午前7時起床、朝飯を求め食堂へ赴けば、ずらり並ぶはシリアルの数々、
先日シリアル食らいて体調悪化すれど、再度挑めば、これが何とも硬く不味き限り。
イングリッシュ・ブレックファーストならぬアイリッシュ・ブレックファースト、概ね英国のそれと同じなれど、ベイクド・ビーンズが添えられぬ次第。ベーコンやソーセージは、私には塩っぱ過ぎにて、目玉焼きの白身共々食らいて、何とか緩和せんとす。
ベジタリアンのチャビなれば、彼の皿とは、侘しくも斯くの如し。況してハンガリー出身オーストリア在住なる彼なれば、トマトを温めるなんぞ言語道断、然れば食し得しは目玉焼き2個のみにして、只管トーストを食い続けるのみとは、何とも御愁傷様。
一路Dublinへ向け爆走、今宵の会場たるThe Grand Socialに到着。ライヴスペースは2階にして、1階のバーにては、蚤の市の如きマーケット出店されておれば、サウンドチェックまで時間余すや突撃、
勿論レコード屋が出店されておればこそ。
1軒のみならず、あちらにも、
こちらにもと出店されておれば、結局またしても散財せしとは云わずもがな。
サウンドチェック中の兄ぃの圖。
サウンドチェックも済ませれば、界隈を散策しつつ晩飯を求めるや、結局はトルコ料理屋へ。ドネルケバブを貪られる兄ぃの圖。
私は「Adana kebab(アダナケバブ)」を所望、所謂アダナ地方の名物料理にして、羊肉ミンチのつくねの如し、ホットソース添えられるが特徴なりけりて、大いに美味。
何やら橋上にて皆様写真撮影に興じておられれば、凡そ有名なる観光スポットならんと思われれど、果たして何があると云うか。
皆様に倣い1枚撮影すれど、然して何の変哲もなき光景、兄ぃ曰く「何か有名な映画のロケ地か何かじゃないの…」然れど我々知る術もなし。
今宵も1時間程のセットを展開、爆音にてほたえ捲れば、大いに盛況にして、ギター絞首刑にて幕。
ホテルへチェックインすれば、今宵はほたえ過ぎか、僅か未だ3発目にして尋常ならぬ疲労感、既に両腕のダメージも大きけれど、何せ残す処未だ約50発を数える身なれば、今回のツアーは正に粉骨砕身玉砕あるのみ、即寝成仏にて果てし次第。
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Mainliner@The Grand Social Dublin
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