御近所さんより南瓜と胡瓜を御裾分け頂けば、この金欠に喘ぐ折なればこそ、有り難き限りにして感謝感激、いつも有り難う御座います。
タジン鍋にてカレーなんぞ拵えんと思えば、南瓜、人参、玉葱、ジャガイモ、三度豆、椎茸をぶち込み、唐辛子やら大蒜やら生姜やら、更にはスパイスあれこれも投下、
水を注すや、蓋を閉じ8分間加熱調理、見事に蒸し上がれば、
今一度水を注し、市販固形カレールーを投下、今度は蓋をせずにひと煮立ち、然れば「タジン鍋野菜カレー」完成せり。
ごはんには胡瓜と河端家の辣韮も添え、いざ食らえば、蒸されればこそか、野菜各々の旨味大いに堪能、煮崩れる事もあらねば、蒸せばこそのホクホク感もまた醍醐味にして、大いに美味なり。
再びタジン鍋にてカレー拵えんと思えば、南瓜、ジャガイモ、三度豆、椎茸、玉葱をぶち込み、唐辛子やら大蒜やら生姜やら、更にはスパイスあれこれも投下、
水を注すや、蓋を閉じ8分間加熱調理、見事に蒸し上がれば、粉末中華出汁とトムヤムペーストにて予め別に仕込みしスープベースを注し、更には無頭海老2尾をぶち込み、今度は蓋をせずにひと煮立ち、仕上げに茹で玉子を投下、然れば「タジン鍋海老と野菜の似非スープカレー」完成せり。スープカレーの如きに食らえば、これは大いに美味なり。
今宵は、明日香村の花火大会なれど、今年は盆踊りとの併催にあらねば、花火開始時刻も明記されぬ故、結局下山せず終い。花火の音が山々に響きしが聞こえ来れば、せめて木霊する様なんぞに耳傾けん。
袋入り即席トムヤムラーメンに、椎茸、大葉、鴨ロース、茹で玉子なんぞぶち込み、斯くしてインプロ即席クッキング「トムヤム鴨ラーメン」完成せり。鴨の脂とトムヤムスープの味わい、微妙に反目し合えば、些か残念な結果となれど、各々別々にて食らえば問題無しとは、せめてもの救いか。
今宵のソロ@名古屋Tokuzoと明日のAndromelos2@神戸Helluva Lounge用機材を携え下山、何せこの2ユニットは、使うギターも異なれば、エフェクター類も概ね異なる故、荷物が通常の倍程に嵩張る始末、然れば大阪アジトを中継点にせんとす。
下界の残酷暑ぶりに、ごはんを炊く意欲も失せれば、またしても「東南アジア風混ぜ麺」を拵えん。今回の具材は、レタス、人参、茗荷、大葉、胡瓜にして、更には茹で玉子もトッピング、オクラも茹でれば、斯くして「東南アジア風混ぜ麺+オクラのトムヤムマヨ添え」食さん。
男らしく一気に撹拌、豪快に啜り食らえば大いに美味なり。
今宵は名古屋にてソロのライヴなれば、いざTokuzoへ。
サウンドチェックも済ませば、先ずは「前打ち上げ」んと毎度御馴染み「きも膳」へ出撃せり。東君やカイ☆マキ嬢も合流すれば、こちらは東君と、オックスのオリジナル・ボーカリストたりしジュンさんこと栗山純氏。
こちらはユキちゃんとカイ☆マキ嬢。
この「前打ち上げ」なる語彙、今や凡そ使う御仁も多くならんと思われれど、そもそもは私が勝手に使い始めれば、当時は周囲より「『前打ち上げ』って意味わからん」「未だ打ち上げる前なのに『前打ち上げ』っておかしいんちゃう?」等の御意見も頂きし経緯ありて、然れど他に適当な語が思い当たらねば、結局「前打ち上げ」の儘、今に至れども、遂には市民権すら獲得しつつあらんや。
下のライヴ写真は次鋒務められしジュンさん。
私は3番手を務めさせて頂き、最近展開するソロセットと同内容にて挑まんとすれば、思わぬトラブル勃発にて些か暴走すれど、これもまたライヴ即ち即興現場なればこそ。
今宵、河端一solo@Tokuzoに御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
嘗て私がシェフとして働きし、今は亡き伝説の中近東料理屋&バー「キャラバンサライ」の元マスターことジミーさんが、何と顔を出して下されば、先達ての「Dsnce of Shiva」以来の再会にして、然れど酒を酌み交わしつつの歓談なんぞとは、よもや四半世紀ぶりならん。現在はサントゥール奏者として活躍されるジミーさんなれば、音楽にて再び共有し得るものも多かれど、今宵は懐かし話に花咲けば、来年には還暦を迎えられるジミーさんの還暦祝いパーティーにて、当時の「キャラバンサライ」のメニューを今一度、私が再現する事と相成りし。そもそもジミーさんは「キャラバンサライ」以前には、これまた胡散臭さこの上なきインド系カルト喫茶店「ぱんぷきんぽんぷきん」を営んでおられれば、彼が拵えるオクラの煮込みたるケイジャン料理「ガンボ」の美味さたるや、未だ忘れ得ぬ程にして、特に煮込み料理の美味さには定評あれば、勿論「キャラバンサライ」のメニューとは、更に一層進化且つ深化を遂げし逸品群たりし。ジミーさん曰く、今や当時のレシピなんぞ記憶されておられにけれど、彼の下にてスパルタ教育を以て調理特訓されし私は、仮令記憶が朧げとなれど、この体と舌に確と刻まれしものなれば、今尚当時のメニューの殆どを拵え得る次第。いやはや縁とは異なもの、まさしく人生が2巡目に突入せしを実感せり。
斯くして懐かし話に花咲かせつつ、芋焼酎やらワインやら呷れば、斯くして名古屋の夜は更け行き朝すら迎えんとす。
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河端一solo@名古屋 Tokuzo
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