本日7月6日(月)午前7時半より行われし「Andromelos2」ライヴ配信は、そもそも米Chicagoにて毎年開催されるサイケデリックフェスティバル「Galactic Zoo and Singleman Affair Present: Million Tongues Festival」奇しくも今年はコロナ狂騒にてオンラインフェスと化せば、そのヘッドライナー務めさせて頂きし経緯なり。現地時間にて7月5日(日)午後5時半よりの配信なれど、時差あれば日本は月曜朝となりし次第。
出演依頼頂きし当初は、私のソロを自宅より生配信との事なれど、そもそも携帯電話もロクに繋がらぬ人外魔境、ネット環境も亦然り、何せ此の一円に於けるネットワークとは、私がレンタルするポケットWi-Fiのみにして、今や街中に於いて無数のネットワークがリストアップされるを常識とすれば、此処の人外魔境ぶり推して知るべし、到底生配信なんぞ不可と膠も無く断るや、原則生配信なれど仕方なしと例外的に録画認められ、折角ならば新譜リリース控えるスペースロックトリオ「Andromelos2」を以て出演させて頂く運びと相成りし。
当時未だ休業中たりしBearsを御借りし、撮影&編集は映像作家たるプロフェッサーともちゃんこと中塚智子女史が担当下されば、何と撮影後に伝えられしフェスティバル主催者Steveよりのリクエスト「もしも可能ならBeat Clubのような雰囲気に」にも見事応えて下さり、スーパーサイケデリックな映像と相成りし次第。
月曜朝7時半よりライヴ配信なんぞとは、まともな社会生活を送られる諸氏諸兄からすれば「おちょくっとんか!この社会のゴミ野郎!お前のような出鱈目な人生と一緒にすな、このタニシ!」斯くも罵倒叱責されて然るべし。然りとて是もアメリカとの時差に起因すれば、已む得ぬ次第。
然りとて其処はアーカイヴにて、見逃されし方々にも御覧頂き得ると知れば、此処に御案内させて頂かん。「Andromelos2」アーカイヴはこちら。
2004年、山崎マゾ (electronics)、河端一 (guitar, organ)、岡野太 (drums) によって結成された「Andromelos (アンドロメロス)」は、2006年にフィランドのEktro Recordsより1stアルバム「Andromelos」をリリース後、諸事情により結局一度のライヴも行わずして活動休止。しかし嘗てあの伝説のライヴ「800対3」に於いて、山崎マゾや河端一と共に、あの夜のSpace Machine搭乗員だった中屋浩市 (Nasca Car) を迎え、その名も「Andromelos2 (アンドロメロス2)」として、2013年に復活!初期Tangerine Dreamや往年のHeldonを想起どころか凌駕するエレクトロニクスとサイケデリック/プログレの遭遇!不定期ながらライヴ活動を行い、2020年、遂に1stアルバム「Electric Reincarnation」を仏BamBalam Recordsよりリリース予定。