ヒューマンシャワー＠高知 Chaotic Noise

本日「スケベ椅子 vs ヒューマンシャワー『DEATH TECHNO DEATH』CD発売記念ツアー」高知Chaotic Noiseにて初日迎えんとすれど、毎度乍ら出発前夜どころか当朝まで無駄に多忙極め、仮眠のつもりが寝坊寸前たる午前10時起床、予め斯様な事態想定済みなれば既に出発準備も万端、起床僅か15分に満たぬ内に大阪アジト出発、恙無く集合場所たる阪急三番街高速バス乗り場へ到着、NANI君と山本初子嬢と合流するや、午前11時発高知行き高速バスに乗車果たせり。乗車するやいきなり缶ビール呷られしNANI君なり。

昨夜のうちに朝飯として、昨夜の晩飯「豚鍋」残党リサイクルせし「リサイクル塩昆布カレー」仕込み済みたれど、勿論食らう暇あらざればコールドスリープに処し、然れば朝飯としてバス停売店にて「えびかつ＆たまごタルタル」サンドウィッチ所望、矢張りサンドウィッチは海老カツサンドに限ると知れ。

昼行バスたれど独立3列シートにして快適至極、車中は無料Wi-Fiにてネット接続可なれば、諸々雑務もこなす間も、バスは爆走するばかり。

今回の旅の御供は、ライダー女子たる山本初子嬢より有り難くも頂戴せし仮面ライダー滅と迅なり。

吉野川S.A.にて休憩と相成るや、デイリーヤマザキの手焼きパンなんぞ所望せんと下車すれど、知らぬ間にセブンイレブンへと様変わりすれば、落胆する事頻りかな。

定刻通り高知ははりまや橋バス停到着、斯くして今宵の会場Caotic Noiseへ到着せり。

サウンドチェックも恙無く終了。宿毛より東君が顔出して下さり、皆して前打ち上げに興じんするや、昨年末AMT宗家高知公演の際、東君と訪れし居酒屋「小西湖」へ繰り出せり。

「鯖刺身」「鯵活け造り」「ネイリ（勘八）刺身」所望するや、盛り合わせて下さりし。何れも大いに美味なれど、特筆すべきは鯵にして、斯くも極厚切りとは珍しく、その美味さ到底筆舌に尽くせぬどころか、鯵に対する価値観転覆させて余りある程の革命的美味さ前に、流石は高知と、恐れ入るばかりかな。

暖冬なれば不漁なりける「あおさ天婦羅」一見ワイアール星人の如きなれど、全く以て美味至極。

鯵の骨も揚げて頂き「鯵の骨煎餅」まで満喫せり。

美酒美食堪能しつつ、東君と昨年末のAMT宗家西日本ツアー以来の再会なれば、今更乍ら年始の挨拶に始まり、近況あれこれ伺いつつも、結果アホ話にて大いに花咲き、素晴らしく楽しき一時過ごせし次第。

扨、Chaotic Noiseへ帰還するや、奇しくも本日高知遠征されし「あふりらんぽ」オニ様とピカ様が顔出して下されば、特にオニ様とは久々なる再会果たせり。

今やすっかり「ピカぁちゃん」たるピカ様、御愛息義丸と3ショット記念撮影。

NANI君、ピカ様、オニ様と勢揃いしての記念撮影、嘗てこの4人にて「ピカマンコトマユミシャワー」なるユニット名にてライヴ行いしも今は昔。

先鋒務めて下さりし「FAKE TRIBAL DANCE」次鋒務めて下さりし「さぁ血柱ズ」見逃せば、悪しからず。

三番手に井上社長率いる「DeeVooZ-X」登場、つい先日韓国ツアーより帰国せしばかりなる凱旋公演、何気にバックトラックと振り付けの完成度が向上、どこまで本気やねん？正に不良な大人達に由るド真面目且つ真剣極まりなきいちびりっぷり、何事に関せど真摯に取り組むその姿には、何かしら人の心動かす力が秘められると知れ。

熱演披露下さり「DeeVooZ-X」その物販商品群、是亦入魂の出来栄えたらん。

四番手務めて下さりしは、この超局地的ムーブメメント「DEATH TECHNO DEATH」牽引車として、今や各地にてじわじわ人気上昇中なりける「スケベ椅子」今回のツアー共に回る盟友なれど、今宵の地元高知も含め今回の全4公演は、オリジナルメンバーたるアンディ君欠席にて、ツアーメンバーたるマタニティードッグ君が参加されるラインナップなり。御馴染みのローカルヒットチューン連続炸裂するや、空かさず客席一体と化し、皆してその振り付け真似しつつサビ大合唱、一瞬スタジアム満場の大観衆が大合唱する幻影すら見えれば、果たしてこれは近き未来の予知映像か。

嘗て此処Chaotic Noiseにて共演せし「クリトリック・リス」も、今や押しも押されぬポップスター街道爆走中なれば、

哀愁さえ漂う魅惑のテクノ歌謡バンド「スケベ椅子」近き将来のメガトンブレイク、切に願うばかりなり。

而して殿務めさせて頂きし我々、今宵は60分のセットを披露せり。今回より機材も新兵器導入果たせば、一層の電子音楽度アップせんとす。結成13年目を迎え、その活動は第2章へ突入せりと云えど、そもそものコンセプトたるナンセンスの無次元ぶりは健在、野球、高校、コッピー君、様々なキーワードを振り翳しつつも、客席に苦笑爆笑クエスチョンを誘いつつ駆け抜ければ、最後は勿論ゲージュツ魂を匂わせる巨大オブジェ建造之儀へ至り、不毛な達成感と終末感を放射して幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第。悪しからず。