大阪アジトへの日帰り弾丸出征、下山に際し備蓄食材持参せねば、界隈の激安スーパー玉出へ赴き、食材調達せんとす。奇しくも生鮮コーナーの冷蔵庫一式新調交換の為、今夕より12時間臨時休業なりけりて、未だ昼下がりにも関わらず生鮮食材や惣菜投げ売り状態とは是如何に。然れば思わず八町刺身と豚切り落とし、もやし、其の外惣菜なんぞ購入せり。
斯くして八町刺身をつま共々刻み、ヤマサ昆布つゆ、胡麻油、刻み青唐辛子、擂り胡麻施し和え、ごはんにON! 仕上げに史上最強万能辛味調味料「タケシオイル」施せば、十八番応用編にして私が予てより提唱する「スパイシー和食」先鋒一角を担わん「ピリ辛竜宮丼」完成、いざ食らえば大いに美味。食ウヨの輩共より「非国民！」との糾弾覚悟、然りとて刺身と香辛料の相性、実は芳しくして、鮪ユッケなんぞ思えば、些か想像も易からん。
豚切り落としと玉葱を、煮立たせしヤマサ昆布つゆへ投下、更に生姜もぶち込みひと煮立ち、仕上げに胡麻油ひと回し、而してごはんにON! 七味と紅生姜施すや、是にて「豚丼」完成せり。胡麻油の香ばしさ堪らぬ一品、大いに美味。
所用全て完遂につき、深夜の内に明日香の深山へ帰還せり。
斯くして日の出を控え、日課たる早朝山道入隊出撃、
定点観測。
70分余の入隊完遂、日に日に日の出早くなれば、日の光眩しき中を帰還せり。
本日も大快晴、桜は散り果てれど、レッドロビンの紅鮮やかなるかな。
長く伸びし朝の影、いとをかし。
玉出にてほぼ捨て値にて贖いし鰯を調理すべく、先ずは鰯に小麦粉叩き、胡麻油敷きしフライパンへ並べ加熱調理、程良く焦げ目付けば、
別途手鍋にてヤマサ昆布つゆ＋酒を沸かし、其処へ玉葱ぶち込みひと煮立ち、プラ容器へ移し冷ませば、其処へ鰯投下、煮汁を掛けつつ玉葱にて包めば、是にてインプロクッキング「鰯の倭漬け」完成。名前の由来は、酢を用いねば南蛮漬けにあらず、南蛮ならねば倭かと安易の極み、悪しからず。
スーパー玉出の惣菜コーナーにて求めし2品「肉じゃが」「肉豆腐」を合体、斯くして「肉じゃが豆腐」とせり。そもそも惣菜の不味さ揶揄されるスーパー玉出なれど、幸いにも大阪アジト界隈の其の店は、玉出のトレードマークたる派手な電飾こそ他店に比べ地味なれど、其の地味さ所以か、惣菜は頗る美味にして、所謂平均的スーパーの惣菜レベルを充分過ぎる程に満たせば、揚げ物に関しても油臭さ皆無、衣もサクッと揚がれば、特筆すべきは煮物系にして、薄味なれど出汁等に由る旨味充分、其処彼処の惣菜専門店さえ凌駕して然るべき美味さ誇れば、私も時折重宝させて頂く次第。況して本日は臨時閉店睨み投げ売り中、自炊よりも割安なれば、躊躇なく贖いしとは云わずもがな。
先のインプロクッキング「鰯の倭漬け」仕込みし際、最初の1尾のみ手開きに処せし故、其の1尾を試食兼ね食らえば、是は単なる煮付けよりも遥かに美味なり。
スーパー玉出にて是亦半額にて贖いし「鯖寿司」召喚、斯くして「鯖寿司＋肉じゃが豆腐＋鰯の倭漬け」食せり。
慰安旅行兼ねてのムジカジャポニカ春休み御一行様迎えんとすれば、食材調達の為に下山、安価なればついぞ旬の食材あれこれ衝動買い、果たして全て銷却し得るや否や。
ムジカジャポニカ春休み＠明日香山寺の重責ホスト役も無事完遂、而して未だ膨大な食材が残る有様、新たなミッション発令、是より順次銷却すべし。
豚切り落としと玉葱を、ヤマサ昆布つゆ、おろし大蒜、赤唐辛子、姜葱醤を以て炒め、ごはんにON! 水菜と生玉子を投下、
更に天かす投下、斯くしてインプロクッキング「風変わり他人丼」完成、いざ食らえば、食感のコントラストも芳しく、当然の如く美味。
生鮮食材残党を銷却すべく、セルフ宴会仕様にて回転円卓召喚せり。
「白魚刺身」
「烏賊刺身」
「黍魚子刺身」
「鰤刺身切り落とし」
十八番たる「八町の竜宮」
「鰯の倭漬け」と「独活の金平」なんぞを以て、晩酌に興じん。
生鮮食材銷却すべく、先ずは穴子召喚、穴子と云えば先ずは「穴子天」とばかり、尾頭付穴子を豪快に天婦羅に処せば、其の外にも有頭海老、大葉、茄子、茗荷を揚げ、ごはんにON! 山道入隊の際に採取せし三つ葉も添え、斯くして「特上 穴子天丼」完成せり。
「大根の味噌汁」も添え、いざ食らえば、最近益々天婦羅を揚げる技術向上せし次第にて、衣は限りなく薄くサクサクに仕上げし故、軽妙なサクサク感大いに堪能、有頭の海老の頭さえ、内部の味噌は残しつつも、殻はスナック菓子レベルにサクサク仕上げ、穴子は身のプリプリ弾力さえ堪能し得る次第にして、激烈に美味。因みに私は、天丼の天婦羅を甘ったるき天つゆに潜らせるを厭えば、丼に盛りし際は未だ何も施さず、具材毎に気分次第にて、塩やらヤマサ昆布つゆやら大根おろしやら選び施す流儀なり。
鮭アラ召喚、インプロクッキング「鮭アラクリームスパゲッティー」拵えし。そもそも「鮭クリームスパゲッティー」とは、20代の頃に通い詰めし近所のスパゲッティー専門店「じゃんご 藤が丘店」の看板メニューのひとつにして、鮭クリームソースの隠し味に明太子使われにけりと、当時マスターより伺えど、生憎明太子の類いあらざれば叶わず、然れど椎茸ぶち込めば、鮭と椎茸とクリームソースの相性トリプルベストマッチとは云わずもがな、
「豆達のサラダ」残党召喚し添え、いざ食らえば大いに美味なり。
東京五輪絶対開催を睨み、果たしてストーリーも遂に中盤展開へ突入せしかコロナ劇場、斯くも狂信的でさえある窮状下、コロナ疎開駆け込み寺と化すべく来客熱烈歓迎せり。況して備蓄食材は充分過ぎなれば、回転円卓再び召喚。
味噌詰まる頭部は揚げて添えし「有頭海老刺身 アリオリソース添え」
「鰤刺身」
「黍魚子刺身」
「蛸のガリシア風」
「八町の竜宮」
「鯵のマリネ」「鰯の倭漬け」
「山菜天婦羅（コゴミ、蕗の薹、独活の穂）」
「独活の金平」「独活の山椒酢味噌添え」
「白魚と玉葱の掻き揚げ」なんぞと有り合せに終始すれど、
而して主菜「蛍烏賊しゃぶしゃぶ」に興じて頂かんとす。
昨夜の刺身等、海鮮残党を薬味共々ごはんにON! 縮緬山椒を加えれば、是にてリサイクルクッキング「海鮮てんこ盛り丼」完成、
「山菜天婦羅」「白魚と玉葱の掻き揚げ」残党も召喚し盛り合わせ、
「蛍烏賊しゃぶしゃぶ」残党をリサイクルし味噌汁とせんとすれば、是亦リサイクルクッキング「蛍烏賊汁」完成、
其の他「独活の金平」「独活の山椒酢味噌添え」「茗荷の生姜酢漬け」も添え、いざ食らえば大層な御馳走ぶりなるかな。「海鮮てんこ盛り丼」多種多様な具材盛り合わせし故、味わいのみならず食感も千差万別にしてエキスポ感さえあり、況して縮緬山椒が見事に全素材を繋ぎ合わせ、ネクストステージへ昇華させる大功労あれば、大いに堪能なり。「天婦羅」残党は、私の調理技術の向上の賜物か、未だサクサク感損なわれず美味。「蛍烏賊汁」は正に旨味のコアたれば、見て呉悪けれどその美味さ不変なり。
今夜はAndromelos2＠難波Bears控えれば、いざ下山せり。麓の石舞台古墳界隈なる国営飛鳥歴史公園 石舞台地区にて、何やら「ならフォーク村」なるイベント開催中なりけりて、
ステージと思しきあすか風舞台にてバンド演奏中、然れど凡そ出演者と家族程度と思しき程に斯くも閑散とすれば、何とも寂しき限りかな。
大阪アジトへ到着すれば、界隈にて躑躅満開なり。
ライヴ会場へ出撃を控え腹拵えすべく、山寺より持参せし備蓄食材あれこれより、未だ膨大な埋蔵量誇る蛍烏賊と、蛸残党たる頭部召喚、先ずは「Spaghetti aglio olio e peperoncino（スパゲッティー・ペペロンチーノ」のレシピ踏襲しつつ、其処へ蛍烏賊と蛸頭部投下、旨味コアたる蛍烏賊ワタソース拵えつつ蛸頭部を炒め煮にするや、茹で上げしスパゲッティー投下、手早く攪拌すればプチとマントなんぞ飾り、斯くしてインプロクッキング「Spaghetti con caramali lucciola e polpo（蛍烏賊と蛸のスパゲッティー）」完成せり。いざ食らえば、蛍烏賊ワタの旨味が凝縮され、一発昇天級の美味さかな。
Andromelos2@難波Bearsも無事終了、今や終演後に打ち上げなんぞ、そもそもマンボウ発令下なれば、完膚なきまでに不可なる御時世、然れば早々に帰路に就き、大阪アジトにてセルフ打ち上げに興じんとす。
山寺より持参せし牛赤身塊召喚、筋切り施し適当に切り分け、暫しなれどタレに漬け込むや、
至福マシーン「やきまる」君召喚、久々なる「焼肉」なんぞに興じんとす。牛赤身は、丁寧に下処理すれば、厚切りにも関わらず柔らかさ半端ならず、焼野菜ラインナップに名を連ねし茄子に、姜葱醤添えるや、破壊的な美味さへ豹変、是は堪らぬとばかり、一気に缶ビール呷れば、ライヴの疲れも瞬殺にて払拭し得るか。
中屋さんも帰路にてセルフ打ち上げに興じられにけりとは、Facebookへの投稿記事にて伺い知りし。