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文月隠遁呆け続けて候 其ノ九

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溜まり捲り遅延甚だしき当拙ブログに於ける、隠遁独身五十路オヤジの自炊備忘録記事も、怒涛の連投にて概ね追い付けば、何とか時系列も7月末へ至り得し。然りとて油断禁物、然れば引き続き書き殴り書き棄て上等、悪しからず。

深山隠遁生活も久しければ、今や生活サイクルは完全に田舎のジジイ化、メガ早寝早起きにして、今朝も午前2時半起床せり。

 

 

夏至から1ヶ月以上も経れば、日の出時刻も日に日に遅くなり、午前4時半を過ぎても未だ日の出控えれば、茅蜩大合唱の中、いざ日課たる早朝山道入隊へ出撃せり。

 

 

定点観測。

 

 

日が昇るや、茅蜩共はぴたりと鳴き止み、熊蟬と鶯の共演に耳傾けつつ、空を仰ぎし。

 

 

山道路傍にて姥百合が満開なれど、

 

 

凡そ雑草とばかり其処彼処にて切り倒されれば、その強靭な生命力を以て、倒されし先にても開花せんとす。

 

 

正に草魂なるかな。

 

 

空に残る月、

 

 

棚引く雲、いとをかし。

 

 

家庭菜園のトマト、ええ感じにて熟せば、明日辺り収穫せん。

 

 

備蓄食材群より、スペイン製鰯トマト缶召喚、気分は些か欧州ツアークッキングなるかな。

 

 

鯖缶人気の日本に於いても、鯖トマト缶は稀ならん。ツアークッキングに興じし海外遠征を連想させれば、思わず郷愁に浸る有様。

 

 

この鯖トマト缶を耐熱容器へ移し、おろし大蒜投下、玉葱共々電子レンジにて加熱すれば、刻みバジルも添え、仕上げに自家製ハバネロオイル大量投下、斯くしてインプロクッキング「鯖チリトマト」完成せり。

 

 

先達て女性美術家坂本実十里女史より、差し入れとして高級焼売頂戴すれば召喚、

 

 

蒸し上げるや、

 

 

大葉なんぞ散らし「烏賊焼売」食らわんとすれば、

 

 

「蟹蒲入りコールスロー」拵え、

 

 

斯くして「鯖チリトマト+烏賊焼売+四川風納豆+蟹蒲入りコールスロー+ワカメ入り胡麻スープ+ごはん」食せり。

 

 

所謂「Spaghetti aglio olio e peperoncino (スパゲッティー・ペペロンチーノ)」レシピ踏襲しつつ、其処へ「ヒイカのスペイン風ソテー」をフュージョンアップ、斯くして「Spaghetti aglio olio e peperoncino con i calamari (ヒイカのスパゲッティー・ペペロンチーノ)」完成、バジル刻み投下、檸檬も添えれば、激烈に美味とは云わずもがな。 

 

 

目覚めれば午前2時半たるも最早定着、

 

 

午前4時半過ぎるを待ち、日の出に先駆け、茅蜩のサラウンド大合唱に聴き惚れつつ、いざ日課たる早朝山道入隊へ出撃、

 

 

定点観測。

 

 

70分余の山道入隊終了し帰還するや、境内にて何某なる花も咲き、

 

 

蝸牛供が椿の葉を這う様。

 

 

家庭菜園のトマトも、程良く赤く熟せり。

 

 

「四川風納豆」をベースに、今回は火を以ての調理にて「四川風納豆麻婆豆腐」拵えんとす。概ね麻婆豆腐のレシピ踏襲しつつ、豆豉代わりに納豆を用いる主旨なり。扨、完成すれば実食せん。今回は加熱調理せし故か、わざわざ納

豆を用いる意味が伺えぬ味わい、即ち通常の「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」とほぼ何ら変わりなき味わい、納豆自体も加熱されれば、目視こそ確認し得れども、その食感も失せし次第。正に豆豉代わりの重責こそ果たせども、それ以上の活躍見られねば、矢張り加熱せぬ「四川風納豆奴」の方が、その醍醐味堪能し得えん。

 

 

きずし用塩鯖を2尾入手すれば、

 

 

早速酢〆施し「鯖きずし」拵えし。夏なれば爽快感加味すべく、檸檬も添えし。

 

 

週末の楽しみたる晩酌に興じんと、回転円卓召喚せり。

 

 

「鯖きずし」

 

 

「鰤刺身」

 

 

定番化しつつある「メキシコ風鯨刺身 ワカモレ添え」

 

 

「蛸のガリシア風」

 

 

「ソリレスと葱のタイ風炒め」一見和風この上なき見て呉なれど、味付けはパッタイの素+おろし生姜なり。

 

 

「ポテトサラダ」

 

 

茄子をチンマシーンへぶち込み、電子レンジにて蒸し上げ、モッツァレーラをON! するや、フライパンにて軽く炙り、

 

 

其処へサルサディップとワカモレをON! 斯くしてインプロクッキング「メキシコ風茄子田楽」完成、

 

 

是等をアテに、奈良の銘酒堪能すれば極楽天国かな。薬味に酢橘と檸檬を用意、夏なればこそとは、余りにベタか。

 

 

七節迷い込めば、

 

 

矢鱈に七節を目撃、

 


せめて擬態し得る場所に現れなはれ。

 

 

御近所さんよりトマト、

 

 

キャベツ、胡瓜を御裾分け頂けば、感謝感激。どうも有り難う御座います。

 

 

「素麺」食らわんとすれば、トッピングあれこれ用意せり。

 

 

茗荷、オクラ、蛸、

 

 

ハム、錦糸玉子ならぬ細切り玉子焼、プチトマト、

 

 

胡瓜、蟹蒲、

 

 

素麺つゆも自家製にして、昆布出汁+干椎茸出汁+玉葱とは定番か。天かすも用意すれば、

 

 

斯くして「素麺」大いに堪能せり。嘗て名古屋へ転居せし際、素麺のトッピングほぼ皆無たる質素さに驚愕、矢張り素麺は豪華トッピングあればこそ。因みに私は奈良県在住なれば、正統的「素麺」として食す場合は、必ず三輪素麺を選ぶものなり。

 

 

既に夏なれば、境内の植木も伸び放題、

 

 

 

然れば剪定行いし。

 

 

植木も綺麗さっぱりすれば、

 

 

高級プール召喚、

 

 

ユニコーンのドリンクホルダーにビールなんぞ仕込み、優雅な午後を堪能せん。然りとて気温が精々25℃なれば、直射日光浴びる分にはプール心地良けれど、日陰となるや少々寒々しく、況して深山の井戸水なれば、都会の水道水と異なりきりりと冷たく、尚更なり。

 

 

嘗て山口のモジュラー博士にして畜産家たる矢儀さんより、鹿肉塊頂戴すれば、己れにて各部位に切り分けコールドスリープに処せし次第。扨、今回スジ肉部分を解凍召喚、

 

 

然れば久々にミンチ機も召喚、

 

 

斯くして鹿スジ肉を以て、鹿ミンチ拵えし。

 

 

 

この鹿ミンチを使い、トルコ式つくねこと「キョフテ」拵えれし。

 

 

而して本来は羊肉(マトン)を以て拵える「シシケバブ」を、前回は鹿肉にて「シカケバブ」として拵えれど、今回は残念乍ら鹿肉にあらず牛肉なれば「ウシケバブ」として、更には椎茸を以て「シイタケケバブ」も拵えし。

 

 

グリルにて焼き上げれば、

 

 

添えるは「ヨーグルトソース」「アリオリソース」2種なり。

 

 

更には「ポテトサラダ」

 

 

山羊乳チーズの代用に、ブルーチーズを使用すれば「グリークサラダ」も添え、

 

 

斯くして「ウシケバブ+キョフテ(鹿肉) +ポテトサラダ+グリークサラダ」大いに堪能せり。

 

 

「キョフテ」は、鹿肉なればこそか、ミンチとは云え弾力ある素晴らしき食感、ヨーグルソース添え食らえば、激烈に美味なるかな。

 

 

入道雲も現れれば、正に夏の空なり。

 

 

 

晩酌に興じんとすれば、回転円卓召喚。

 

 

「鯖きずし」

 

 

「蛸のガリシア風」

 

 

「枝豆の掻き揚げ」と、昨夜の残党をリサイクルせし「鯨唐揚げ+蛸の唐揚げ」

 

 

「ゴーヤー天 塩昆布和え」

 

 

檸檬を香草共々鶏腿肉にて包みタジン鍋にて蒸し上げし「蒸し鶏 レモンチキン パクチーダレ添え」

 

 

「ポテトサラダ」なんぞアテに、

 

 

奈良の銘酒嗜む前に、夏なればビール呷らんとすれば、檸檬搾り入れるや、爽やかにして飲み易さ100倍かな。

 

 

米茄子をチンマシーンにぶち込み、電子レンジにて加熱、中身を抉り出し、加熱調理施せし合挽きミンチと合わせ練るや、

 

 

米茄子へ詰め、モッツァレーラをON! するやグリルにて加熱、

 

 

焼き上がるや、サルサ+ワカモレ施せし「メキシカン蒸し茄子田楽」と、花椒醤+姜葱醤施せし「四川風蒸し茄子田楽」完成、

 

 

いざ食らえば、ミンチと茄子が融合せしが激烈に美味なるかな。

 

 

栄螺を網焼きに処すや、

 

 

「栄螺壺焼」完成、所謂「栄螺のうんこ」穿繰るや、是亦巨大にして見事な逸物なるかな。いざ食らえば美味至極とは云わずもがな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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