生憎の雨天の下、福岡は薬院Utero到着。今宵は、帝都より九州へ転居されし元Green Milk From The Orange Planetのウッチーに依る企画にして、斯くもカッコええフライヤーも拵えて頂きし。
サウンドチェックを済ませれば、オルガナイザーたるウッチーの心遣いにて、階上の焼鳥屋にて前打ち上げ。御通しが、山芋の煮凝りの如き代物にして、不思議な食感も然る事乍ら如何せん美味なり。
「試してみますか?」突如、今宵バーを取り仕切られる阿佐美嬢が取り出されしは「コブラ粉末」何故コブラとは愚問ならんや、滋養強壮精力回復云々の効能とは云わずもがな、そんなもん我々極悪オヤジに処方して、おネエちゃん覚悟は出来てんねやろなあ…なんぞと云う危惧も不要、1ステージ完全燃焼を旨とすれば、終演後に斯様な余力残す筈もなし。而してコブラ粉末、その味わいとは正に甲殻類系、粉末海老の如し。
焼鳥何れも絶品にして、肝の串に玉葱が打たれれば、自称焼鳥通たるウッチー曰く「作り置き冷凍串ではなく、今日串を打ったと云う証」成る程、然れば「四つ身」なるを御品書きにて発見するや、果たして何故かと問えば、曰く「4切れずつ串に打つから」是亦成る程と感心すれど、いざ運ばれしは3切れずつとは是如何に。博多にて見受けられる「四つ身」とは、鶏腿肉を「四角く切って串に打つ」所以なりけり。
手羽元と胸肉の間の部位「ふりそで」も堪能せり。
「厚揚げ」も自家製にして美味。他には「えんどう豆の串揚げ」が絶品至極、云うなればえんどう豆コロッケの如しか。
今宵の主催者ウッチーを始め、デコを担当されしLotu Seeds嬢、バーを仕切られる阿佐美嬢、オリジナル・シルクプリントTシャツ販売されるPOP○COPY嬢共々、前打ち上げ満喫すれば、記念撮影。
本日のShopzone、商売繁盛願うばかり。
先鋒を務めて下さりしは、巷にて話題沸騰なる「電子たくあん」なり。
次峰を務めて下さりしは、是亦御噂は予々伺いし「蝉」なり。
今宵は8曲を以て120分のセットを展開、即興部分が日に日に高揚すればこれもまた当然、爆音にてほたえ捲れば、盛況にて幕。Acid Mothers Temple & Space Paranoid@Uteroへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、ここに無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。



終演後、此処Uteroにて打ち上げへと傾れ込むや、皆して「もつ鍋」仕込まれれば、これも福岡なればこそか。
この「もつ鍋」大いに美味、大蒜の香りの隙間より現れる、仄かな牛蒡の風味が、これまた堪らぬかな。
もつ鍋囲みつつ、芋焼酎のグラス片手に歓談すれば、ウッチーどうも有り難う。
更には烏賊も炙られれば、愈々これより福岡の夜の真骨頂ならんや。
大好物たる「芥子蓮根」堪能しつつ、芋焼酎呷るばかり。
もつ鍋に麺投入されれば、これまた絶品至極なり。
今宵のフードコート担当されしカレー屋Manomaに依る「ハラールのマトンの塊を使用したムグライムルガ(骨付き肉のスパイス煮込)」僅かな残党を頂けば、是亦大いに美味なり。更にはもつ鍋の〆たる麺に、この骨付き肉のスパイス煮込を合体させれば、旨さと美味さが融合和合、激烈に美味。次回福岡を訪れる際は、是非とも御店へ伺いカレーを食さん。
ウッチーとカレー屋ManomaのNano君。
打ち上げ会場は、今尚大いに盛り上がれども、Space Psaranoid御一行様は、1ステージ完全燃焼なればこそか、私を除く全艦敢え無く轟沈せり。然ればこそコブラの効能も恐るるに足らず、今や何とも安全種たるオヤジ共なればこそ。


バーカウンターにて、何と斯様な御品書き発見。
斯様な形状にて処方される次第。福岡恐るべし。
投宿先たるウッチー夫妻宅へ。先日ウッチーが、高速バスに乗り遅れ、ヒッチハイクにて大阪より福岡へ帰還されにければ、その証拠の品。
ウッチーと奥方オハギさん共々、私が云う処の「日本のCaptain Beefheat」こと2代目広沢虎造のLPなんぞ聴きつつ歓談、斯くして福岡の夜は更け行きし。
因みにウッチーは、私のブログや人声天語の愛読者なりけりて、先日も私のレインボー鍋にインスパイアされし「レインボー粥」拵えられれば、頗る好評なりけりとの事、いやはや思わず恐縮至極。下の写真は、先日ウッチーが来阪されし際、伽奈泥庵にて極秘ミーティングせし際の1枚、ウッチーのfacebook写真アルバムより無断借用転載させて頂きし、悪しからず。
翌朝8時前、高松のオルガナイザー堀地さんよりモーニングコール、如何せん本日の移動は約8時間を予定すれば、寝坊せぬか憂慮下さればこそ。ウッチー&オハギさん夫婦と記念撮影。どうも有り難う御座いました。また九州にて、大阪にて、扨又この惑星の何処かにて御目に掛かります。
タクシーにて昨夜の会場付近たる駐車場へ戻れば、駐車場の精算機が、均かジュースの自販機と合体せしとは想像だにせず、思わず戸惑わされしも当然か。
トイレ休憩に立ち寄りしサービスエリアにて、駐車場にて吸殻をポイ捨てしみつるちゃん、厳ついおばはんに「タイヤに煙草を押し付けて消した」なんぞと、コテコテ九州弁にて因縁付けられ、烈火の如く憤怒せしこのおばはんに、弩叱られし挙げ句平謝りさせられし一幕もあれば、九州のおばはん実に恐ろしきかな。これに懲りて携帯灰皿持参しなはれ。否、この際禁煙しなはれ。(下はイメージ画像)
関門海峡を越えれば、さらば九州、いざ本州へ。
宮島SAにて昼飯休憩、みつるちゃんは迷うべくもなく広島名物と謳われし「呉海軍肉じゃがカレー」所望、大いに御満悦なれど、私の一言「肉じゃがカレーって、カレーに肉もジャガイモも入ってて当たり前ちゃうん?」果たしてこれは禁句たりしか。
無類の麺好き東君なれば、こちらは「広島ラーメンセット」所望されれば、広島にて昔乍らに親しまれしあっさり豚骨醤油ラーメンなりけれど、一口食らうや一言「不味っ!スープを一口も飲む気にさせない程不味いラーメンは久しぶり…」今の御時世、御当地ラーメンなんぞ星の数程あれど、ラーメンこそ当たり外れの振幅大きければ、これも小博打打ちの宿命なればこそか。
私と岡野君は「きつねうどんセット(ミニ穴子丼付き)」を所望せり。案の定私には、このうどんつゆも塩っぱければ、これは最早薄味嗜好も末期症状たるや。矢張りうどんは、己れにて拵えしが一番美味かな。
AMT告知番長みつるちゃん、移動の車中に於いても、携帯電話を介してのテザリングにて接続果たされ、絶賛告知活動中。御苦労様です。
岡山より瀬戸大橋を渡り、いざ四国へ上陸せん。正面には、エジプトはGizaの三大ピラミッドの向こうを張る「四国三大ピラミッド」を臨むものなり。
休憩僅かにて爆走すれば、予定より早く高松は今宵のNattsu Music Cafe到着。サウンドチェックも済ませれば、毎度御馴染み焼鳥屋「元祖野球鳥 おかむら」へ。前回訪れし以来、約1年半ぶりなれど、大将も女給の方も覚えて下されば「お久しぶりですね。」
随分大振りなる「つくね」は、タレが可成り濃厚なれど、卵黄と合わされば白眉、大振りなれど空振りにあらねば大いに美味。
「名物 野球鳥」毎度乍ら食い応え充分にして美味。
会場へ戻れば、先鋒を務めて下さりし女性デュオ熱演中、ふと初期のあふりらんぽなんぞ想起すれど、結局バンド名も判らぬ侭なれば、悪しからず。
今宵は1時間のセットと伺えば、通常セットの半分にして、全6曲(+1曲は冒頭部のみ)60分のセットを展開、可成りタイトな演奏となるもまた已む無し。
オルガナイザー堀地さんより拝借せしアンプ強烈にして、爆音にてほたえ捲れば盛況にて幕。
終演後もDJセット続けば、我々は一旦ホテルへ撤収せり。
全て終演撤収後、堀地さんが迎えに来て下されば、私とみつるちゃんの2人のみ、打ち上げへ。
打ち上げも終われば、ホテルにてテレビなんぞ鑑賞すれど、遂には全番組終了を以て、斯様な画面と成り果てし。然れどどうにも寝付けぬ有様にして、トイレ横の本棚より拝借せし劇画: さとう輝 / 原作: 九十九森なる寿司漫画「寿司魂」なんぞ読み耽れば、高松の夜は更け行きし。
(後篇へつづく)
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Space Paranoid凱旋帰国西日本ツアー(中篇)
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