「第20回 ACID MOTHERS TEMPLE祭」＠名古屋得三

今年のライヴ納め「河端一アコースティックギターソロ中国四国ツアー 2021」も無事終了、約1000kmの全行程を単身運転すれば、3泊中2泊を車中泊、ライヴ僅か3公演に対し、道中に訪ねし中古レコード屋及びリサイクルショップは計10軒、LP49枚、DVD2枚、書籍3冊購入すれば、昨日四国は高知より大阪アジトへ帰還、ライヴ疲れ、運転疲れに加えレコード屋疲れも加わり、今以て概ね機能停止状態なれど、大晦日迫る中、今以て「第20回 ACID MOTHERS TEMPLE祭」＠名古屋得三のブログ記事も手付かず放置すれば、今回のツアー中に各地にて叱責頂きしも思い出し、せめてライヴ関連記事は年内に投稿完了せんと一念発起せし次第。

然りとて毎度AMT祭に際し、忙殺される余り、写真撮影なんぞ殆ど行わず終いなれば、今年に至るや僅かに3枚のみ。然れば然してオモロきブログ記事綴り難からんと思えば、悪しからず。

明日香の深山より単身爆走、会場たる名古屋得三へ到着せり。

サウンドチェック之圖。如何せん今回育休にて不参加たるNANI君に代わるドラマー、一樂誉志幸君ことよっちゃんとAMT宗家としての音出しは、これが初なれば、初手合わせの感触楽しみつつも、筒がなく終了。光の魔術師liquidbiupilアキラ君もチェックに余念なし。

今回の記念Tシャツにも意匠されし双頭遮光器土偶、女性美術家坂本実十里女史に立体化を御願いすれば、ステージ前に神々しく鎮座頂きし。

その一樂誉志幸君ことよっちゃんと坂本実十里女史、2ショットの圖。

珍しく東君の提言にて、Gongカヴァー「Flying Teapot」にて幕開けし第1部、その「Flying Teapot」冒頭アシッドロック風セッションのみにて、既に20分超級たる宇宙大漂流、よっちゃんの実父たる一楽さん在籍時のライヴスタンダード曲たりし「In E」から、久々なる「Pink Lady Lemonade」オリジナルバージョンに則りし8→5→6と拍子チェンジ、更に「In E (Reprise)」へ雪崩れ込めば、是亦一楽さん在籍時を想起させる懐かしき展開かな。何よりよっちゃんの叩き出すグルーヴが、一楽さんを彷彿させて余りあれば、あの重戦車が高速走行するかの如きノリは、一楽家の血に代々伝承されると疑いの余地なし。その儘猪突猛進大疾走、1時間弱を以て第1部終了せり。

恒例オークションを挟み、第2部は「Dark Star Blues」にて幕開け、Acid Mothers Temple & The Cosmic Infernoこと宇宙地獄組のソウルナンバー「Do You Rememer Doobie Wonderland?」へ、此処からスペースディスコ大会へ突入すれば、NANI君育休にて不在なれど「Nanique Another Dimension」而して「Disco Pink Lady Lemonade」からMC挟み、客席巻き込むAMT宗家唯一のコール＆レスポンスナンバー「Hello Good Child」斯くして最後は「Cometary Orbital Drive」にて大暴走、私がギター逆さに振り上げるや、タイゲン君もベース切腹、よっちゃんは是亦一楽家の御家芸かハイハットスタンドを片手にて振り回し、光の魔術師liquidbiupilアキラ君に由る大流星群襲来の中、大団円にて幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。