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Channel: 大ぼら一代番外地
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葉月隠遁呆け続けて候 其ノ六

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明日香の山寺に於ける年間最大行事「施餓鬼会」迎えんとすれば、朝から檀家さんが集われ、準備に勤しまれる次第。

 

 

 

 

 

私は、この住職不在の山寺を、ほぼタダ同然の家賃にて借り受け、或る意味管理人の如きたれば、そもそも檀家にあらずして、先祖供養たる施餓鬼会には部外者なれば、此処へ転居せし当初こそ、好奇心と御近所付き合い上の礼儀として、末席に参列させて頂けど、矢張りどうにも部外者感否めず、今や準備完了し次第、席を外すべく外出せんとする次第にして、奇しくも本日は鍼灸医の予約もあれば、皆様へ御挨拶の後、下山せり。

下山序でに村営入浴施設にてのんびり湯浴み、而して鍼灸医にてじっくり施術頂けば、帰り掛けの駄賃にて買い物あれこれ済まさんとす。車窓より伺い得る雲の様子、いとをかし。

 

 

茄子を素揚げに処すや、

 

 

大根おろしの海に沈め、ヤマサ昆布つゆ注入、斯くして「茄子のみぞれ浸し」仕込みし。

 

 

白魚刺身を以て「白魚丼」拵えるや、

 

 

「小鮎山椒甘露煮」やら

 

 

「ゴーヤー天 塩昆布和え」等のレギュラーも添え、

 

 

斯くして「白魚丼+小鮎山椒甘露煮+ゴーヤー天 塩昆布和え+オクラと椎茸の味噌汁」堪能せり。

 

 

今朝も茅蜩が鳴き始めると同時に、日課たる早朝山道入隊へ出撃せり。

 

 

定点観測。

 

 

山道を下る往路は、茅蜩の恍惚サウンドスケープに包まれつつ歩めど、折り返し地点を過ぎるや、ピタリと鳴き止めば、山登りと化す復路は、己れへの挑戦に終始するのみ。その復路の道すがら、ふと雲を見れば、何やら輝く雲ありて、そこに何かの影の如き伺えれば、

 

 

見ように由ればU.F.O.の如しか。

 

 

 

 

境内に聳える百日紅の巨木、満開の日も近し。

 

 

先日「かきの木茸」なるを贖えば、

 

 

「柿木茸とオクラの味噌汁」拵え、

 

 

「蟹Q胡麻ポン巾着」

 

 

「小鮎山椒甘露煮」

 

 

「ゴーヤー天 塩昆布和え」等も添え、

 

 

斯くして「小鮎山椒甘露煮+蟹Q胡麻ポン巾着+ゴーヤー天塩昆布和え+和布蕪納豆+柿木茸とオクラの味噌汁+ごはん」食せり。

 

 

ジャガイモをチンマシーンにぶち込み、電子レンジにて蒸し上げ、

 

 

是等を以て「河端家のカレーコロッケ」仕込まんとす。

 

 

 

トリコ式つくねこと「キョフテ」今回は巨大ハンバーグの如きなれど拵えるや、特製ヨーグルトソースなんぞも添えし。

 

 

ゴーヤーと柿木茸や椎茸を以てインプロクッキング「ゴーヤーキノコチャンプルー」完成せり。

 

 

斯くして「キョフテ+ゴーヤーキノコチャンプルー+茄子のみぞれ浸し+わかめの胡麻スープ」完成、いざ食らえば、大いに美味。

 

 

明日に控えるソロワンマン@神戸Helluva Loungeの為に、使用予定機材をセットアップし、デモ演奏絶賛励行せり。デモ演奏断片はこちら

 

 

暫しの仮眠後、機材積込み未明に下山、日の出迎えんとする大阪へ到着、

 

 

 

大阪アジトへ到着すれば、御来光仰がんとす。

 

 

大阪アジト界隈の路上に並ぶ鉢植えにて、満開の鶏頭目に留まれば、見事なるかな。

 

 

ふと気付けば、ガキの頃より好む花とは、彼岸花、ガーベラ、鶏頭と、奇しくも全て赤き花なり。

 

 

深山より持参せし食材にて「天婦羅(鱧、椎茸、大根、オクラ、葱)」

 

 

「牛蒡の掻き揚げ」拵えるや、

 

 

「天婦羅(鱧、椎茸、大根、オクラ、葱、牛蒡の掻き揚げ)+オクラ和布蕪納豆+高野豆腐+オクラと椎茸の味噌汁+ごはん」食せり。「ごはん」のみフレームアウトすれば、悪しからず。

 

 

 

 

 

 


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