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Channel: 大ぼら一代番外地
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またしても牛にシバかれ穢れ落とせば、多幸焼を食らう

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2月第1日曜日と云えば、私が居を構える明日香村に於いては、飛鳥巫(あすかにいます)神社にて、日本3大奇祭にも数えられにける「おんだ祭」執り行われるものなり。毎年成る可く参加せんと思えど、ライヴ等にて叶わぬ年も少なからず、然れど今年は何とか都合付けば、2年ぶりなる参祭果たさんとす。
今年は出遅れまいと、1時間前には飛鳥巫神社界隈に到着、然ればいきなり天狗と翁が御徘徊中にして、



割竹棒「ささら」にて、参拝客のケツをシバき回されれど、これも神事の一環にして「穢れ落とし」なれば、怖るるなかれ、痛がるなかれ、確と有り難がるべし。勿論私の如き身成目立つ者なんぞ、見逃される筈もなく、早速有り難き一撃頂戴せしとは云わずもがな。



斯くしていざ飛鳥巫神社へ。



おんだ祭と云えば、毎度極寒の中を耐え忍びつつとの印象深けれど、本年ここ数日は小春日和にして気候穏やか、奇しくも本日は生憎の雨予報にして、今朝は正に雨降れど、昼前にぴたりと降り止むや、いよいよ青空さえ拝み得る晴天ぶり、日差し眩しく愈々暑き程とは是如何に。然れば矢張り大層な人出にして、狭き境内は朝の通勤ラッシュの電車車内の如しか。



今更天下の奇祭「おんだ祭」の有様あれこれを、わざわざ此処に綴る必要もあらじと思えば、興味抱かれし御仁は、各々検索されれば宜しからん。況して禁止語彙やら禁止文字列なんぞとあれこれ小五月蝿きアメブロなれば、またしても些細な一語にて閲覧禁止処分やら、挙げ句ブログ削除なんぞ臭わせられれば、こちとら遣り切れぬばかりならん。然れば神事本編は、これにて割愛させて頂き、そもそもこの文章すら前回の転用にて手抜き極まりなきも御愛嬌、さて愈々最終章「御供撒」即ち餅が撒かれるや、たかが餅、然れど餅、矢張り縁起物故か、皆様何とか餅を確保せんとする様は、救いを求める亡者の如きか、勿論その亡者の中に私も含まれしは云わずもがな。然れど今年は坊主にて残念至極。下の写真は、些かなれど「おんだ祭」の様子紹介せんと写真撮影すれど、如何せん晴天なれば逆光にて、どうにも上手く撮影叶わねば、ここは姑息にもネット上にて拾遺、無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。





ここ数日の小春日和なればこそか、社内の桜も狂い咲く有様。



さてその恥じらう素振り奥床しき、夫婦和合の儀式も終えられし阿多福なれば、



これを以て、天狗や翁同様、いざ「ささら」手にされ、参拝客のケツをシバき回され、否、穢れ落として下されば、



最早そこには先程までの恥じらう姿なんぞ皆無、桑原和男の和子さん宜しく男へ変化、そもそも阿多福役を務められる方は、大いに恰幅良ければ、そのフルスイングぶり豪快至極、素晴らしき打撃音と共に悲鳴絶叫響き渡るものなり。



萱澤君穢れ落とし之圖。果たして本日何度目なるか。





然れば奥様も。



遥々名古屋より遠征されしカイ☆マキ嬢も。




阿多福愈々絶好調、



御子様には手加減有り。



然れど私は、牛の標的と相成れば、



渾身のフルスイング食らい、有り難くも今一度穢れ落として頂きし。



斯くして今回も牛と記念撮影。



ぴか☆様&萱澤君。



カイ☆マキ嬢&萱澤君夫妻。



愛娘抱かれる佐伯真由美様ことaka.オニ、ぴか☆様、萱澤君と記念撮影。



下の写真は、2006年にあふりらんぽの御二方と「おんだ祭」初参祭せし際の1枚。この8年間なる経過の速さに驚愕すれど、その間に、真由美様は結婚し3児の母と相成られ、ぴか☆様も結婚されれば、果たして己れは何を成せしか果たせしか。本年を以て、♪~ 人間五十年~ ♫と「敦盛」を謡い舞われにけり織田信長の享年を迎えんとすれば、信長より生き存えんとはほぼ間違いなけれども、精々余命20~30年の間に、果たして何を成し得らん。愈々人生も夕暮れすら終わらんとすれば、決して朝を迎えぬ長き夜を迎えるべしと、晩鐘に手を合わさんとす。



佐伯家末っ子君は、阿多福に抱えられテレビカメラに収められれば、



父にして写真家たる佐伯慎亮君、流石その様を空かさず撮影されしは当然か。



斯くしてインタビュー受ける父・佐伯慎亮君之圖。



真由美様が抱く愛娘、阿多福に戦慄号泣之圖。



下の1枚は、萱澤君のfacebook写真アルバムより無断拝借転載させて頂きし、悪しからず。然れば彼が添えし1行とは「笑う母親泣く娘」是亦御見事座布団1枚。



然れば佐伯一家やぴか☆様夫妻含めぞろぞろ総勢11名にて連れ立ち、前回同様「たこやき・おでん はせがわ」へ。本来の屋台部分たる「赤い部屋」には、毎度御馴染み常連さんが寛がれれば、今回はブルーシートにて増設されし急造屋台部分たる「青の部屋」に陣取らせて頂きし。「たこ焼きとおでん、適当に見繕って」と注文すれば、たこ焼きの舟ずらり並び、



然れどこれが大いに美味なれば、皆してビール片手にペロリ平らげし次第。



更にきつねうどん(お揚げさん2枚入り)は、閉店迫れば最早無料なりけりて、いやはや御馳走様。



斯くして大いに祭気分も堪能満喫、偶然村長さんに出会せば、ええ話も聞かせて頂き、何ともピースフルな気分を以て、皆して帰路に就かん。而して〆は、装い改めしせんとくんの後ろ姿、然れば是にて御免被ります。



写真あれこれ皆様のfacebook写真アルバムより、無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。


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