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Channel: 大ぼら一代番外地
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神無月隠遁呆けて候 其ノ六

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コロナ狂騒の影響は、運転免許証更新にまで及べば、今年更新たりし私は、誕生日月たる過ぐる6月に更新せんとすれど、大阪府の免許更新はコロナ狂騒の煽り食らい更新手続き業務停止中、再開されれど完全予約制と化せば、これまで数ヶ月間更新し得ざる方々多くして、さぞ混雑せんと思えば、免許証有効期限の6ヶ月延長手続きにて、10月まで順延させて頂きし。然りとて光陰矢の如し、気付けば更新期限迫れば、前々回のブログ記事に綴りし通り、何とか無事予約叶い、然れば先ずは大阪アジトへ至りし。

御留守居役たる出目金十兵衛、そもそも真っ黒な筈なれど、コロナ狂騒勃発直後、突如体色変化し頭部と尾部を残し赤へ、

 

 

然りとて再び頭部の黒き部分が拡大せしとも見受けられれば、均か再び黒に戻るや。漸くこの赤黒2トーンも見慣れれば、これはこれでええがなと思う次第。

 

 

今や生活拠点にあらざる大阪アジトなれば、備蓄食材ほとんどあらざる故、野菜等は下山に際し必要最小限を持参、更に業務用冷凍鯵フライを1袋持参し、此処に備蓄食材として残さんとす。

斯くして「鯵フライ+人参しりしり+ごはん」食せり。

 

 

大阪市民と化し初めての免許証更新なれば、門真運転免許試験場も初訪問なり。奇しくも疎ましき京阪電車に乗る機会続けば、気分は大いに憂鬱にして、そもそも門真市も通過せしはあれど、目的を以て訪れしは人生初か。関西人なれど門真市には無縁極まりなければ、予てよりその字面から「子門真人の故郷」なんぞと勝手に思い違いせし次第、悪しからず。

 

 

完全予約制なれば、些か早く到着すれど会場内に入るも叶わず、漸く己れの受け受け時間と相成るや、会場内へ。今までは名古屋は平針運転免許試験場にて更新すれば、コロナ狂騒の影響もあれど、手数料支払いまでの過程すら随分異なり、平針試験場の合理的にして仮令混み合えどスムーズ極まりなき過程を思えば、なんぼ程鈍臭い手順踏まなあかんねんなと、イラチな筈の大阪人の意外なる気の長さに驚かされつつも、合理性求めぬアホぶりに些か呆れる始末。矢張り愛知県は、トヨタの御膝下なれば「カイゼン」精神が警察にまで根付きしか。

奇しくも人生初の「優良」ドライバー講習、そもそも日常的に運転すれば、5年間無事故無違反なんぞ可成りな無理難題にして、世のゴールド免許所持者の果たして何%がペーパードライバーなるか。このAI時代、運転免許証にも何かしらチップ埋め込み、運転する際、車の何処ぞに差し込まねばエンジン掛からぬようにして頂き、免許証に運転走行距離を記録されたし。然れば分母を運転走行距離、分子を事故違反数としてこそ、初めて「優良」ドライバーか否かを判断して然るべし。然れば年間走行距離が、最低条件距離に満たぬペーパードライバーやサンデードライバーなんぞは、実地試験受講義務若しくは免許剥奪して頂きたしと、切に願うものなり。

 

 

講習開始まで何と40分も待たされれば、物珍しげに試験場内を徘徊、然れば仮面ライダーカリスこと相川始を演ぜられし森本亮治の御姿発見に、思わずテンション上がる有様。

 

 

成る程、大阪府の平和を守るヒーロー「MAMORU」が、大阪府警とのコラボにて作成されしポスターの一環なりけりて、

 

 

そのMAMORUを擁する「MOMORU HEROS 株式会社」代表取締役こそ、何を隠そう森本亮治その人と知れば驚愕。

 

 

更新書類提出の際に旧免許証を返還する愛知県平針試験場とは異なり、旧免許証と引き換えに新免許証受け取りとは、是亦何気に面倒にして、成り代わりなんぞ防止の見地や否や、何はともあれ人生初のゴールド免許証取得せり。然りとて是にてペーパードライバーと勘違いされ嘗められぬか、万一嘗めてこまして下されば、この御時世に関わらず容赦なく唾吐き返したるけどな。

 

 

大阪アジトへ一旦帰還すれば、昼飯食らうべく、明日香の山寺より持参せし鯖味噌缶召喚、刻み大蒜共々フライパンにて加熱、

 

 

温まりし鯖を一旦皿へ移し、今度は人参と玉葱を炒め合わせ、

 

 

其処へ先の鯖と、茹で上げしスパゲッティー投下、手早く攪拌するや、是にてインプロクッキング「鯖味噌スパゲッティー」完成、史上最強万能辛味調味料タケシオイルと檸檬櫛切添え、いざ食らえば大いに美味。

 

 

斯くして都会に長居は無用と、早々に明日香の深山へ帰還せり。

先達て名古屋猫屋敷訪れし際、手土産に頂戴せしヨーコさん御手製焼売召喚、タジン鍋にて蒸さんとす。

 

 

斯くして見事蒸し上がれば、

 

 

「焼売+大根葉炒め+ごはん」食せり。「焼売」の付けダレを、本場中国式宜しく花椒麻辣油+ポン酢にて拵えるや、添えし「大根葉炒め」も名古屋の銘店「台湾料理 味仙」の名物「青菜炒め」インスパイア系なる大蒜と唐辛子ぶち込みし一品、共に激烈に美味なり。

 

 

明日香の深山は、既に可成りの冷え込みにて、下界ならば11月末から12月に匹敵せんとする冬の寒さ、然れば鍋に興じんとするも当然なり。

週末を迎えれば晩酌に興じんとす。今宵は「豚しゃぶ」なれば、業務スーパーにて贖いし仏産豚バラ肉を以て挑まんとす。

 

 

付け合わせは、白菜、椎茸、えのき、豆腐、焼売、牛蒡天なり。

 

 

箸休めに「八町刺身」やら

 

 

「キビナゴ刺身」なんぞも添え、

 

 

いざ晩酌に興じんとす。

 

 

昆布出汁芳しき土鍋に、具材あれこれぶち込み、いざ「豚しゃぶ」堪能せん。

 

 

付けダレは、史上最強万能辛味調味料タケシオイル+ポン酢にして、是を以て史上最強なる「至福の豚しゃぶ」と化すと知れ。仏産豚バラ、程良き厚みにて豚肉なればこその旨味醍醐味共に満喫せり。

 

 

コロナ狂騒にて今年は海外遠征予定も全て吹き飛び、四半世紀ぶりに1年通じ日本滞在果たせば、久々過ぎなる日本の秋、然りとて此処明日香の深山は既に初冬なれど、存分に堪能せんとす。海外遠征あらざればさぞ暇かと思いきや、ツアー生活の方が遥かに楽たりしかと思われる程に、何やら無駄に多忙にして、週末の晩酌こそが今や唯一の愉しみなるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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