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Channel: 大ぼら一代番外地
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ドラッシド・マザーズ・ビッキー@神戸 Helluva Lounge

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ロイ・バッティこと戦闘用レプリカント製造番号N6MMA10816、2016年1月8日製造、

 

 

而して2019年11月のLos Angelesにて

 

 

その生命の灯火潰えしとは、リドリー・スコット監督作品「ブレードランナー(原題:Blade Runner)」の余りに有名過ぎるシーンたれど、このロイ演ぜられしルトガー・ハウアー逝去されれば、その死はまるでその映画の如きかと思われし。嘗て公開当時及び直後、映画館へ足繁く通い、その後ホームビデオにてセルフ再上映し捲れば、本作を果たして幾度鑑賞せしかさえ不明なれど、その舞台たりし近未来こと2019年まで、自分が生き長らえ乍ら、而してロイたりしルトガー・ハウアーの訃報伺い、その冥福を祈るとは、果たして当時想像し得しか。気付けば近未来たりしも現在と化せば、あの2001年も今は昔、ノストラダムスの大予言も前世紀の出来事なれば、北斗の拳の時代設定も連載当初は198X年たりしか。思えば己れ自身が、サイバーパンクな時代の真っ只中に生きる次第なれど、世界を滅亡させし終末戦争も未だなれば、ロボットやレプリカント等、人型人工生命体の活躍も夢の亦夢な2019年なり。

 

 

結局「スパワールド」にて夜明かされしヴィッキー、大いに「世界の温泉」各種堪能されし御様子。

朝飯食らわんとすれば、天川村産「あまご燻製」召喚、斯くして「あまご燻製+出汁巻+胡瓜の塩昆布揉み+即席オクラと山椒の味噌汁+ごはん」食せり。流石は天川村産「あまご燻製」激烈に美味なり。

 

 

ヴィッキー達てのリクエストにて鰻蒲焼購入、取り敢えず施されしタレを洗い落とし、キッチンペーパーにて水気切れば、

 

 

フライパンにサラダ油を薄く湛え、先ずは身の面より軽く揚げるや、裏返し皮面も揚げんとす。これを自家製蒲焼のタレを施しごはんにON! 而して鰻にも自家製蒲焼のタレ施すや、山椒粉を投下、斯くして「鰻重(残念乍ら重箱なれど1段のみ)+胡瓜の塩昆布揉み+ワカメの味噌汁」完成せり。市販の鰻蒲焼を最も美味に食さんとすれば、電子レンジにて加熱なんぞにあらず、軽く揚げる事こそが最善最良、何せ揚げしにも関わらず程良く脂乗る感じにして、皮面は、サクッと香ばしき絶妙なる仕上がり、職人の技たる「30回の返し焼き」見事に再現とは果たして云い過ぎや否や、激烈に美味なれば、鰻丼切望されしヴィッキーにも大いに満足頂きにけり。

 

 

結局昨日もピンボールに興じられし事3時間半、その後大阪見物兼ね徒歩にて「スパワールド」へ赴かれ、世界の温泉存分に満喫され投宿、而して今朝はフォーエバーレコードにて東瀬戸さんを訪ね、大阪アジトへ票漂着されしヴィッキー、切望されし「鰻重」平らげられるや、スタミナ補填も叶いしか、いざ神戸へ出撃せり。

今宵の会場Helluva Loungeへ到着せり。

 

 

来週8月1日(木)には、AMT宗家凱旋ツアー神戸公演も控えれば、素晴らしきポスターも作成頂きし次第。この凱旋ツアーは3都市巡る3公演を予定すれど、各公演毎に異コンセプト設定すれば、初日たる神戸公演@Helluva Loungeは「 Darkside Of Euphoria Experience set」と銘打ち「究極の恍惚感を求め遥か宇宙の彼方へ、無限恒久的サイケ絵巻の世界へ!」と宣う、王道轟音サイケデリックロックナイトを予定せり。

因みに翌日8月2日(金)の大阪公演@ムジカジャポニカは「Space Troubadour Chanson set」と銘打ち「宇宙から来た吟遊詩人による、魅惑のスペースフォーキーな世俗抒情歌銀河へ!」なんぞと、ジョンソンの歌をフューチャーせんとする恍惚系アシッドフォーキーナイトを予定するものなり。

 

 

サウンドチェック中なるヴィッキー之圖。

 

 

楽屋にて自作シンセのメンテナンス行うヴィッキー之圖。

 

 

ヴィッキー達ての希望にて、元町高架通商店街こと「高架下」へ、一楽さんと3人して出撃、

 

 

時間遅ければ、既に多くの店舗がシャッター下されれど、レコード屋にてあれこれ物色中なるヴィッキー之圖。

 

 

今宵、先鋒勤めて下さりしは、若きノイズギタリスト「tbts」にして、その音の鋭利さ、剣客皆が夢見し達人の境地たる虎落笛の如しにして、思わず「地獄変」なんぞ思い出せど、然ればこそソロならぬビート感溢れるバンド編成にて是非観てみたき次第。

 

 

次鋒務められしは、あのピカルミン駆使される「無と有(ムとウ)」なり。サウンドチェックの際、何故ピカチュウたりしかとの必然性を語り下されば、成る程な。

 

 

殿務めしは我々にして、今宵も45分のセットを披露。轟音にて絨毯爆撃せし中をレーザー乱射、客席へ降りほたえ捲るヴィッキーを、ステージ上より見守る様は、果たして阿吽仁王像の如きか極悪オヤジ2人、今宵も傍若無人極悪非道ぶり炸裂、鞭に由るソニックブーム始まり、バスドラ緊縛刑こそ叶わねどギター絞首刑に加えての帯鋸刃に由る折檻へ至り、遂には大団円迎えるや、自作櫛型ノイズマシーンに由るヘアノイズへ至り幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今宵、ドラッシド・マザーズ・ビッキー@Helluva Loungeへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

昨日投稿せしブログ記事にて御案内させて頂きしヴィッキーのブラックライトにて光る自作パッチ、本人曰く「演奏中にこの服から直接切り取って買って欲しい」然りとて流石にほたえ捲る演奏中の彼女より、このパッチ切り出すは不可なれど、終演後の今なら可能たるべしと、遂に「実演切り出し販売」御客様第1号出現、鋏を以て、いざ切り出さんと挑まれれば、

 

 

 

 

 

見事、切り出され購入果たされし。残る3公演に於いても「実演切り出し販売」行われんと思えば、我こそはと名乗り上げる御仁は、何なら自前の鋏さえ持参されたし。

 

 

久々なるhelluva Loungeなれば、御馴染みなる面々との再会に、何やらホーム感さえ促されれば、皆してバーカウンター前に集結、Helluva Loungeなればこそなる楽し過ぎな一夜を、存分に堪能満喫せんとす。

 

 

今宵も御洒落な上田君、決め台詞「前からです!」も伺い得し。

 

 

如何せん当ブログにも、散々仮面ライダー関連記事を綴り捲れば、今や打ち上げにてライダーファンとの出会いも少なからず、今宵も亦、電王やカブトに始まり、クウガやジオウに関する話にて、美しき女性と大いに盛り上がれば、是ぞ至福の極みたりしか。

 

 

ふと見れば、小柄なれど連夜バスドラ担ぎ上げる怪力ヴィッキーが、タケヤリ君をひょいと軽々お姫様だっこされる一幕、何がどないなってんねん。

 

 

ヴィッキーは何処に於いても大人気者なれば、今宵も彼女を囲むボックス席の如きさえ自然形成され「スナック ヴィッキー」急遽開店、オヤジ客達に囲まれるヴィッキーママ之圖。

 

 

Helluva Loungeの醍醐味たる終演後の無限宴、今宵も大いに盛り上がれど、我々未だ明日ある身なれば、後ろ髪引かれ捲りつつも、最終新快速にて帰阪すべく御暇させて頂きし。

ヴィッキー共々、大阪アジトへ無事漂着するや、禁断の夜食興ずるべく、帰り掛けの駄賃にて立ち寄りしコンビニにて「日清 カレーヌードル」ともやし1袋贖えば、カレーヌードルに熱湯注入せし傍ら、例の「電子レンジで蒸し野菜マシーン」にてもやしを加熱調理、そもそもカップ麺をあの忌まわしきプラ容器にて食すを厭えば、もやし共々丼へ盛り付けるや、刺激度アップすべく「自家製ハバネロ入り花椒油」垂らし、然れば通称「中国産贋肉串」も添え、生玉子投下、斯くして「カレーヌードルSP」大いに堪能せり。 

 

 

斯くして蒸し暑き浪花の夜は更け行きし。

 

今回のヴィッキーのツアーも、愈々残す処3発と相成るや、是非にも己れの身を以て、目撃体験頂きたし。

 

___________________________________

 

「Victoria Shen Japan Tour 2019」

 

 

Victoria Shen

サンフランシスコ出身。アメリカの電子音楽家にしてボストンのハーバート大学で電子音楽やシンセ関連の教鞭をとる中国系アメリカ人女性。ニュー・イングランドを拠点に即興ノイズ音楽家、ヴィジュアル・アーティストとして活動している。

Victoria Shenの音に対しての実践は、音の空間性/物理性、そして身体との関係にあり、彫刻的にその場所を演出し氾濫させる。彼女の音楽はアナログ・モジュラー・シンセサイザー(フラワーエレクトロニクス)、コンタクトマイク、その他、ハンドメイドのエレクトロニクスを駆使し、それらの機材はパラメーターの微妙な操作により、カオス・システムを電子的に生み出すように開発されている。その結果として、既存のハーモニーやリズムを避け、よりエクストリームなテクスチャーと身体性をもった音楽となっている。

ShenはVictoria ShenとEvicshen名義で北米、ヨーロッパ、日本などでソロ演奏を行い、北米とイギリスではTRIMというデュオユニットでも演奏を行っている。また、スウェーデンのストックホルムのEMS(Elektronmusikstudion)と、オランダのロッテルダムにあるWORMにも招聘されている。

http://evicshen.com/
https://soundcloud.com/evicshen

ツアー中に話題騒然となり、ほぼ全公演ソールドアウトとなった昨年に続いての再来日!

 

 

◾︎ 7月26日(金)@梅田 NOON + CAFE (06-6373-4919)

http://noon-cafe.com

「re.SUBSTANCE」

Victoria Shen+河端一+Doravideo

open 18:00 / start 18:30

adv ¥2500 /door ¥3000

w/ CRZKNY, D.J.Fulltono, RHy-s, Polyshaft, Yumi Katayama, Tsumami, Masayoshi Sakaguchi

 

 

 

◾︎ 7月27日(土)@彦根 ダンスホール紅花

https://www.facebook.com/彦根ダンスホール紅花-865006813573664/

Victoria Shen+河端一+Doravideo

open 16:00 / start 17:00

adv ¥2500 /door ¥3000

w/ HATAKEN, ゴールデントライアングル旅行団, アナタルタヒト

DJ バーテン: YukoNexus6

Food: ななばけ食堂

 

 

◾︎ 7月28日(日)@高松「瀬戸内国際芸術祭2019」Dommune Setouchi (087-813-2244)

https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/takamatsu/293.html

Victoria Shen+河端一+Doravideo

start 19:00 /door ¥2000

w/ 絶太郎, Masayoshi Sakaguchi, 909state, 矢儀哲哉, HATAKEN, Numb, 無と有, Plugman, MoleculePlane, 野本直輝

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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