「Mainliner 三都市ツアー2022」千秋楽たる帝都公演迎えんとすれば、いざ帝都は秋葉原目指さんとす。気温4度との表示なれど、凍て付く明日香の山寺屋内よりも遥かに暖かなれば、行き交う人々に比べて明らかに薄着な己れの姿に、思わず苦笑せざるを得ぬ次第なれど、個人的な体感気温は既に春到来か。
そもそも帝都へ新幹線にて赴くは、1年前の矢張りMainliner帝都公演たりしか。当時のブログ記事に由れば、その時も新幹線にて帝都へ赴くは、コロナ狂騒勃発直後たる一昨春3月「グルグル祭り」＠高円寺 Grain以来とあり、いやはやコロナ狂騒勃発以降、帝都へ新幹線にて赴きしは年1回ペースなり。
新大阪駅構内「とんかつKYK」にて毎度乍ら「へれとんかつ弁当」購入、車内にて堪能せり。
本日は、滋賀県から岐阜県に掛け大雪なりければ、30分遅れにて東京駅到着予定とアナウンスあり。彦根の手前辺りから雪景色となるや、いきなり景色豹変、挙句吹雪さえ遭遇すれば、思わず森谷司郎監督作品「八甲田山」なんぞ想起せし有様。
名古屋を過ぎるや再び晴れ間も伺えれど、生憎富士山の頂きは拝み得ざりし。
運転手の頑張りの御陰か、結局12分遅れにて東京駅到着、然れば些か早く今宵の会場Club Goodmanへ到着せり。
兄ィサウンドチェック之圖。
物販コーナーShopzoneも設営完了せり。
今宵、魅惑のライトショー行ない下さる光の魔術師liquidbiupilアキラ君と、横浜卍軍団Razooli秀樹君共々、界隈の居酒屋にて前打ち上げに興じし。
帝都もマンボウ発令適用中なれば、開場 / 開演時刻は30分前倒し、酒類の提供は午後8時まで、而して午後8時半終演、午後9時閉店mなりければ、終演後に酒購入は不可故に、開演前に必要十分量を確保せり。
Club Goodmanは、所謂ライヴハウスとしては、酒類の価格が可成り財布に優し気な設定にして、ボトルワインさえ斯様な安価ぶりかな。
Mainlinerは、そもそもタイゲン君が大英帝国London在住なれば、然う然う容易に集い得ぬにも関わらず、毎回写真撮影忘れれば、未だ随分昔のアー写使用せざるを得ぬ有様にして、取り敢えずステージへ出撃3秒前、取り急ぎ3ショット撮影せり。
今宵は120分セットと、今回のツアーに於いて最長なれども、Bearsと同じく4曲を演奏せり。演奏に際しては時間に余裕持てば、妙なせせこましさも払拭し得る故、敢えて演奏曲数増やさず、その代わり1曲1曲をじっくり納得行くまで演奏せんとす。轟音に由るリフが延々繰り返されれば、演奏し乍らも時折、意識が何処ぞへ連れ去られん感覚さえ覚え、精神的にも肉体的にも最も過酷なバンドなれど、その過酷さの向こうには、得も言われぬ恍惚感が待ち受けると知れ。終盤に私の機材トラブルもあれど、光の魔術師liquidbiupilことアキラ君が天地翔心法悦光線放たれる中、120分間を轟音リフレインとギターソロにて怒涛の如く駆け抜ければ、大団円へ至り盛況にて幕。
1. Blasphemy Hunter
2. Black Sky
3. Improvisation ~ Silver Guck
4. New Sun
ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
今宵、Mainliner@Club Goodmanへ御来場下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
「秩父4D 2015」の「ノイズステージ」こと「ノイズスナック」以来か、久々に再会果たせし町野昌未嬢と、兄ィ宜しく2ショット撮影に興じし。
帝都にマンボウ発令適用され、午後9時閉店なればこそ、これは亦して弾丸日帰りツアーたるべしと、東海道新幹線終電にて帰阪せんとするや、コロナ狂騒の煽り食らい、昨年より終電発車時刻が1時間も前倒しされれば、物販の後片付け等を、在京組たる兄ィとタイゲン君に丸投げし、ダッシュにて東京駅へ向かえば、運良く終電3本前に駆け込み乗車叶いし。
矢張り帰路も、岐阜県から滋賀県に掛けての大雪の影響あれば、30分遅れにて新大阪へ到着、日付変わりし後たれど、無事大阪アジトへ漂着せり。
斯くして「Mainliner 三都市ツアー2022」全公演無事終了せり。各地にて御世話になりし関係各位の皆様及び対バン務めて頂きし皆様、而して斯様な状況下にも関わらず御来場下さりし皆様には、心より御礼申し上ぐる次第、どうも有り難う御座いました。
今回のツアー各会場にて販売せし新作長袖Tシャツとパーカー、ほんの若干枚数のみ売れ残れば、近日中に旧態依然たる時代遅れ通販サイトACID MOTHERS TEMPLE SHOPZONEにて通販承らんとす。亦、改めて当ブログにても御案内させて頂かんと思えば、諸事情にて今回会場へ御越し叶わざりし方々、是非にこの最後のチャンス逃されぬよう。
