日課たる早朝山道入隊へ出撃、山道路傍に並ぶ桜も既に三分咲きにして、定点観測。
爆安豚切り落としを重ねとんかつ化せし秘技「重層とんかつ」拵えれば、千切りキャベツ共々ごはんにON! 福井のMADSAX光聲君より頂戴せしヨーロッパ軒特製カツ丼ソース施せば、斯くして「ソース重層カツ丼+白菜の味噌汁」堪能せり。パン粉は可能な限り細かくとは、私のフライに関する信条にして、鋭利なパン粉が口に突き刺さる「粗目のパン粉でサクサク!」なんぞ悍ましさの極み、そもそもパン粉に吸われし揚げ油にて、胸焼け胃凭れ誘発される次第。
砂十島家の御内儀なおちゃんより、再び広島産絶品牡蠣届けば感謝感激、是にて今冬の「牡蠣味噌鍋」全うせん。
然れば晩酌に興ずるべく、先ずは「白魚刺身」
「鰤刺身」
「鯨カルパッチョ」
作り置きせし「鯵マリネ」
亦しても蛍烏賊大量に入手叶えば、此処は迷う筈なく「蛍烏賊しゃぶしゃぶ」一択、
然れど先ずは広島産絶品牡蠣にて「牡蠣味噌鍋」堪能せんとす。土鍋に白菜と豆腐を仕込み、ヤマサ昆布つゆと水少々を注入、其処へ牡蠣をON! するや岡田味噌醤油の絶品麦味噌を添え、蓋をせずいざ加熱、
沸かせし出汁に具材投入するにあらず、先ずは土鍋に具材を全てぶち込み、其れから加熱たる私の流儀なれば、出汁が沸くと同時に野菜類も煮えれば、鍋が仕上がる頃には、通常ならば鍋も終盤宜しく、野菜の旨味が全て出汁に溶け出す仕掛け、其処へ牡蠣の旨味も染み込めば、牡蠣本体が激烈に美味とは云わずもがな、
然れど其の旨味全て染み込みし白菜や豆腐こそが、醍醐味の極みと知らしめらるる次第。
至福昇天級の美味さに、自撮りとは思えぬ満面の笑みぶり、込み上げる多幸感に、顔面筋肉も崩壊して然るべし。
「牡蠣味噌鍋」堪能すれば、其の儘今度は「蛍烏賊しゃぶしゃぶ」へ雪崩れ込まんとす。
しゃぶしゃぶと云えど、肉の其れとは異なり、鍋にぶち込むや、頭が開けば食べ頃にして、是亦蛍烏賊のワタの旨味染み込みし白菜や豆腐こそが絶品、
日本酒が止まらぬも当然なるかな。
「きつねうどん」食らわんとすれど、今や大阪のうどんさえ塩っぱく感ずるごく薄味指向の私なれば、そもそも昆布鰹出汁の鰹こそが元凶、鰹出汁は合奏に於けるピアノ同様、全てを制覇せんとする強靭さ備えれば、忌まわしき鰹出汁さえ外せば味のバランス保たれる次第にして、昆布つゆ、小倉屋の高級とろろ昆布、きつね揚げの煮汁、刻み葱の風味、是等が絶妙に味の均衡を保ちつつ、味の奥行きを紡ぎ出せば、個人的には是こそが「きつねうどん ファイナルフォーム」なり。
もろこを天婦羅に、序でに玉葱と人参の掻き揚げも拵えれ添えれば、更に豪華なる「天婦羅きつねうどん」として存分に堪能せり。
境内の桜が均か開花、朝一にて眺めし際は二分咲き程度なれど、大快晴なればいきなり一斉開花、而していきなり五分咲きへ。
例年に比べ3週間も早ければ、そもそも下界よりも1週間以上遅きが常なれど、今年は麓たる石舞台古墳の桜並木にさえ先んじる慌てぶり、未曾有の天変地異の兆しならざるを、切に願うばかりかな。
今朝は寝坊すれば、日課たる山道入隊叶わざれど、然れば蕨なんぞ採取せんと出撃せり。山道に鎮座される御地蔵様の前掛けが新調されれば、私以外にも日々手を合わせる御仁おられる証かな。
山道路傍の梅も満開なり。
蕨を探せば、特大シダ科植物発見、此処までデカければ怪獣の如きにして気持ち悪し。
然りとて無事に蕨採取叶いし。
遅蒔き乍ら定点観測。
境内の桜が見る見る開花し捲れば、濡れ縁にて花見なんぞに興じんとす。
採れたて蕨をアク抜き施し「蕨 山葵醤油添え」として食らうや、激烈に美味。
「独活酢味噌和え」
「天婦羅(こごみ、牛蒡、三度豆、茗荷)」なんぞアテに
自宅花見なんぞにて昼酌に呆けし。
新玉葱に十字の切り込みいれ、月桂樹の葉を咥えさえ、チンマシーンにて電子レンジ調理、
矢儀さんより頂戴せし鹿肉を以て、亦しても「鹿ケバブ」拵えれば、新玉葱も副菜に添えし。嘗て中近東料理屋にてチーフコック務めれば、当時のレシピは未だ血に刻まれ、今以て味のブレ皆無、況して本家シシケバブはマトンなれど、こちらは鹿肉なれば一層美味かな。傍らに添えしは、特製ヨーグルトソースなり。
一人用土鍋や鉄鍋は、大いに重宝すれば、何せ一度に二鍋堪能し得る次第。
然れば私の流儀なる仕込み、各々に豆腐と白菜ぶち込み、
鉄鍋には椎茸も植え、
片や土鍋は先攻、砂十島家御内儀なおちゃんより頂戴せし広島産絶品牡蠣を以て珠玉の逸品「牡蠣味噌鍋」とすれば、
土鍋より溢れる様なれど、加熱すれば自ずから沈み行き煮える仕組み、然れば決して触るべからず。
土台支える白菜が煮え沈めば、程良く味噌も溶け、斯くして「牡蠣味噌鍋」完成、
広島産絶品牡蠣は、煮れど縮まぬ様にして、噛めば口内に牡蠣の絨毯爆撃、更には白菜が牡蠣化せしかと思う程に、牡蠣の旨味を存分に染み込ませれば、最早鍋の中身は全て牡蠣風味と化し、是ぞ正に選ばれし牡蠣のみが成し得る「牡蠣旨味移しの術」に他ならじ。
チンマシーンに椎茸、しめじ、えのきぶち込み、2分加熱調理施せば、
大根おろしと和え、其処へポン酢と胡麻油投下、然ればインプロクッキング「キノコ達のおろしポン酢和え」完成せり。キノコ類は、レンジ調理こそ最も旨味凝縮せし得れば、正に旨味爆弾、口内にてキノコ風味炸裂せり。
葉野菜も湯煎なんぞより電子レンジクッキングの方が、遥かに旨味凝縮し得る次第。然れば菜の花を電子レンジクッキングに処し、ポン酢と擂り胡麻を以て「葉の花胡麻和え」堪能せり。因みに春菊のみ電子レンジクッキングに適さねば、春菊の苦味が此の上なく凝縮されればこそ。
前日の残党やら作り置きやら新顔やら「白魚刺身」「セロリ浅漬け」「スナップ豌豆」
極小フライパンにて「ヤングコーンのアヒージョ」なんぞ拵えれば、
アヒージョオイルも仕込みて常備すれば、正に瞬殺の一品なり。
旬とは云え、超特大サイズにて入手せし蛍烏賊、然も未だ備蓄あるにも関わらず、再び売られしを目にすれば何故か衝動買い、斯くして最早蛍烏賊無間地獄へ踏み入れしか。
而して「蛍烏賊しゃぶしゃぶ」に興じんとは、云わずもがな。
しゃぶしゃぶならぬ、蛍烏賊を煮られる白菜等の上に乗せれば、自ずから茹で上がる次第、
ワタが溶け出せば、既に出汁は赤紫に染まり、白菜も豆腐も全て蛍烏賊の味わいと化す、是亦秘技「蛍烏賊旨味移しの術」に他ならじ。
斯くして美酒美食を満喫堪能大満足なり。
蛍烏賊無限地獄なれば、此処は蛍烏賊を以て炊き込み御飯なんぞ拵えんとす。
斯くして「蛍烏賊飯」炊き上がれば、
刻み葱投下するや再度蓋を閉じ、暫し蒸らすや、
是にて「蛍烏賊飯」完成、蛍烏賊風味の芳しさ尋常ならねば、飯物にも関わらずアテの如き逸品なるかな。
先日贖いし赤舌召喚、そもそも「フランスでは高級魚」なるキャッチコピー添えられれば、此処は「赤舌のムニエル」拵えし。副菜にツナ缶を姜葱醤とマヨネーズにて和えしを、電子レンジ調理施せし新玉葱に詰めし「ツナオニオンボム」や、バターソテーに処せし芽キャベツなんぞ添えれば、
是にて「蛍烏賊飯+赤舌ムニエル+大根と人参と油揚げの味噌汁」堪能せり。
赤舌は身が薄ければ、思いの外カリッと仕上がり、バター風味と相俟り大いに美味。
スパゲッティー・ペペロンチーノのレシピを応用、スパゲッティー投下前に蛍烏賊投下、斯くして「Spaghetti aglio olio e peperpncino con calamari lucciora(ホタルイカのスペゲッティー・ペペロンチーノ)」完成、是亦口内が蛍烏賊に空爆され、余りの美味さ故か、口内より消え去るや焦土残るが如し。
境内の桜を、車のヘッドライトにて照らせば、思いがけずにライトアップか。
所用あれば未明に下山、大阪アジトへ赴きし。
未だ夜明け前なれば、早過ぎな朝飯は鍋に興じんと、土鍋に白菜と豆腐仕込み、豚切り落としにて覆うや、おろし生姜、おろし大蒜、トムヤムペースト施し、青唐辛子も投下、ヤマサ昆布つゆと酒を注入するや、蓋を閉じ加熱調理すれば、
完成直前に刻みパクチー投下、斯くして似非ニック料理「タイ風無水豚鍋」完成、
いざ食らえば、異国情緒な味わい爆裂しつつ、素晴らしき味わいのバランス誇られ、激烈に美味。
私が愛用するトムヤムペーストは、業務スーパーにて販売される一品なれど、現地のトムヤムペーストに比べ、随分味の鋭利さ希薄なれど、日本人向けに手を加えられしか、大いに円やかな味わいなれど辛酸っぱさは維持、然ればこそトムヤムクン拵えるよりも調味料として用いる方が、余程重宝する次第。
界隈の激安スーパー玉出の惣菜コーナーにて、何の気紛れか「ハンバーグ弁当」なんぞ購入、プラ容器にて食らうを厭う私なれば、皿へ盛り付け電子レンジにて加熱、更には追加オプションとして、チンマシーンを以てブロッコリーも蒸せば、キャベツの千切り共々添え、斯くして「ハンバーグプレート」として食せり。
天婦羅(菊菜、独活、もろこ、有頭海老、玉葱掻き揚げ)揚げれば、ごはんにON! ヤマサ昆布つゆひと回し、七味投下、斯くして「有り合せ天丼」食せり。
御彼岸迎えれば、和菓子も叩き売られ、思わず衝動買い。万一にも余命幾許もなしと死を宣告されれば、大好物たる和菓子と日本酒を無限開放、正に死ぬまで堪能せし挙句、さっさと死んだると常々思う愚か者なり。
未だ尋常ならぬ蛍烏賊の備蓄誇れば、先達て珠玉の牡蠣御贈呈下さりし砂十島家へ御礼すべく、蛍烏賊を配達に伺いし。
御亭主NANI君が出稼ぎ中の留守宅へ御邪魔すれば、新妻なおちゃんと生後3ヶ月の御愛息ニナ君との3人限り、ガキの頃より愛読敬愛して止まぬ宇能鴻一郎の官能小説ならば、紛うことなく昼下がりの情事と相成る危険なシチュエーション、然れどこちとら蛍烏賊配達人の重責全うせんとすれば、NANI君帰宅されるや即夫婦鍋堪能叶うべく、鍋の下拵えもさせて頂く世話焼き舅の如し、なおちゃんと2人して蛍烏賊も円陣に配せば、折良くNANI君も帰宅され、斯くして「蛍烏賊しゃぶしゃぶ」御堪能頂けば、詳しくはなおちゃんブログ参照されたし。