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Channel: 大ぼら一代番外地
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弥生悪食饕餮譚 2020(前編)

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平成ライダー全20作のセルフ再放送を一旦中断、リアルタイムにて当時鑑賞せし「仮面ライダーBlack」放送当時以来に全話観破せんとす。いやはや1987年10月より1年間に渡り放送されれば、33年ぶりなる観賞にして、随分記憶も曖昧なれば、往々にして記憶違いな箇所もあり驚愕せられし。而して当時は忌み嫌いし80年代ファッションとデジタルシンセに由るチープサウンドトラックも、今となれば何やら懐かしくして、いとをかし。

 

 

先達てヨドバシカメラ訪れし際、序でに「ガチャガチャジャングル」初突撃、総数1800台を数えるとも聞けば、いやはや圧巻にして唖然とさえさせられるばかり。

 

 

当然御目当ては仮面ライダーコーナーにして、目敏くサウンドロップ発見するや、2度の挑戦にてビルドとジオウ引き当てれば、そもそも籤運最悪な私なればこそ、本日の引きの強さに、我が事乍ら大いに驚愕せられし。

 

 

先達て炊き上げし「焼鯖ごはん」食らうべく召喚、斯くして「焼鯖ごはん+金平牛蒡+三度豆胡麻和え+黒酢もずく+納豆玉子焼+ワカメと油揚の味噌汁+味付海苔」食せり。

 

 

「納豆玉子焼」とは、その名の通り納豆仕込みし玉子焼なり、悪しからず。

 

 

「蒸し鱈と青梗菜のトマトソース添え+蒸しコールスロー+油揚と葱のコンソメスープ+ごはん」食せり。「蒸し鱈と青梗菜のトマトソース添え」とは、鱈切身と青梗菜を「レンジ de 蒸し野菜」マシーンにぶち込み、月桂樹の葉を添え加熱調理、自家製バジルオイルとトマトソース施せし御手軽な代物なり。「蒸しコールスロー」は、その名の通り、キャベツと人参を是亦「レンジ de 蒸し野菜」マシーンへぶち込み加熱せしを以てコールスロー拵えし代物なり。味噌汁の具材たる油揚と葱を、コンソメスープにぶち込みし「油揚と葱のコンソメスープ」思い付き1発インプロクッキングとは、云わずもがな。以上、今回は正にインプロクッキングの極みたる3品並べど、結果オーライ大いに美味なり。

 

 

 

ふとドライカレー(我々が呼ぶ処の「ドライカレー」即ちカレー焼飯とは異なる方)所謂「挽肉タイプ」と称される代物を、タイカレー風味にて拵えれば如何なものかと思い立ち、早速野菜や鶏腿肉を以て、汁少なめタイカレーの如き拵え、後は煮詰めればごはんにON! 刻みパクチーと史上最強万能辛味調味料たるタケシオイル施せば、是にてインプロクッキング「タイ風ドライカレー」完成せり。いざ食らえば、結局は一世を風靡せし「いなば チキンとタイカレー」缶を具沢山に増量しごはんへON! せしが如しと云えば、その味わい想像に易からん。美味なれど、是程の手間を掛けるならば、いなばのタイカレー缶数個に、野菜刻み「レンジ de 蒸し野菜」マシーンにて加熱せしを合わせれば、充分かとも思われ、心の片隅にて徒労感漂う始末。

 

 

来たる4月9日より幕開けんAMT宗家北米ツアーTシャツのデザイン入稿〆切も迫れば、重き腰上げ製作せり。毎度乍ら手描きなるも、何せコンピューター駆使するよりも速ければこそ。

 

 

「燒秋刀魚+おろし和布蕪納豆+切干大根+玉子とワカメの味噌汁+アオサふりかけごはん」食せり。

 

 

先達ての「タイ風ドライカレー」が、美味なれど徒労感漂いし顛末迎えれば、今度はカレーうどんに挑戦、然ればグリーンカレー拵えるや、昆布出汁にて伸ばし、其処へうどんをぶち込めば、パクチーと茹で玉子も添え、斯くして「タイ風グリーンカレーうどん」完成せり。

 

 

是は大いに美味なれども、所謂普通のカレーうどんに軍配上げんと思えば、矢張り何処か微妙たらん。

 

 

先の「タイ風グリーンカレーうどん」スープを作り過ぎれば、残党を以て、今度は「タイ風グリーンカレーにゅうめん」拵えるべく、素麺を茹で刻みパクチー共々投下。然りとて是亦美味なれど何処か微妙にして、素麺アレンジ料理ならば、定番と化せし「タイ風混ぜ麺」に軍配上げんとす。

 

 

世は所謂「辛痺れ系」麻辣花椒ブームなれど、私を満足させ得る代物に出会えねば、結局は自前にて「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」拵えるが最良の道と知れ。然りとて今回は些か気合入り過ぎしか、ハザードレベル10超級、全身の老廃物を代謝せんとするが如き濁流レベルの発汗誘い、いやはや「辛さの彼岸より到来する旨味」大いに堪能しつつも、久々に激烈な刺激に意識朦朧とせり。

 

 

鯖味噌煮缶を以てインプロクッキングに挑まんとすれば、牛蒡、人参、生姜を以て金平牛蒡拵えんとしつつも、最終段階にて鯖味噌煮缶投下、刻み青唐辛子と葱を添え、七味施せば、インプロクッキング「金平鯖牛蒡」完成せり。その傍らにて、キャベツ、玉葱、人参を適当に刻み「レンジ de 蒸し野菜」マシーンへぶち込み加熱、是に塩昆布と胡麻油施すや、超手抜き御手軽インプロクッキング「蒸し野菜サラダ」完成、斯くして「金平鯖牛蒡+蒸し野菜サラダ+切干大根+海苔の佃煮ごはん」食せば、大いに美味。

 

 

キャベツ、人参、玉葱を刻み「レンジ de 蒸し野菜」マシーンにて加熱、茹で上げし素麺と合わせ、塩昆布、胡麻油、刻み青唐辛子を以て和えるや、仕上げに史上最強万能調味料タケシオイル垂らせば、是にてインプロクッキング「蒸し野菜の温混ぜ麺」完成せり。そもそもは先の「蒸し野菜サラダ」由来なるアレンジ料理なれど、充分先発ローテーション入り可能な程に美味。

 

 

予てより私には2大不得手料理ありて、それが焼飯と餃子とは、世に云う処の男性得意料理上位メニューなれば、何とか善処すべく、特に焼飯に関せば、事ある毎に様々なレシピ試す次第。然れば今回は「最後の仕上げに酒投下」なるレシピに挑戦せんとす。冷凍庫にてコールドスリープに処されし合挽きミンチ召喚、斯くして焼飯の調理開始、手順は通常通りなれど、最後の最後に日本酒を投下、然れば酒の芳しき香り立ち昇り、是を以て「焼飯」完成とす。卵黄のみ使用すれば、残されし卵白はスープにてリサイクル、然れば「焼飯+オニオン玉子スープ」食せり。肝心の「焼飯」は、パラパラ気味なれど酒の効果にて程良くしっとりふんわり、おおっ!これめっちゃ美味いがな。遂に「焼飯」に対する一筋の光明見出せり。

 

 

今冬は暖冬たれば、大阪アジト界隈にて、梅と同時に桜も開花せり。今春は、恒例AMT宗家北米ツアーが4月9日幕開けなれば、久々に花見も叶うかと思えども、例年より開花は更に早そうなれば、明日香の山寺境内の桜さえ、久々に愛で得るや。コロナ狂騒にて花見も自粛されんとは必至、然りとてこちとら滅多になき花見の機会、是非にも逃すべからずと思うものなり。

 

 

小振りの鯵が、6尾44円也にて叩き売られれば12尾贖い、是を以て「鯵南蛮漬け」拵えんとす。

 

 

欧州ツアー中、オランダ辺りにて本場の南蛮漬けと思しきを食せし経緯あれど、三杯酢を優に凌ぐ四杯酢、若しくは五杯酢かと呼ばんとする激甘な甘酢の如きにして、そもそも三杯酢さえ好まぬ私は、ポン酢+酢+大蒜+唐辛子を以て漬け込む次第。

 

 

うどん茹でる傍らにて天婦羅揚げるは、ガキの時分よりの「同時に2つの事を行い時間を節約せん」なる思いが由来か、然れば今回も「きつねうどん+天婦羅(掻き揚げ+牛蒡+海苔)食らえば、大いに満足満喫せり。

 

 

先達て拵えし「焼飯」我乍ら余りに美味たれば、堪らず再度挑戦せんとす。今回は豚切り落としを刻み、更には牛蒡も加え、インプロクッキング「豚牛蒡焼飯」拵えん。而して奥義たる最後に酒施せば、矢張り素晴らしき出来栄えに、思わず多幸オーラにて包まれしかな。今後この焼飯を「ウルティモ焼飯」と称すべし。先の掻き揚げ残せば召喚、4つに切り分け添え、傍らにて青梗菜を「レンジ de 蒸し野菜」マシーンを以て加熱するや、ポン酢+胡麻油にて和え、擂り胡麻投下、斯くして「掻き揚げ付きウルティモ豚牛蒡焼飯+青梗菜の胡麻ポン和え+オニオン玉子スープ」存分に満喫堪能せり。

 

 

随分以前、天川村のジビエ専門店にて鹿肉贖わんとすれど、生憎のオフシーズンたる冬なれば、備蓄されし「鹿肉そぼろ」御分け頂きしを召喚、コールドスリープに処せしを自然解凍、而してごはんにON! 刻み青唐辛子も添えるや、斯くして「鹿そぼろ丼+人参しりしり+ワカメと油揚の味噌汁」食せり。扨、其の鹿そぼろ、あっさりせし淡白な味わいなれば、自家製山椒出汁醤油垂らし、粉山椒も施すや、激烈に美味と化せり。

 

 

「蒸し野菜の温混ぜ麺」再び、然れど今回は鶏腿肉も加え、仕上げに刻み海苔なんぞも添えれば「蒸し野菜とチキンの温混ぜ麺+鯵南蛮漬け」完成、いざ食らうや、安定の美味さかな。

 

 

「牡蠣味噌鍋」に興じんとす。1人用土鍋に白菜敷き、其処へ豆腐を投下、

 

 

椎茸とえのきもぶち込み、昆布出汁を注入、

 

 

而して牡蠣をON! 

 

 

油揚も並べ、岡田醤油の絶品麦味噌をON! 然ればいざ加熱、

 

 

炊き上がるや自然と味噌も崩れ、牡蠣は程良く煮上がる次第、

 

 

斯くして「牡蠣味噌鍋」完成せり。岡田醤油の絶品麦味噌の芳しさも相俟るや、絶品至極とは云わずもがな。

 

 

「〆雑炊」にて至福感極まれり。

 

 

3月は、8日から15日までの8日間に全てのライヴ予定集中すれば、それ以外の時間は、溜まり捲るレコーディング作業に明け暮れんとす。然ればふと小腹空きし際、作り置きせし「鯵の南蛮漬け」やら「切干大根」等、摘む次第。

 

 

山芋を摩り下ろせば、尋常ならぬ強靭な粘りっぷりにして、生玉子と出汁を加え溶けども、その粘りっぷり一向に損なわれず、然れば其の儘揚げ油へぶち込まんと思い立ち、いざスプーンにてひと掬ずつ投下せんとすれど、その粘りっぷりにてスプーンから剥がれぬ頑固ぶり、悪戦苦闘の末、何とか揚げ油へぶち込み得るや、見るに耐えぬ歪な形状晒せども無事揚がり、是にてインプロクッキング「とろろ揚げ」完成せり。

 

 

斯くして「とろろ揚げ+焼秋刀魚+切干大根+納豆+えのきポン酢+ごはん」食せり。調子コキ過ぎおかずの品数拵え過ぎれば、ごはん茶碗が盆に乗らぬ有様、悪しからず。

 

 

来客あれば晩酌すべく、先ずは鯖味噌煮缶召喚、胡麻油にて炒めし牛蒡と合わせ、おろし生姜、葱、七味なんぞ添えるや、インプロクッキング「牛蒡鯖味噌煮和え」完成せせり。然れば「牛蒡鯖味噌煮和え+鯵の南蛮漬け+切干大根」を以てアテとせり。

 

 

「Spaghetti aglio, olio e peperoncino(スパゲッティ・ペペロンチーノ)+蒸し野菜サラダ」堪能せり。今回の「蒸し野菜サラダ」は、スパゲッティに合わせるべく、自家製バジルオイル+マジックスパイスにて味付けせり。

 

 

人間たるもの一度習得せし技を以て、一層の高みを目指さんと思うは常、然れば再び「ウルティモ焼飯」に挑まんとす。今回は鶏腿肉と牛蒡を用いれば「ブラックカレーコロッケ添えウルティモ鶏牛蒡焼飯+ヒイカのスペイン風ガーリックソテー+オニオン玉子スープ」食せり。ブラックカレーコロッケは、界隈の激安スーパー玉出惣菜コーナーにて所望せし珍品、金沢カレーを彷彿させる甘めなブカックカレー仕込まれし一品、予想以上に美味。而して肝心の「ウルティモ鶏牛蒡焼飯」は、矢張り鶏腿肉と牛蒡の相性ベストマッチ、最後に施す酒にてしっとりふんわりな仕上がりは、世に云うパラパラ黄金炒飯なんぞ雑にすら感ずる程の上品さ、安定の激烈な美味さかな。

 

 

「豚焼そば」拵えるや、鰹節大量投下、そもそも私流儀の焼そばとは、ソース少なめ出汁多め、然ればこの膨大な鰹節も相俟り旨味の権化の如し、紅生姜のワンポイントアクセントも秀逸、今回は珍しく定番トッピング目玉焼添えねども、焼そば本体が余りに美味なればこそ。

 

 

不得手を克服どころか得手にまで至るや、まるで何かに取り憑かれしが如きと化すも仕方なし。然れば亦しても「ウルティモ焼飯」拵えんと、今回は合挽きミンチ、牛蒡、椎茸をトッピング、斯くして仮面ライダーOOOに倣い「ウルティモ焼飯ミゴボタケ」完成せり。然れば「ウルティモ焼飯ミゴボタケ+ブラックカレーコロッケ+玉子と葱の味噌汁」食すや、是亦大いに美味至極。

 

 

インプロクッキングにて麻辣花椒風味混ぜ麺拵えんと思い立つや、玉葱、生姜、大蒜、合挽きミンチを麻辣醤、花椒醤、甜麺醤共々炒め合わせ、ヤマサ昆布つゆを水にて伸ばせしを投下、これを煮詰めんとせし傍らにて、素麺を茹で上げ、もやし、人参、玉葱共々和え、大量のパクチー施すや、其処へ先に拵えし麻婆餡をON! 最後の仕上げに自家製ハバネロ花椒油を垂らし、更に史上最強万能辛味調味料タケシオイルも投下、斯くしてインプロクッキング「麻婆混ぜ麺」完成、いざ食らえば自家製ハバネロ花椒油とタケシオイルに由る「Wオイル」が決め手となり、激烈に美味なり。嘗て別所哲也がシェフ務められし名古屋ローカル料理番組「ピアット」にて、別所哲也曰く「今日のピアット、決め手はWソース!」と両手にてWを掲げられし様、ふと思い出されし。

 

 

「タイ風混ぜ麺+鯵の南蛮漬け」定番にして安定の美味さなり。

 

 

しゃき食堂月曜バージョンへ初訪問、

 

 

日本酒呷りつつ「イカのピリ辛サラダ&竹の子炒め」堪能せり。

 

 

コロナ狂騒にて大いに悩まされし「ムジカジャポニカ」オーナーせいちゃんも交え、今の御時世憂いつつも、我々が為すべき事を為すのみと決起、然れば挙句早朝まで飲み明かせり。

 

 

大いに酩酊し乍らも大阪アジトへ漂着するや即寝成仏。目覚めれば午前11時、本日より今月のライヴラッシュへ突入せんとするにも関わらず、果たして今朝酩酊し乍らの道すがら、界隈のスーパー玉出に立ち寄りし、何故か惣菜コーナーにて「豚カツ」購入せし形跡あり、何せ流し台の上にその豚カツが鎮座されれば、均か豚カツが自ら此処へ降臨し得る筈もなく、いやはや酩酊せし帰路にての買い物こそ厳禁と戒めるは、我が人生何百回目か。

然りとて本日より数日留守にする故、一部の食材消費すべく、結局「カツ丼+極私的激辛激痺れ麻婆豆腐+黒酢もずく」拵え食さんとすれど、珍しくも未だ猛烈な二日酔いに苛まされ、斯くも重量級かつ刺激的な代物食らうや、胃袋が拒否反応にて抗わんとするや、何とか「カツ丼」こそ奮闘の末、何とか完食すれど、ハザードレベル10以上を誇る「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」は敬遠、有無を云わさずコールドスリープに処させて頂きし。

 

 

 

 


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