毎年の年中行事たる「サイケ組納涼酒祭り」当日迎えんとすれば、生憎の曇り空なれど、山寺境内にプールも設営せり。
今回のブログ記事に関し、参加下さりし皆様より写真あれこれ頂戴すれば、無断借用させて頂く次第なれど、悪しからず。
料理の仕込み開始すれば、湯剥きせしトマトの中身を刳り貫き、其処へアボガド、剥き浅蜊、バジルを詰めるや、取り敢えず面倒な下拵え完了せり。
椎茸、しめじ、舞茸を「電子レンジde蒸し野菜マシーン」にて加熱調理、これにてこちらも下拵え完了せり。
昨夏好評博せばアンコールとばかり、南瓜とバターナッツをタジン鍋にて蒸し上げ、其処へ通称「アキさんハーブ」ことパレスチナ産ハーブミックス「Za'atar(ザータル)」とマジックソルトなんぞ施し、耐熱容器に仕込むや、その上にチーズを敷き詰め、後はオーブンへ入れるのみと待機せり。
牛切り落としを荏胡麻の葉共々ベーコンにて巻き「トルネードステーキ」の準備も完了。
皆様到着されれば、今回の参加者は「秘部痺れ」ギタリストChangchang&映像作家プロフェッサーともちゃん御夫妻、同じく「秘部痺れ」ベーシストにして「sarry」にても活動される821君、マドンナ友里ちゃん&「ウンラヌ」ギタリスト祥三君御夫妻、御存知ぽんすさん、自主ブランド「saredo」主宰される萱澤君、37年来の旧友にして現在は「Silent Head」等にて白塗りベーシストとして活躍される中谷君、沖縄より満を持して帰阪されし木村君、名古屋の女性酒豪バンド「フリーダム」ドラマーにして今や特撮女子たるカイ☆マキ嬢、而して私も加えれば、以上11名なり。
今回供させて頂きし料理は、先ず「鳥皮カリカリ揚げ 名古屋名物『風来坊』手羽先風味」に始まり、
「エキゾチック刺身(甘海老+烏賊+鯨おばけ)」醤油+山葵や酢味噌に代わり、トムヤムペーストやらパクチーやら添えさせて頂きし。
更には今や定番「カルパッチョ盛り合わせ(蛸+帆立+サーモン+鯨)」
「自家製大盛り白子ポン酢」なんぞと和洋生モノ饗宴。
而して先の湯剥きせしトマトへ浅蜊、アボガド、バジル詰めし代物に、刳り貫きしトマトの中身を以てトマトソース拵えるON! 斯くして「トマトのアボガド浅蜊詰めバジル風味」完成せり。
予め蒸し上げしキノコ類に、マジックソルト+ポン酢+オリーブオイル施せば、カリカリに揚げしエノキをON! インプロクッキング「キノコの森サラダ」完成せり。
炙りし油揚に、胡瓜、人参、蟹蒲、パクチーを詰め、スイートチリソース添えし「生春巻風炙り油揚」やらを以て、先ずは前菜とせり。
万能ソースたる「アリオリソース」も添える次第。
先ずは乾杯、斯くして今年の納涼酒祭りも幕開けし。
ジャガイモを「電子レンジde蒸し野菜マシーン」へぶち込み、月桂樹の葉1枚、オリーブオイル少々施し加熱、仕上げにマジックソルト施せし御手軽クッキング「レンジde欧風蒸しポテト」も供させて頂く次第。
他にも最近のマイブームたる絶品「ゴーヤの天麩羅塩昆布和え」やら、
「若鮎の天婦羅」やら、
是亦定番「胡桃入りポテトサラダ」等、ズラリ並べさせて頂きし。
有頭海老の頭部のみ揚げ、胴体は刺身にて供させて頂き、添えしアリオリソースにて頂く「スペイン風有頭海老刺身」も登場。
先述の耐熱容器に仕込まれチーズにて覆われし南瓜召喚、オーブンにて焼き目を付ければ、
自家製トマトソース、シナモン和えしヨーグルトを相掛けせし「南瓜のチーズ焼 トマトソースとシナモンヨーグルトの相掛け」完成せり。
スパイスあれこれ施せしヨーグルトに、鶏腿肉漬け込み焼き上げれば、無花果、胡瓜、パプリカと盛り合わせ、是にて「チキンケバブ」も並べられし。
蒸し上げし南瓜の皮をリサイクルすべく、ハーブあれこれ共々、おからと練り合わせれば、
これを焼き上げ、シナモン施せしヨーグルトをON! バジルも飾りし「おから満月焼」やら、
正に止まる処知らず「茄子とトマトのチーズ焼」
而して「トルネードステーキ」へと雪崩れ込むや、
付け合わせたる「ブルスケッタ」なんぞも添えさせて頂きし。
鯨肉を台湾酢豚インスパイア系クッキングに処せば架空クッキング「台湾酢鯨」も供せり。
重量級肉食主菜ハイライト、圧力鍋にてトロトロまで煮込みし「骨付き豚カルビの赤ワイン煮」も満を持して登場せり。
更に酸っぱいもん好き祥三君には、毎度御馴染み「豆鯵の南蛮漬」を用意させて頂きし。
今宵のハイライトとして、皆様より熱きリクエスト頂きし「極私的激辛激痺麻婆豆腐」拵えんとすれば、刺激は如何程望まれるか問うや「レベル7」の一言頂き、然れば「極私的激辛激痺麻婆豆腐 レベル7」拵え、
前回「ごはんが欲しい」との要望多ければ、今回は実山椒入り「山椒ごはん」も炊き上げし。皆様レベル7の刺激と痺れっぷりに、思わず恍惚状態へ至られしか。
皆して酒を持ち寄れば、奈良の地酒「風の森」を筆頭に、日本酒のみならず、和洋酒ずらり並ぶ次第。
皆して飲んで食うてアホ話にも花咲かせれば、最早これ以上何を綴らんや。これよりの乱痴気ぶりは、写真掲載を以て本文割愛させて頂く所存、悪しからず。
斯くして明日香の深山の夜は更け行きし。
(つづく)