日課たる早朝山道入隊へ出撃せんとす。雨上がり直後なれば、霧か霞か靄か一面真っ白なり。
定点観測(往路)。
道すがら満開後発部隊たる山桜を仰げば、
概ね満開なり。
中腹の展望地より奈良盆地を臨めば、此処まで下るや霧か霞か靄かも晴れ、視界確保される次第。
復路にて再び先の山桜を仰ぎし。
山寺界隈まで帰還すれば、矢張り霧か霞か靄かにて真っ白、
定点観測(復路)。
16年前に廃線となりしバス停残骸の傍らに立つ山桜、こちらは昨日の風雨にて随分散りしか。
境内の桜も是亦同じかな。
「桜を見る会 2021」食材残りを以て、朝飯食らわんとす。トルコ式炊き込み御飯「ピラウ」を「焼飯」に転生、
赤舌を以て「赤舌の和風ムニエル」拵えれば、和風とは「バター醤油ソース 山椒風味」施せばこそ。其の傍らにて電子レンジクッキング「オニオンボム」も拵えれば、
斯くして「焼飯+赤舌ムニエル+オニオンボム+三度豆バター醤油ソテー+ブロッコリー」なんぞ食らわんとす。
エイプリルフールに発表されし「仮面ライダーゲンムズ ーザ・プレジデンツー」続報として、予告動画解禁されるや、是は自ずから期待度大。
「桜を見る会 2021」参加頂きし方々より手土産頂戴すれば、大好物なる珠0ークリームにして、思わず一気食いにてぺろり平らげさせて頂きし次第、御馳走様でした。何せヒロタが殆どの店舗閉店されし今、シュークリームが縁遠くなれば尚更かな。
朝の霧か霞か靄かも晴れ、爽快な昼下がりと迎えるや、散り際なる境内の桜に名残惜しむべく、
濡れ縁にて桜吹雪とまでは行かねども、散り行く花見に興じんとす。そもそも来春に海外遠征復活すれば、斯くも花見に興じ得るかは疑わしく、然ればこそ眺め得る内に堪能すべしとは、此処に転居し17年目迎えれど、海外遠征に明け暮れし間は、境内にて花見叶いしは、15年間にて僅か3度なればこそ。
「春菊のタイ風辛味噌和え」
「蛸のガリシア風」
「蛍烏賊ワタ焼」
「鮭アラと野菜のバターソテー」
「蒸し鶏 トムヤム風味」
蒸し鶏に添えるは「自家製パクチーダレ」なり。
勢い余り「Spaghetti Pomodoro con melanzana (茄子入りトマトソース・スパゲッティー)」拵えし。これこそ実は、20代の頃に通い詰めし近所のスパゲッティー専門店「じゃんご 藤が丘店」の看板メニューのひとつたりし「じゃんごスペシャル」に他ならず、信じ難くも自宅にてU.F.O.造船中なりける店長さん、果たして無事に完成され、疾うに母星へ帰還されしか。
日課たる早朝山道入隊へ出撃せんとす。
定点観測(往路)。
道すがら山桜あれこれを仰げば、
如何せん植物に通じておらねば、名前なんぞ大抵存ぜぬ有様、果たしてこの群生する何某の様、いとをかし。
定点観測(復路)。
散り行く桜と春の空。
備蓄食材召喚、天婦羅に処せば、
「天婦羅盛り合わせ(牛蒡、蓮根、椎茸、大葉、南瓜、諸子)+大根おろし+鯵アラ汁+ごはん」食せり。
「Spaghetti aglio olio e peperoncino(スパゲッティー・ペペロンチーノ」のレシピ踏襲しつつ、其処へ未だ大量なる蛍烏賊残党投下、手早く蛍烏賊を加熱すれば、牡蠣の漬け汁注入、是を煮詰め行けば頃合いを見計らい牡蠣投下、
牡蠣に軽く火が入るや、
茹で上げしスパゲッティー投下、手早く攪拌すれば薬味たる刻みパクチー、唐辛子のナンプラー漬けなんぞ添え、斯くしてインプロクッキング「Spaghetti con caramali lucciola e ostrica(蛍烏賊と牡蠣のスパゲッティー)」完成、
「桜を見る会 2021」食材残党たるバケットまで召喚、斯くして「Spaghetti con caramali lucciola e ostrica(蛍烏賊と牡蠣のスパゲッティー)+サラダ+バケット」食せり。蛍烏賊と牡蠣の旨味が凝縮され、正に天国直行旨味爆弾なんぞと形容すべきか、スパゲッティーの味わい濃厚なれば、焼そば定食のごはん同様に、バケットさえ食し得る次第。
「鯵のマリネ」拵えんと揚げれば、玉葱、大蒜、唐辛子仕込みし上に並べ、
ポン酢、酢、オリーブオイルを注入、月桂樹の葉を挿し込めば、後は寝かせるのみ。
本日は、大阪某所まで所用にて赴かねばならぬ日帰り弾丸ツアー予定、然れば食材持参も面倒どころか、大阪アジトにて自炊の暇も惜しまんと、此処は弁当持参すべく、トルコ式炊き込み御飯「ピラウ」残党を以て「焼飯」拵えるや、朝飯残党たる「諸子天婦羅」も詰め合わせし。
日課たる早朝山道入隊へ出撃せんと、戸を開けるやいきなり斯様な様、本日も霧か霞か靄かにて真っ白、
定点観測(往路)。
山桜も満開か。
中腹より周囲の山々や、
奈良盆地を臨む。
先の山桜、再び仰ぎ愛でし。
山寺界隈へ帰還すれど、未だ霧か霞か靄かにて真っ白、
定点観測(復路)。
境内の桜、なかなかの粘り腰かな。
鮭アラ召喚すれば、インプロクッキング「鮭アラ山椒風味クリームスパゲッティー」拵えし。
チンマシーンにて蒸し上げしブロッコリーなんぞ添え食らえば、そもそも「鮭クリームスパゲッティー」も、前述「じゃんご 藤が丘店」看板メニューのひとつにして、鮭クリームソースの隠し味に明太子使われにけりと、当時マスターより伺えば、今回真似させて頂きしし。鮭とクリームソースの相性ベストマッチとは云わずもがな、況して山椒風味とすれば一層美味。
海外遠征全滅期間は未だ未だ絶賛継続中、何せ全く先行きの見通し立たぬ状況にして、遠征再開の第一条件となる「ワクチン接種」も、先進国に於ける日本の単独ドンべぶりから察するに、年内接種も怪しければ、早くても再開は来年かとは当初より覚悟すれど、それさえも怪しからん。何せ持病にて定期通院する医院の看護婦さんの話では、医療関係者の彼女達でさえ、未だ何の御達しもあらざる状況なりけりて、果たして参加は日本のみにて全メダル獲得を目指す東京五輪の開催には尽力されれど、片やワクチン接種は世界的ドンべとは、何とも本末転倒な有様かな。個人的意見とすれば、ワクチンの効能や感染収束への期待は薄く、私自身への必然性も然して感ぜられぬが本音なれど、海外遠征再開の第一条件と知れば、何はともあれ接種させて頂くしか術もなし。
斯様な中、長きに渡る日本滞在隠遁生活が、経済的には厳しけれど、余りに楽しければ、海外遠征に対するモチベーション低下を防ぐべく、此処は今や懐かしささえ漂う「ツアークッキング」シュミレーションなんぞ行わんとす。然れば耐熱容器と電子レンジを駆使しての、電子レンジクッキングに興じるべし。
耐熱容器に、うどん1玉、おろし大蒜、おろし生姜、玉葱、豚切り落とし、カレー粉、唐辛子、ヤマサ昆布つゆぶち込み、水少々注入、是を蓋をせず電子レンジにて10分加熱、
手早く攪拌し葱を投下、
丼に盛り付け、天かす投下すれば、是にてツアークッキングシュミレーションなる電子レンジクッキング「カレーうどん」完成、いざ食らえば些かつゆ少なけれど、全く遜色あらざる仕上がり、大いに美味。アメリカのモーテルに於いて、中華食材屋にて購入せしうどんやカレー粉を以て、この一品拵える日が来る事を待ち望むばかり。
今や「山の神」とあらせらる津山さん御来訪、勿論山々を越え徒歩にての参上とは云わずもがななれど、山装束たる地下足袋履きなれば、当然獣道やら今や誰も通らなくなりて久しき荒廃せし山道やら沢伝いやらを踏破されての御到着。そもそも出発を匂わせるメールも、映画「八甲田山」ネタで来られれば、思わずニヤリとさせられ、こちらも気分は「春の八甲田」なり。
先達てサイケ奉行の新譜録音にゲスト参加させて頂けば、完成したてホヤホヤなるそのサイケ奉行新譜音源なんぞ拝聴させて頂きつつ、一席構えんと、手早く用意させて頂きしは「八町りゅうきゅう+鰹のたたき+鯵のマリネ+蕨の山葵醤油添え+独活の山椒酢味噌添え+生しらす」
「サラダ巾着」「独活の金平」なんぞにして、更には津山さんの手土産たる「八町刺身」も並べ、2人して日本酒呷りつつ、アホ話から真面目話まで久々に大いに歓談、楽しきひと時過ごさせて頂きし。
早朝、津山さんは再び山へ消え行かれるを見送れば、
「ひさかたのひかりのどけき春の日に 名残り惜しまむ 花も散らざる」正に斯様な深山の春の朝なり。
津山さんより頂戴せし八町の残党たる残り半分召喚、斯くして「八町刺身+縮緬山椒+縮緬山椒入りサラダ巾着+納豆+独活の金平+油揚げと葱の味噌汁+ごはん」食せり。「八町刺身」は大いに美味なれど、個人的に「刺身はアテ」なれば「刺身とごはん」合わぬ故に「刺身定食」不可にして、案の定刺身に箸が伸びず残せば、
つま共々、レシピの暴走的進化にて至りし一品「極私的りゅうきゅう」こと我が定番「竜宮」とすれば、ごはんにON! 刻み青唐辛子、茗荷も添え、更には縮緬山椒もON! 斯くして贅沢にも「縮緬山椒&八町竜宮丼」拵えるや、
作り置き部隊こと「蕨の山葵醤油添え」
「独活の金平」何ぞも添え、
「縮緬山椒&八町竜宮丼+蕨の山葵醤油添え+独活の金平+五目味噌汁」食せば、大いに美味。
津山さんの差し入れなる、Hachi食品製レトルトカレー「メガ盛りカレー メガ辛」折角なれば、ついぞ何かしらアレンジ施す私としては珍しく、デフォルトにて食さんとす。「辛さワールド級 トリニダードスコーピオン+ハバネロ」なる表記もあれば、果たして「ワールド級」とは如何許りか。常々宣わせて頂けど、私は所謂「激辛同盟 末席に座する者」と自覚すれば、確かに常人より辛味求める嫌いあれど、是は辛味に対する味覚障害に起因、然れば通常七味にて感ずるレベルの辛味を、ハバネロクラスにて漸く感じ得る次第にして、決して激辛チャレンジャーの類いにあらざれば、飽くまでも「美味しい」事が大前提、嘗て激辛同盟同志たるタケシさんこと石原岳さんと「辛さの向こうからやって来る美味さ」について、大いに意気投合せし経緯もあり。然れば最も己れと相性良きはハバネロにして、辛味、旨味、風味の三拍子揃いし一品、ハバネロ使用せし料理は、その特有の風味と旨味にて直ちに判別可なる程に、ハバネロ愛好者なり。然りとてハバネロ以上の辛さを誇るブートジョロキアを筆頭に、所謂「世界一辛い唐辛子」競い合う代物は、味的にも旨味を感じ得ず、更には胃痙攣を誘発する等、体調不良さえ引き起こす故、原則として摂取せぬを信条とすれど、今回は市販される大衆向けレトルト食品なれば、回避該当に値せぬと判断せり。
果たしてレトルトカレーを食らうもいつ以来か、何せ歳を重ねる毎に、薄味指向が加速すれば、市販のカレールウの塩っぱさに殺られる有様、況して私は「カレーとライスの黄金比は4:1」なる持論を掲げれば、下手すればライス無しも可なる「ごはん食い」ならぬ「カレールウ食い」故に尚更なり。然れば今回はライスを通常より多めに装い、デフォルトと宣いつつも、トッピングに茹で玉子添えさせて頂きし。いざ食らえば、辛味は私レベルにてピリリと感ずる程度にて良き塩梅、然りとて日本に於ける「激辛」謳う市販食品に於いては、可成り辛目設定なり。十数年前に嗅覚失いし私なれば、カレーの匂い嗅ぎ得るは極稀にして、是はカレーの美味さを半減させればこそ、尚一層香りに左右されぬ旨味を追求せんとする次第にして、矢張り市販レトルトカレーは、香りと味わいの二人三脚が前提たれば、嗅覚障害者たる私には些か物足らず、結局ウスターソース召喚、昭和のカレーライス宜しくウスターソースぶっ掛けるや、何とも懐かしき味わいへ豹変、福神漬けあらざるが悔やまれれど、大いに堪能させて頂きし。
日課たる早朝山道入隊へ出撃す。一応「日の出に先んじて」の出発を旨とすれば、日の出遅き冬ならば未だ余裕あれど、今や春分の日も過ぎ、日に日に日の出が早まれば、果たして何を競わんとするか自問しつつ、今朝も無事御来光に先んじて出撃叶いし。
定点観測。
山道に未だ残る山桜なんぞ仰ぎつつ、
山寺界隈へ帰還すれば、御来光に御出迎え頂きし。
作り置きせし「鯵のマリネ」と
「独活の金平」
更にはその独活本体を以て「独活の酢味噌添え」
「春菊の胡麻和え」
「茄子の味噌汁」因みに茄子は予め炒めて投下、浮かぶミツバは山道入隊序でに採取せし代物。
斯くして「鯵のマリネ+独活の酢味噌添え+春菊の胡麻和え+独活の金平+納豆+茄子の味噌汁+ごはん」食せり。
備蓄野菜を銷却せんとすれば、一番手軽なるはスパイスカレーとばかり、具材にえのき、しめじ、椎茸、人参、茄子をぶち込み、スパイスカレー定番のデコレーションこと蓮根も添え、更には春菊を自家製パクチーダレにて和えし代物もON! 茹で玉子拵えるも面倒なれば、ピータン召喚するや花椒醤をON! トマトも飾れば、斯くしてスパイスカレー「キノコと茄子のカレー」完成せり。毎度乍ら塩の代わりに塩昆布用いれば、和風な味わいを底辺に据える上、カレーに辛さを追求するを止めて久しければ、見て呉こそ悪けれど、凡そ旨味の権化の如きにして美味至極。