明日香の深山に、例年より3週間も早き桜満開訪れれば、此処に転居し17年回目の春を迎えれど、昨年に続き、今年も自宅花見に興じ得る喜びを感じつつも、そもそも未だ出口の見えぬコロナ狂騒にて、この季節恒例なる海外遠征が引き続き予定皆無なればこそ、果たして諸手を挙げて喜ぶべきや否や。然りとて今や「今出来る事を出来る限りやる」を旨とすれば、此処は折角の満開なる桜を存分に堪能せんとす。何せ再び海外遠征生活へ戻れば、果たして次はいつ花見叶うかなんぞ判らねば、尚更なるかな。
愈々今期の鍋シーズンも最終盤戦迎えれど、流石に此処数ヶ月に渡り、晩飯を只管鍋料理に限定すれば、此の儘1年通して季節問わず、鍋料理に興じんとさえ思う次第、然れば朝飯さえ鍋料理食らわんとする有様にして、土鍋に白菜を敷き詰め、其の上に玉葱をON!
而して鯖切身をON! 隙間に白菜を詰めれば、生姜と実山椒佃煮を施し、ヤマサ昆布つゆと酒を注入、
白菜にて覆えば、更に油揚も加え、蓋を閉じるや加熱調理、
見事に煮えれば、木の芽なんぞ添え、斯くして「無水鯖山椒鍋」完成、
「金平牛蒡」も添えるや、斯くして「無水鯖山椒鍋+金平牛蒡+ごはん」食せり。
鯖は酒蒸し状態なれば、柔らかく仕上がり激烈に美味。
飽きずに昼飯も鍋料理なれば、土鍋に大根敷き詰め、
亦しても鯖切身をON! 三種の神器(花椒醤、姜葱醤、麻蝦醤)投下、赤唐辛子と青唐辛子もぶち込み、
隙間に白菜を詰め、ヤマサ昆布つゆと酒を注入、
白菜にて覆えば、更に油揚も加え、蓋を閉じるや加熱調理、
見事に煮えれば、春菊なんぞ添え今一度ひと煮立ち、斯くして「四川風無水鯖大根鍋」完成、
細切りに処せし野菜を、片面のみ軽く炙りし油揚げに詰め、ポン酢+胡麻油注入せし代物「サラダ巾着」も拵えれば、
「四川風無水鯖大根鍋+サラダ巾着+ごはん」食せり。
花椒芳しさと鯖が見事にベストマッチ、大根も柔らかに蒸し煮となれば、激烈に美味なり。
戦隊ヒーロー「特命戦隊ゴーバスターズ」絶賛鑑賞中なれば、先達て主役たりしレッドバスターこと桜田ヒロム演ぜられし鈴木勝大が、何と並走セルフ再放送中なる「仮面ライダージオウ」に、仮面ライダークイズこと堂安主水にて出演されしを発見驚愕せし経緯あれど、今度はブルーバスターこと岩崎リュウジ演ぜられし馬場良馬と、イエローバスターこと宇佐見ヨーコ演ぜられし小宮有紗が、令和ライダー第1弾「仮面ライダーゼロワン」にて、結婚相談ヒューマギア縁結びマッチ役と、結婚詐欺被害を訴えし海老井千春役にて共演せられし事実を、今更乍ら知れば再び驚愕、そもそも「仮面ライダーゼロワン」リアタイ観戦時は、未だ「特命戦隊ゴーバスターズ」なんぞ存在すら知らねば当然。いやはや何せ平成特撮作品に関しては、未だビギナーど素人なれば、仮令知らねども充分楽しみ得れど、知れば愈々以て喜び倍増せん。
山寺境内の桜も愈々満開、事ある毎に眺むれば、夕陽越しに堪能せり。
此処よりも更に奥へ向かう山道沿いに、桜が立ち並ぶ箇所幾らかあれば、如何な具合か偵察せんとす。僅か数百メートル程しか隔たらねど、こちらは未だ蕾も僅か、開花は2週間程先かと思われる次第。
下山すれば、麓の石舞台古墳界隈の桜並木も満開なり。
月光眩しければ、自宅にて夜桜も堪能叶いし。
晩飯も当然鍋料理なれば、此処は十八番たる「四川風無水豚大根鍋」に興じんとす。当ブログに頻繁に登場せし定番なれば、簡略レシピ割愛、悪しからず。
枝豆加えてのサラダ巾着、今回はトムヤムペースト+ヤマサ昆布つゆ+胡麻油施せば、似非ニッククッキング「タイ風サラダ巾着」完成、
「鰤刺身」には、山葵と醤油にあらず、塩+青唐辛子+茗荷+ライム搾り汁を以て食らえば、ネクストレベルの美味さにして、
斯くして晩酌のアテとせん。
更には刺身用有頭海老召喚、頭部のみフライパンにて焼けば、アリオリソースを添え「有頭海老のアリオリソース添え」も堪能せり。
不覚にも寝坊すれば、日課たる早朝山道入隊叶わざりて、境内に咲く満開の桜を眺むるばかり。
月桂樹の葉を添え、チンマシーンを以て蒸し上げし野菜各種に、ポン酢+オリーブオイル施し副菜とすれば、何時ぞや大量に贖いコールドスリープに処せし赤舌召喚、ムニエルなんぞ拵えれば、
「赤舌ムニエル+茗荷のトマトスープ+人参サラダ+ごはん」食せり。赤舌は身が少なければ、量的に些か物足らなさこそあれ、大いに美味なり。
明日香の深山に春訪れしと云えど、未だ可成り冷え込み寒ければ、快晴たれど心地良き冷風も吹き、先ずは境内の満開の桜を仰ぎ、いざ早朝山道入隊ならぬぶらり山道散歩へ出撃、
定点観測、界隈の桜も満開を迎えし。
16年前に廃線となりしバス停残骸前に立つ桜の巨木、こちらは些か遅れ気味にて三分咲き程度、来週辺り満開を迎えん。
山道の傍らに鎮座される祠あれど、コンクリート製土台が陥没、前のめりに傾き扉も開きっ放したれど、誰かが扉を閉じて下さりし次第、私以外にも手を合わせる御仁おられしか。
中腹の展望地に立ち並ぶ桜も徐々に開花、然れど開花と同時に紅き葉も付けるヤマザクラなり。
ヤマザクラの枝越しに、奈良盆地を臨みし。
斯くして山寺界隈まで帰還、
再び境内の桜を眺め堪能せり。
道すがら採取せし蕨、
アク抜き施せば、
是をアテに、縁側にて昼酌しつつ自宅花見に興ずる贅沢せんとす。然れば「蕨の山葵醤油添え」
更には「独活の山椒酢味噌添え」
「スナップ豌豆」余談なれど大阪訛りにては「スナック豌豆」にして、是はカードゲーム「ダウト」が「座布団」と訛る様と同じか。
「天婦羅盛り合わせ(コゴミ、独活、たらの芽、三度豆、茗荷、諸子、枝豆掻き揚げ)」
予め鶏腿肉をヨーグルトソースに漬け込み仕込めば、
魚焼きグリルにて焼き上げんとす。
斯くして「チキンケバブ」完成。
ついぞ勢いにてアテ拵えれば、思いの外豪華ラインナップと相成りし。
斯様な僻地まで、遠路遥々花見に訪れ下さりしカイ☆マキ嬢之圖。
自宅花見に興じ得る贅沢に感謝しつつも、片や海外遠征に明け暮れし日々は、随分遠くなりにけり。
珍しくも、江戸っ子宜しく「〆蕎麦」なんぞ食らえば、そもそも「粋」どころか「蕎麦」さえ無縁なれど、心地良く酩酊すれば、気分は「鬼平犯科帳」たるべし。
御近所さんより自家製巨大椎茸頂戴せり。どうも有り難う御座います。存分に堪能させて頂かん。
土鍋に豆腐鎮座させ、白菜を以て囲めば、
出汁取り用に鯖アラ投下、
椎茸もぶち込み、ヤマサ昆布つゆ少々に水を湛え加熱、
春菊も加えれば、鯖切身添え、いざ「鯖しゃぶ」に興じんとす。
デフォルトにて申し分なく美味なれど、三種の神器のひとつたる麻蝦醤添え食らえば、味のベクトル変化し、是亦堪らぬ美味さかな。
史上最強万能辛味調味料たる「タケシオイル」添え食らえば、是も亦辛味と旨味のバランス絶妙至極、当然至極の美味さなり。
独活の皮を以て「金平独活」拵えれば、独活特有の風味と味わい凝縮されしが如きにして、堪らぬ逸品と化せし。
亦しても「蕨の山葵醤油添え」も添えれば、
縁側にて月光に照らされる満開の桜眺めつつ、晩酌に興じしとは、何とも贅沢至極かな。
「鯖しゃぶ」の「〆うどん」堪能せんとすれば、
鯖出汁の濃厚さに目眩さえ誘われん程に芳しく、激烈に美味なり。