Quantcast
Channel: 大ぼら一代番外地
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4128

師走隠遁呆けて候 其之壱

$
0
0

コロナ狂騒に終始せし2020年も、愈々師走へ突入すれど、案の定「コロナ冬劇場」幕開けるや、連日感染者増加なりけれど、世俗より隔絶せし人外魔境たる明日香の深山にて隠遁すれば、全く以て彼岸の火事なり。而して本日も、日課たる早朝山道入隊へ出撃せり。斯くも僻地なれば、鹿と遭遇する事はあれど、人と遭遇するなんぞ皆無にして、敢えて云うならばソーシャルディスタンス無限、勿論此の地に於けるマスク装着は、不毛の極みにして愚の骨頂と知れ。

而して定点観測。

 

 

日の出直前なれば、西の空にて満月未だ輝きし。

 

 

山道中腹より奈良盆地を臨みし。

 

 

山寺境内隅に聳える紅葉巨木、日々その紅葉ぶり眺むるや、何せ日本の秋を堪能するは四半世紀ぶり、いとをかし。当面は定点観測。

 

 

 

園芸下手な私の「河端ファーム」浅野姐さんより頂戴せしハバネロが、遅れ馳せ乍ら今頃結実、小振りなれど可成りの数なれば、最早これ以上は大きくならぬ様子にして、近日中に収穫せん。

 

 

素麺茹でる傍ら、ヤマサ昆布つゆ+トムヤムペースト溶きしスープに、人参、キャベツの芯、ソーセージぶち込みて煮るや、其処へ素麺沈め、刻みパクチー投下、ピータン添え、仕上げに自家製ハバネロ入り花椒油垂らせば、インプロクッキング「トムヤム風煮麺」完成、いざ食らえばトムヤム風味芳しくして、大いに美味。

 

 

全く以て我流の極み「勝手流牡蠣飯」炊き上げし。我流とは即ち、牡蠣への下拵えは、ヤマサ昆布つゆに暫し漬け置くに留まり、牡蠣チューブ水にヤマサ昆布つゆと酒加えしを以て炊き上げ、蒸らし過程の際、牡蠣をぶち込み完成させる荒技ぶりなり。他の具材は「其処ら辺にあるもん」なれば、今回は人参、鹿尾菜、油揚げなり。

 

 

 

人参、蕪、スティックセニョール、小海老を具材に、西京味噌仕立てにて拵えし「京風季節の味噌汁」やら、

 

 

残りしキャベツの芯界隈へ十文字に切り目入れ、ソーセージ挟み込み、チンマシーンにぶち込み電子レンジにて3分加熱、然れば「ソーセージ詰め蒸しキャベツの芯」も添え、

 

 

何とも妙な食い合わせなれど「勝手流牡蠣飯+京風季節の味噌汁+ソーセージ詰め蒸しキャベツの芯」食らえば、大いに堪能せり。

 

 

久しく買い出しに下山せざれば、備蓄食材も限定され、鉄鍋に豆腐、ソーセージ、白菜沈め、昆布出汁に市販中国製火鍋の素投下、案の定味の奥行き欠落すれば、岡田味噌醤油製「赤味噌」加え、仕上げに春菊投下、斯くしてインプロクッキング「火鍋風湯豆腐」完成せり。

 

 

上の画像にては、肝心の豆腐埋もれし有様故に、豆腐出現せし様の画像も掲載させて頂く次第。

 

 

岡田味噌醤油製「赤味噌」毎度乍ら素晴らしき活躍ぶりにて、味わいのコクと奥行き得られれば、大いに美味と相成りし。

 

 

日課たる早朝山道入隊へ出撃、

 

 

冷え込み厳しき日の出前なれば、

 

 

今朝も未だ西の空に、月輝きし。

 

 

定点観測。

 

 

山道中腹より奈良盆地を臨みし。

 

 

約60分間の道程を経て、山寺界隈まで帰還すれど、未だ月を仰ぎ得れば、

 

 

東の空より日が昇りて、眩しき限りかな。

 

 

山寺境内隅に聳える紅葉巨木、当面は定点観測。

 

 

界隈の紅葉ぶりも、いとをかし。

 

 

 

 

 

 

鹿や猪の足跡に加え、このU字型足跡は何者か。

 

 

「粕汁」拵えんとすれど、今回は鮭アラなれば、西京味噌も溶き入れし御上品バージョンなり。

 

 

「牡蠣なし牡蠣飯+粕汁+目玉焼+法蓮草ソテー」食せり。

 

 

牡蠣飯の牡蠣なんぞ疾うに食い尽くせば、佃煮たる「蜆山椒」をON! 斯くして「蜆山椒牡蠣なし牡蠣飯」へフュージョンアップ、これが堪らぬ美味さとは推して知るべし。

 

 

「烏賊と蕪の炊いたん」も拵えれば、

 

 

「蜆山椒牡蠣なし牡蠣飯+粕汁+烏賊と蕪の炊いたん」食せり。

 

 

夕陽が障子に映り揺らめけば、いとをかし。

 

 

日課たる早朝山道入隊へ出撃、今朝も未だ月を仰ぎ得し。

 

 

日の出前の太陽に照らされし雲の有様、いとをかし。

 

 

山寺境内隅に聳える紅葉巨木、当面は定点観測。

 

 

 

業務スーパー製柔らか煮豚召喚、而して備蓄食材にて何かしら拵えるべく「人参しりしり+やわらか煮豚」盛り合わせれど、

 

 

不覚にもごはんあらねば、急遽素麺を茹で、玉葱とレタス投下、ポン酢+胡麻油垂らし攪拌、仕上げにハバネロオイル垂らせば、急場凌ぎな一品「素混ぜ麺」添え、何とか御茶濁せり。

 

 

斯くして「人参しりしり+やわらか煮豚+素混ぜ麺」食らえば、想像以上に違和感あらざるどころか、その食い合わせ満更ならじ。

 

 

所謂「スパゲッティー・ナポリタン」拵えれど、刻みバジル投下し「スパゲッティー・バジリコ・ナポリタン」へとフォームチェンジ、新たな味のベクトル示せば、これはこれにて大いに美味。

 

 

日課たる早朝山道入隊へ出撃、生憎の曇り空、

 

 

然れど西の空にて、雲の隙間より一瞬現れし月を拝み得し。

 

 

日の出迫れば、

 

 

定点観測。

 

 

約60分の道程を経て、山寺界隈へ帰還すれば、

 

 

山寺境内隅に聳える紅葉巨木、当面は定点観測。

 

 

 

業務多忙の余り、昨夜晩飯食いそびれれば、モーニング鍋に興じんと、鉄鍋に人参、白菜、豆腐、えのきぶち込み、

 

 

おろし大蒜、胡麻油、擂り胡麻、岡田味噌醤油製「麦味噌」投下、酒少々加え、

 

 

仏産豚バラ薄切りにて覆うや、いざ加熱、

 

 

煮立ち豚バラにも火が通るや、仕上げに葱も添え攪拌、是にて「胡麻味噌豚鉄鍋」完成、

 

 

いざ食らえば麦味噌の豊穣な味わいと、胡麻の香ばしさ相俟るや、堪らぬ美味さ醸し出せり。

 

 

素麺茹でる傍ら、葱、ピーマン、人参、小海老を炒め合わせ、トムヤムペーストとパタイペーストなるを投下、素麺と炒め和えるや、自家製唐辛子入りナンプラー垂らせば、是にてインプロクッキング「パタイ素麺」完成、いざ食らえばこの御手軽さ手抜きぶりにも関わらず、激烈に美味なり。

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4128

Trending Articles