次回放送の「仮面ライダージオウ」に仮面ライダーアクアなるが登場すると知れば、私の如き平成ライダー鑑賞歴未だ1年にも満たぬど素人が、果たして誰か知る筈もなく、然れど矢張り予備知識を以て鑑賞すれば一層堪能し得るとは重々承知之介たれば、此処はそのアクアが登場せし劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」鑑賞せんとす。「仮面ライダーフォーゼ」本編全48話こそ観了すれど、この作品に於いてフォーゼと共に主役務める仮面ライダーオーズ全くの未見、更にはゲスト出演される仮面ライダーWも同じく未見にして、果たして本作をこれにて堪能し得るか微妙なれど、何はともあれ仮面ライダーアクアを知るべしと思えば、此処は御構い無しとさせて頂く次第。
扨、その仮面ライダーアクア、その名の通り「水のライダー」にして、オートバイならぬ水上バイクに乗り登場、
水上バイクアクションもCG駆使され御見事、
未来たる2051年の未来より時を遡り登場されしライダーなればこそ、所謂「時間モノ」たる「仮面ライダージオウ」この終盤に佳境に登場されんや。
因みに本作は、全5部に分かれれば、第1部は「序章(7人ライダー編)」にして、我々世代が慣れ親しみし「昭和ライダー」7人が登場、特撮ヒーロー界の常識「主役を後輩へ託されるや、引き続き日本を離れ世界各地にて戦闘中」なるシチュエーション其の儘にして、而して遂には全員集結、いざ総力戦かと思いきや、
呆気無き程に瞬殺されれば、これぞ仮面ライダーとウルトラマンの最も異なる点にして、昭和シリーズへのリスペクト大きければこそ、あの「スター・ウォーズ」に於けるジェダイの如く、未だ伝説の最強ぶり発揮される昭和ウルトラマンこと「ウルトラ6兄弟」に対し、平成ライダーの大成功あればこそ、既に過去の遺物と化せし「昭和ライダー」何ともその扱い天と地の如く異なれば、其れ故に未だ昭和シリーズの呪縛より逃れられず、最近の諸作を十把一絡げに「ニュージェネレーション」なんぞと銘打てど、結局は的定まらず大いに迷走されるウルトラマンシリーズの苦戦苦悩ぶりに対し、昭和ライダーを踏み台にしつつも、その余りに革新的にして破天荒な設定が功を成し、今や「平成ライダー」なる新ブランドさえ確立されし平成ライダーシリーズ、況んや平成ライダー20周年記念作品にして、奇しくも「平成」ライダー最終作となりし「仮面ライダージオウ」に於いては、その「平成ライダー」過去19作品さえも、平成の世の終焉と共に、葬り去らんとの勢い、日本を代表する2大特撮ヒーローたる両者の、この余りに異なるベクトルは、何ともその盛衰ぶりを象徴的に指し示せしかな。
然れど瞬殺されし昭和ライダー達、挙句の果てにフォーゼとオーズの変身アイテムたるアストロスイッチとコアメダルに変換されし有様、
而してそのフォーゼとオーズの尽力にて、見事その成れの果てより復活されれば、
何かと原点回帰と宣い1号や2号を優遇せんとする風潮に反し、ストロンガーを中心に最終戦へ挑まんとは、昭和ライダーファンには感涙モノか。
而して皆様順番に必殺技を決め、敵を粉砕葬り去られる次第なれど、ライダーマンは必殺技が「ロープアーム」って、ホンマこれでええのんか?
仮面ライダーの存在が都市伝説として語られし「仮面ライダーフォーゼ」の世界なればこそ、レギュラー陣たる「仮面ライダー部」の面々が、天の川高校文化祭の出し物として、昭和ライダー7人のコスプレに興じられしも御愛嬌。
劇場版のみに登場されるゲストライダー、先述のアクアと共に、美女ライダー「仮面ライダーナデシコ」登場すれど、♀フォーゼ的存在なれば、その銀色コスチュームの素材のチープさ半端ならず、この辺りは、その精緻なミニチュアにても伺い得る、映像美に拘ればこその特撮魂に燃えるウルトラマンシリーズと大きく異なる点ならん。仮面ライダーは、何せ等身大ヒーローなれば、金と手間の掛かるミニチュアセットも不要、東映が抱える私有地を始め、其処彼処にてロケされれば、派手な爆破シーンやCG交えてのアクションに加え、どない見たかてガキには到底理解不可能なドラマこそが真髄たらん。然ればこそゲストライダーの衣装のチープぶりも、目を瞑らざるを得じと知れ。
天候優れぬ日々続けば、何とも蒸し暑き限りにして、斯様な時は、刺激極限値たる「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」なんぞ食さんとす。昨今は花椒味が日本に於いても支持受け始めれば大いに歓迎、然りとて電気椅子刑レベルの痺れっぷりは稀ならんと思えば、矢張り麻婆豆腐は、己れの好みにて拵えるが最善かな。
「ホッケ+和風サラダ+大根の味噌汁+ごはん」食せり。「和風サラダ」とは、適当に千切りに処せし野菜共を、塩昆布+胡麻油+酢+辛子を以て和えし代物なり。
先達て「GIGANOISE四国Vol.3」にて紹介頂きし「Plugman」さんが作成して下さりし、新型モジュラーラックへ漸く引っ越し完了せり。これを以て随分なコンパクト化図られれば、正にツアー仕様たらん。
無縁野菜ジュースに、キャベツの芯界隈、人参、椎茸をぶち込み、コールドスリープに処せしセロリの葉と塩昆布投下、更に月桂樹の葉を挿し、いざ加熱、仕上げに蕩けるチーズを薬味代わりに施せば、これにてインプロクッキング「野菜共のトマト煮」完成、あっさりせし味わい優しきかな。
冷蔵庫に潜みし鯖へしこ発見すれば、僅かばかりを刻み、有り合わせ野菜共と炒め合わせ、冷や飯投下、仕上げに刻み海苔と擂り胡麻施せば、是にて「鯖へしこ焼飯+玉子胡瓜サラダ+黒酢もずく」食せり。へしこの風味芳しくして大いに美味。
タイ製即席麺「タイ風焼そば」召喚、葱とパクチーを具材とすれば、トッピングに目玉焼も添え、仕上げに自家製ハバネロ花椒油施せば、大いに美味なり。
「河端家特製カレーコロッケ」拵えるべく、先ずは中身拵え成形、今回は敢えて円板状に挑戦せり。
衣も施せり。個人的好みにて、パン粉は細か目にして衣は薄く拵えんとす。
斯くして「河端家特製カレーコロッケ+和風サラダ+黒酢もずく+胡麻増量焙煎胡麻スープ+ごはん」食せり。「河端家特製カレーコロッケ」惜しむらくは自己採点60点程度、味のパンチ些か不足気味にしてマイルドな仕上がりなればこそ。
今宵は帝都は渋谷にて、AMT宗家を以てオールナイトイベント「BODY ODD - Psychedelic Matter 2019 - 」に招聘頂けば、ジョンソンへ携行せんとする物販商品些か分担頂くべく、御馴染み「しゃき食堂」にてランデヴー、本日の「しゃき食堂」は満員御礼なり。
先達て長患い蓄膿症の手術終えられしばかりのジョンソン、漸く術後の禁酒解禁されれば、美酒美食に御満悦。
持病再発の兆しチラつく私なれど、此処は今宵の前打ち上げとばかり、日本酒呷りつつ絶品「タイカレー」なんぞ大いに堪能せり。
怒涛の忙しさも漸く一段落すれば、漸く一服せんとされるしゃきちょん之圖。
一旦大阪アジトへ帰還、上京の準備も完了すれば、長き夜に備え晩飯食らうべく、再び「河端家特製コロッケ」召喚、斯くして「河端家特製コロッケ+黒酢もずく+ごはん」食せり。
「GEZAN」に招聘頂きしオールナイトイベント「BODY ODD - Psychedelic Matter 2019 - 」出演すべく、黄昏迎えれど尋常ならぬ蒸し暑さの中、いざ上京すべく大阪アジトを出発せり。