルガナイザーParisが迎えに来てくださり、見学希望されしウルフを伴い、いざ出撃せり。約1時間のドライヴにて「hope at radio」到着せり。
自宅の居間にスタジオ設営されれば、機材一式はビリヤード台の上に設置され、
持参せし私のMacBookよりAMT宗家音源を再生発信する手筈なれど、何とエンジニアも全てセルフ即ち我々任せ、機材の操作方法の説明受けるや、いきなり放送開始にして、冒頭挨拶こそ私が行えど、面倒なれば此処はウルフに任せるべく、彼奴めを急遽ディスクジョッキーに任命、然れば持ちギャグ挟み込みつつ軽快なトーク披露と、意外な才能発揮されれば、これは是非に福岡ローカル局にて「ナイトウルフのびんびんラジオ」なんぞたる冠番組企画頂きたし。
AMT宗家の楽曲とは自ずから長尺にして、曲を再生中は暇持て余すも当然、然れば此処の飼い犬に「ワンちゃん、ワンちゃん!」なんぞと呼び掛け戯れるウルフ。飽くまでも私個人の私見なれど、久しく犬畜生を「ワンちゃん」なんぞと呼称するを耳にせねば、思わず「ワンちゃん?」聞き直せし次第なり。
この「ワンちゃん」と戯れしウルフなれど、遂には「俺はウルフだ!犬の分際で俺をナメるな!」「あのう、そろそろ曲終わるんですけど、ディスクジョッキーの準備ヨロシク。」
扨亦ビリヤードのキューを手に取るや「あれ、このキュー長くないですか?あっ!俺が小さくなったのか!?」
「でもこの手玉、何か小さくないですか?あっ!俺が大きくなったのか!?」
然れば長過ぎなキューにて小さ目な手玉突かんとする、伸縮自在なウルフ之圖。
長尺曲再生中、余りにも手持ち無沙汰な我々を見兼ねられしか、葡萄酒なんぞ差し入れ下されば、確かにこれは葡萄酒なんぞ呷りて御気楽極楽モードにて務めねば、到底間が保たぬ有様にして、然ればウルフの素晴らしきディスクジョッキーぶりに乾杯せり。
斯くして1時間番組放送及び収録も無事完了、
インターネットにて再び聴取し得ると伺えば、公式サイトよりアクセス頂きたし。
庭へ出れば斯様なシチュエーションにして、何とも能天気極まりなき昼下がりかな。
昼餐の準備も整えば、曰く「イタリア風チキンカツ」
「サラダ」拵えて下さり、
斯くして「イタリア風チキンカツ+サラダ」馳走に肖りし。いざ食らえば、これが大いに美味にして、過去20余年振り返れど、海外に於いて食せし揚げ物ベスト10にランクイン必至なる秀逸さかな。
楽しき昼餐之圖。
一旦投宿先へ帰還、而して今宵の会場たるThe Curtinへ到着せり。
今回の豪州ツアー用Tシャツも無事届けば、
御馴染み棚卸しの光景なり。
今宵より3公演御世話になるサウンドエンジニア安齋さんの細やかな御気遣いにて、サウンドチェックも速やかに完了。
晩飯は、この会場階下がフライドチキンにて有名なる店「Sonny's」なれば、ケータリングにて名物「Sonny's Burger」なるスパイシーフライドチキン挟まれし代物所望、
然れどそもそもパンの類いは「パンは器」との認識より食さぬ私なれば、バンズ即廃棄、フライドチキンの衣も分厚過ぎなれば衣剝ぎ之刑に処し、結局中身たる鶏肉のみ取り出し、ケータリングのトルティーア用に用意されしサルサディップを転用、この鶏肉に施し「サルサチキン」へ改造し食せり。
今宵のSHOPZONE近影。
今宵と明日は此処The Curtinにて2夜連続公演なれど、実は明日の公演が早々にソールドアウトとなるや、オルガナイザーParisが追加公演として今宵の公演をブッキングせし次第。そもそも追加公演とは、本公演翌日なんぞに行われるが常と思われれど、今回は前夜祭的に前日に行われるにも拘らず「追加公演」とは是如何に。
今宵、先鋒務めて下さりしは、女性トリオ「EMPAT LIMA」にして、その魅惑の不可思議サウンドは、初期ラフトレード系ニューウェイヴなんぞさえ想起せられしか。彼女達の物販コーナーにはTシャツのみ展示されれど、実は作品あれこれリリースされにけりて、今回のツアー中、何処ぞにて入手目論むべし。
今宵明晩と同会場にて2連続公演なれば、全く異なるセット披露せんとす。後半に差し掛からんとするや、私のMarshallヘッドが御陀仏御昇天、併用するRoland JC-120のみと相成るや些か苦戦強いられれど、大轟音にて怒涛の大暴走の果て、25分にも及ぶ「Cometary Orbital Drive」へ至るや、遂には大団円にてギター絞首刑を以て幕。
1. Soleil de Cristal et Luna d'Argent - including La Le Lo
2. Chinese Flying Saucer
3. From Planet Orb With Love ~ Good-Bye Mrs.Uranus
4. Pink Lady Lemonade ~ Hyper Pink Lady Lemonade
5. Cometary Orbital Drive
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
明晩も同会場にて公演控えれば、機材は其の儘預け置き、手ぶらにて投宿先へ徒歩にて帰路に就きし。ケータリング残党あれこれをレジ袋に詰め込み、同棲し始めしカップルの如く睦まじく下げ帰らるる「表裏一体コンビ ウーさんツーさん」ことジョンソン&ウルフ後ろ姿之圖。
今回の豪州ツアー・オルガナイザーParis近影。
占拠する居間へ帰還するやテレビにてYouTube接続、B級カンフー映画三昧に惚けんとすれば、斯くしてMelbourne第2夜も更け行きし。
NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。