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Channel: 大ぼら一代番外地
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年の瀬に至りて不甲斐なさ露呈す

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均か風邪拗らせば床に伏せざるを得ずして、然れど年内の記事は新年を迎えるまでに脱稿せんと思えば一念発起、而して記事の時系列が些か前後すれど、悪しからず。体調不良にて常々の駄文、愈々以て手抜きとなるも已む得ずして、是亦重ね重ね悪しからず。

激安スーパー玉出の総菜コーナーにてチキンカツを所望、某激安レトルトカレーと合わせ「カツカレー」とせん。野菜の価格高騰にして、薬味に貝割れ大根なんぞ添え、唐辛子風味にんにくチップをトッピング、勿論カレールーにはハバネロオイルを投下、斯くして手軽にチューンナップすれば、それなりに充分美味。況や何故定期的に、カツカレーなんぞ欲するや。カツカレーこそ漢の浪漫とは、誰が語りしか云い得て妙。



「きつねうどん+お稲荷さん」食せば、大いに美味。今回は、手抜きにて既製品の「きつねうどん用揚げ」を使えども、充分に美味なれば然して問題なし。先日発覚せし事実通り、矢張り私が理想とするうどんつゆとは、昆布出汁+とろろ昆布が醸し出す味わいに他ならずして、更に揚げの甘き煮汁が交われば、これぞ究極の味わいならん。箸休めに食らうお稲荷さん、そもそもきつねうどんと味のベクトル同じうすれど、些かの問題もなければ何故か。結局は揚げの甘く炊いたんが好きなんか、そう云う事か、多分そうやな、きっとそうやな。



またしても「きつねうどん」食らえば、薬味に葱のみならず、貝割れ大根も投下、然れど相性は微妙なり。矢張りきつねうどんなんぞ定番にて然り、揚げ、刻み葱、とろろ昆布、これにて充分至極。



「八町丼+若布の味噌汁」食せり。八町の片身を僅か258円也にて購入すれば、その半分を厚めに切り分けごはんにON! その下にはつまを敷き詰めれば、更に刻み葱と実山椒の佃煮をも添え、山葵を溶きしヤマサ昆布つゆを投下、仕上げに擂り胡麻を散らせば、大いに美味なり。



先の八町の残り半分にて、再び「八町丼+若布の味噌汁」食せり。今度は薬味に貝割れ大根も添えれば、これはこれにて美味なり。



寒波迫ると知れば、スタッドレスタイヤに履き替えるべしと、大阪アジト界隈のオートバックスへ。店頭在庫あらざれど、運良くメーカー在庫あれば、直ぐ取り寄せて下さりにけりて、4時間程車を預ければ、一旦大阪アジトへ撤収せんとすれど、大阪アジトのドアの前に辿り着くや、迂闊にも鍵を車の鍵と一緒に預けし愚か者ぶり、然れば時間潰しも兼ね、オートバックスまで徒歩にて赴かんと、ぶらぶら歩き始めるや、自販機にて生姜チャイなるを50円也にて所望、さりとて何とも微妙な味わいなり。



時間潰しも兼ね、昼飯でも食らわんと、松屋にて「ネギ塩豚カルビ丼」なんぞ所望、如何せん斯くなる愚かしき午後には、ジャンクフードこそ相応しきかな。



時間潰しの為、わざわざ十三大橋を渡り迂回、彼岸に摩天楼建ち並ぶ眺めとは、何やらNew YorkやSan Franciscoなんぞ想起すれば、我乍ら滑稽にてにやりにやり。



梅田界隈に到着すれば、古本屋なんぞ巡りつつ時間潰し、さて漸く時間と相成り、オートバックスへ向かえば、斯くも奇妙な看板発見、何かと思えばジビエ料理店なりけりて、何とも興味深し。



斯くして無事スタッドレスタイヤ新調履き替えれば、これにて明日香の深山へ帰還し得らん。
備蓄食材より大好物なる昆布巻きを召喚、適当に輪切りにすればごはんにON! 斯くして「昆布巻き丼+若布と干しえのきの味噌汁」食せり。昆布巻きには山椒施せば、大いに美味。



相方「みよず」逝去を以て、今や1匹のみとなりし御留守居役「おとひ」なれど、果たして水温が低過ぎか、嘗ての活発さも失せし有様、



暫しまた留守にせんすれど、何とか無事生き存えて頂きたしと、切に願うものなり。



またしても八町刺身片身が安売りされれば、飽きもせず「八町丼+鰺フライ+黒酢もずく+若布の味噌汁」食せり。八町丼に鰺フライとは、大好物揃い踏みにして何とも贅沢至極なれど、愈々極寒の明日香山寺に篭らんとすればこそ。



スタッドレスタイヤに履き替えれば、雪道たりし明日香の深山も問題なし、斯くして山寺に帰還せり。室内の気温は摂氏3度、未だ氷点下に及ばざれば安堵せり。
八町刺身の残りを召喚、またしても「八町丼+若布と水菜の味噌汁+京漬物大原娘」食せり。どんだけ八町好きやねんって、鯖や秋刀魚に次いで好きやねん。



御近所さんへ、四国土産届ければ、御礼に大根下さるとの事、然れば雪被る畑へ御供し、自ら大根抜かさせて頂きし。正月用四十日大根も頂けば、これにて正月も恙無く迎え得らんと、大いに感謝。



何せ夏はクーラー不要な此処山寺なれば、冬は地獄の寒さにして、隙間風も吹き荒べば、取り敢えずはひとり鍋なんぞにて、心身共に暖を取らん。これまた呆れられる程に「八町しゃぶしゃぶ」に興じんとすれば、



コールドスリープに処せし赤海老も召喚、こちらもしゃぶしゃぶして食らえば絶品至極。勿論大好物牡蠣も並べば、嗚呼、何とも贅沢至極、部屋は極寒なれども、心は大いに満たされしものなり。



翌朝、鍋の残党を以てカレーうどんなんぞ拵えれば、そもそも鍋に滲み出し出汁に加え、市販カレールー、スパイスあれこれを投入せし故、これまた絶品至極、大いに美味なり。具材に油揚げを投下せしも御愛嬌。



頂戴せし大根を水洗い、葉を切り分ければ、砂を洗い落とさんと水に晒せし。



而して刻み、中華鍋へ投下、胡麻油、ヤマサ昆布つゆ、唐辛子、実山椒を以て炒めれば、



これにて「大根の葉炒め」完成せり。



これをごはんにON! されば「大根の葉丼+水菜の味噌汁」食せり。素朴な味わいなれど、実山椒の風味堪らずして痺れっぷり心地良し、大いに美味なり。



欧州ツアーより帰国せし以来、AMT宗家の新譜レコーディングやら、AMT祭に始まりSpace Paranoid凱旋帰国ツアーに至りしライヴ三昧と、一気に駆け抜けれども、此処に来て迂闊にも些か気が抜けしか、均か風邪なんぞ拗らせ、発熱、嘔吐、下痢に苦悶させられし有様とは不甲斐なし。如何せん消化器系機能停止にて、食事殆ど叶わねば、漸く食し得しとは水羊羹にして、兎も角厚着にて炬燵へ潜り込み只管寝んとするのみ。



床に伏せるばかりにて、増々病人気分も助長されれば、此処は一念発起、何せ本日は大晦日なれば、明日元旦は、境内の八幡社へ、麓より神主が来たりて、新年の神事務めるものにして、更に翌2日には、是亦麓より坊さんが来たりて、新年の仏事執り行う運びと知れば、先ずは境内の掃除に勤しむべし。



降雪にて積もりし落ち葉も撤去、清々しきかな。



実は由緒正しき八幡社も、新年を迎える準備完了。



御客様を迎えんとすれば、玄関も掃除完了。



ガスコンロも磨き上げれば、本堂や部屋も掃除機を掛け、斯くして大掃除ならぬ小掃除完了。



矢張り床に伏せるばかりにして、仮令大晦日なれど、この1年の締め括りも糞もなく、これもまた然りと、先日購入せし凡天太郎著「凡天太郎劇画作品集 不良少女篇」なんぞ読み耽りつつ、既に水羊羹食い尽くせば、せめて食し得るはみつ豆とばかりに召喚、非常食として備蓄せしみつ豆缶の有り難さ、しみじみ感じ入るばかりかな。



斯くして2013年も終わらんとす。御粗末様。合掌。2014年こそは、夢の猫マシーン購入を検討せん。



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