コロナ狂騒の煽り食らうや、海外遠征予定は全滅の憂き目に遭い、然れば徒然なる儘に始動、毎週2作品ずつアップせんと宣言せし「Kawabata Makoto official Bandcamp」此処まで新旧198タイトルを順調にリリース、御陰様にてぼちぼちな手応え、御試聴、御購入下さりし皆様、どうも有り難う御座います。而して今回遂に大台200タイトル達成果たせば、200タイトル達成記念新企画も、近日中には公式アナウンスを予定、震えて待たれたし。
扨、今週の「Weekly Kawabata」若しくは「週刊 スピードグル」は、200タイトル達成と云う訳にて、新たに録り下ろせし電子音楽ソロ作品「Synthesis Zero」と、最近発掘せし2003年4月つるばみの浜松に於ける未発表ライヴ音源「想いの丈参差として相果つ」、以上計4作品を一挙公開せり。
2003年4月、今はは無き浜松Polka Dot SlimにてUP-TIGHTと対バンせしつるばみ、私の朧げな記憶辿るや、確か店置きギターアンプ全3台を並べ、轟音バンドたるUP-TIGHTに負けず劣らずな大轟音にて演奏せり。果たしてこれがUP-TIGHTとの初共演たりしか否か定かにあらねど、初共演たれば、打ち上げ会場にて、Lou Reedへ至上の愛を自認されるUP-TIGHTリーダー青木君に対し、Lou Reedの歌を厭う私が揶揄するや、ドラマー白旗君ことQちゃんが、青木君に代わり反論、そこから壮絶なLou Reed賛否論戦と相成り、挙句周囲を呆れさせ乍らも、以来Qちゃんとは親交深めさせて頂きしも、今となれば大いに楽しき思い出かな。
扨、斯様な夜に展開せし演奏のライヴ音源を、先日山寺にて奇しくも発掘、然ればこの度デジタルライヴアルバム「想いの丈参差として相果つ」としてリリースせり。
つるばみの音楽性とは、全編即興演奏に由る所謂フリーフォームサイケデリックサウンドにして、嘗てPSF Records主宰されし生悦住さんから「ボーカルが少しでも入れられるなら是非リリースしたい」と、有り難き御申し出頂けど、そもそもインストバンドとして結成すれば、其処はバンドコンセプトの根幹揺るがす問題となる故、結局丁重に御断りさせて頂けど、今となれば詰まらぬ意地張らず、名プロデューサーにして世界最強のリスナーたりし生悦住さんの提言に従い、路線変更するも面白たりしかと思えば、一片の後悔もなしとは云い難く、もしも彼処にて路線変更果たしおれば、その後如何な顛末迎えしか。
而して記念すべき200タイトル目は、電子音楽ソロの録り下ろし新作「Synthesis Zero」なり。一口に電子音楽と云えど、今回は、私が憧憬抱く所謂「20世紀の現代音楽」の一端を担う電子音楽にあらず、シンセサイザーに由る重層的ドローンに、リズムマシーンがミニマルなビートを刻む、極私的ダンスミュージックの如きを展開なり。然りとてそもそも流行りのテクノやEDMの類いなんぞ、全く存じ上げねば、是亦アコギソロ等と同様、全く以て我流の極みにして、悪しからず。
Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」一応毎週水曜に更新せんと思えば、旧譜のみならず録り下ろし新作も亦、然れば引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。
既にリリースも200タイトルに至れば、リストページ「Speed Guru's Time」も併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め49作品を公開中なれば、是非にチェック頂きたし。
更にAcid Mothers Temple Bandcampアルバムリストも設営、バンド毎に「Unreleased live & rare recordings」と「Reissue」2項目に分け、リリース年次にて並べ分類整理、リスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、最新ライヴ「West Japan (京滋名) tour 2021」も公開中。是非にこちらよりチェック頂きたし。
Bandcampアプリ入手はこちらから。