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Channel: 大ぼら一代番外地
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魅惑の劇場にて幕開け、非常ならねど非情食らいて幕閉じし

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昨年末、アコースティックギターソロ@広島 鳩小屋にて御世話になりし際、伺う旨約束すれば、ゴトウイズミ嬢が我等が桃源郷ムジカジャポニカへ参上を請け、下山するや大阪アジト経由にて、いざ会場たるムジカジャポニカへ。今宵は「ムジカで魅惑の劇場〜 ゴトウイズミ×松本英二郎」と銘打たれし一夜にして、百戦錬磨の手練御二方に由る一人芸の夜なり。

 

 

松本英二郎氏に関し、事前に全く存じ上げねども、その些かハスキーな歌声と、繰り出される大道芸的世界に、只者にあらざる感半端なし、如何せん音楽的な内容の濃厚さに加え、それを繰り出される手法や演出の構築性の高さに、実は背後に秘められる音楽的造詣深さを察して余りあるかな。

 

 

私はムジカジャポニカへ、客として来店せし際には、大抵入口傍カウンターに座する次第なれど、この席が不人気たるは、店内の柱が邪魔なればステージの様子伺い辛ければこそ、然れど視覚遮られればこそ音楽に集中し得る故、私はこの席が御気に入りなり。然れば今宵、松本英二郎氏は様々な小ネタ小道具繰り出され演奏されれど、当然乍ら私はその様子伺えず、然りとてネタ的視点に惑わされず、音楽そのものと正対し得れば、単純に氏の音楽を大いに堪能し得しかな。

 

 

途中、氏が立ち上がりアコーディオン演奏されし際、冒頭のピアノ弾き語り以来、その御姿拝見し得、漸く写真撮影も叶し。

 

 

日本酒を調子呷るや、その酒を無限に飲ませんとする、せいちゃん絶品のアテ、正に悪魔のアテたらん。

 

 

続けてゴトウイズミ嬢の登場、今宵は新譜「劇場」引っ提げてのツアーなりければ、成る程完全無欠な劇場仕立て、ステージ下手に立たれれば、奇しくも私の席が一等席へと早変わり。白壁に映し出される映像へ一瞥も食らわせず、見事に演目進められる様は、いやはや単なる音楽のライヴなんぞたる範疇に収まらぬ、正にプロに由る珠玉の演芸なるかな。

 

 

私がゴトウイズミ嬢のソロライヴへ伺うは二度目なれど、前回は御本人曰く「超レア」なすっぴんライヴにして、勿論イズミ嬢なればこその「舞台」演出こそあれ、純然たるアコーディオン弾き語りたれば、今宵は正に真逆たる一面堪能させて頂きし。

 

 

而してせいちゃんに由る悪魔のアテ第2弾、いやはや美味なるは云わずもがななれど、何せ猛烈に飲酒誘発せんとする味わい、その術中に落ちれば、結局可成りの飲酒量に至りしか。

 

 

イズミ嬢と再会の2ショット撮影。年末は亦してもアコースティックギターソロにてヲルガン座3階左奥の鳩小屋にて御待ち下さるとの事、有り難き限りにして、然れば今年も年末に、アコースティックギター携え行脚せんとす。

 

 

コールドスリープに処されるシーフードミックスと冷凍牡蠣フライ召喚、十八番たる超高速クッキング「瞬殺カレー」にシーフードミックスぶち込み、その傍らにて冷凍牡蠣フライ揚げれば、斯くして所要時間僅か15分たりし超高速クッキング「牡蠣フライ瞬殺シーフードカレー」堪能せり。調理時間僅か15分たれど、その味わいの深さは到底15分とは思えぬ奥行き誇れば、大いに重宝するレシピなり。

 

 

鯖味噌缶召喚、耐熱容器に玉葱と共にぶち込み、電子レンジにて2分加熱、その傍らにて、コールードスリープに処せしシーフードミックス召喚、手早く「シーフード焼飯」拵えるや、加熱調理果たせし鯖味噌缶も盛り合わせ、斯くして御手軽ワンプレートクッキング「シーフード焼飯&鯖味噌コンボ」堪能せり。鯖味噌部分には七味大量投下、シーフード焼飯には刻み青唐辛子添え、味のアクセント強調せり。

 

 

私が提唱する「スパイシー和食」急先鋒たる一品「四川風海鮮丼」拵えし。八町刺身をつま共々刻み、刻み青唐辛子投下、其処へ麻辣醤+三種の神器(花椒醤、姜葱醤、麻蝦醤)+ヤマサ昆布つゆ+胡麻油施し和え、ごはんにON! 擂り胡麻と花椒粉施せし一品なり。

 

 

手鍋に玉葱と生姜、更にシーフードミックス投下すれば、コンソメにて味整え、これを以て「シーフードオニオンスープ」完成、当然シーフードミックスの小海老収縮すれば、何とも貧相な出来上がりかな。

 

 

斯くして「スパイシー和食」御手軽な一品「四川風海鮮丼セット」堪能せり。

 

 

明日香の深山へ帰還せんとすべく、愛車停めしコインパーキングへ赴くや、財布に1万円札しかあらぬ事態発覚、千円札へ崩さんとすれど、此処は界隈にコンビニの類いなんぞ皆無なる下層階級住宅街、徒歩数分要しスーパーへ至れば、惣菜コーナーにて「黒糖使用 関西風牛肉入りコロッケ」所望、斯くして無事愛車を駆り、

 

 

明日香の深山へ帰還果たせり。夕暮れ前の定点観測。

 


 

随分気候穏やかになりし大阪より帰還するや、明日香の深山の容赦なき冷え込みぶり否応なく実感、然りとて漸く下界の真冬レベルへ寒さも緩めば、あの酷寒ピークは過ぎ去りしか。とは云え、一度大阪の穏やかな気候にて心身緩めば、寒さのコントラストが体の芯に堪える有様、然れば鍋料理に興じんとす。

 

鉄鍋の鍋底に出汁昆布敷き豆腐をON! 白菜と玉葱を信玄vs謙信宜しく対峙させ布陣、

 

 

麻辣醤+三種の神器(花椒醤、姜葱醤、麻蝦醤)+ヤマサ昆布つゆ+酒投下、

 

 

豚切り落としにて覆うや、青唐辛子も投下、

 

 

蓋を閉じ加熱、

 

 

白菜と玉葱がトロトロに蕩けるまで煮れば、

 

 

斯くして似非ニッククッキング「四川風無水豚鉄鍋」完成、

 

 

いざ食らえば、程良く漂う花椒の芳しさと、アクセント程度に抑制されし刺激にて、具材から滲み抽出されし出汁の美味さが口内爆裂、堪らぬ一品に仕上がりしかな。

 

 

食い進めるや、味変とばかり自家製ハバネロオイル召喚、刺激のみならず発酵調味料なればこその深みも加わり、一層美味と化せり。

 

 

日課たる早朝山道入隊へ出撃せり。

 

 

定点観測。

 

 

70分余の山道入隊より山寺界隈へ帰還するや、御来光に輝く梅、いとをかし。

 

 

愈々四部咲きから五部咲きに至れば、果たして深山の春到来も遠からざらん。

 

 

先達て1万円札を崩す為に、スーパー惣菜コーナーにて所望せし「牛肉入りコロッケ」召喚、トースターにて軽く温め直せば、

 

 

先達ての「四川風無水豚鉄鍋」残党たる出汁昆布を刻み、豚切り落とし、笹掻きに処せし牛蒡、生姜、唐辛子と共に炒め煮、斯くしてリサイクルクッキング「金平豚昆布牛蒡」拵え、

 

 

更に「四川風無水豚鉄鍋」残り汁を召喚、具材に牛蒡天と葱ぶち込み、是亦リサイクルクッキング「四川風牛蒡天汁」も添えれば、

 

 

何やら寄せ集めリサイクル定食の様相呈し、斯くして「コロッケ付き四川風定食」堪能せり。

 

 

私は無類の「おかず食い」にして、いきなり「牛肉入りコロッケ」「金平豚昆布牛蒡」平らげれど、ごはん殆ど手付かずなれば、生玉子投下し自家製柚子ポン酢垂らし「柚子ポンTKG」へとフォームチェンジ、柚子芳しくして大いに美味。

 

 

超レアなライヴ映像をデータ化せんとVHSビデオテープ召喚、いざ再生せんとすれば、あろう事かテープ巻き込み勃発、テープは巻き込み部分に大ダメージ食らえど、何とか切断だけは免れ救出、然りとてこのビデオデッキは許すまじと天誅加えるべく鉄拳制裁、斯くして一撃必殺の一打食らわせ即死即廃棄と相成りし。機械の分際で人間様に逆らうな、ボケが!

 

 

所謂「Spaghetti aglio olio e peperoncino(スパゲッティー・ペペロンチーノ)」と「ヒイカのスペイン風ソテー」レシピをフュージョンアップ、斯くして「Spaghetti aglio olio e peperoncino con i calamari(烏賊のスパゲッティー・ペペロンチーノ)」完成、

 

 

その傍らにて、レタス、胡瓜、人参、蟹蒲を、オリーブオイル+酢+マジックソルト+ヤマサ昆布つゆにて和えし「地中海風蟹蒲サラダ」も拵え、

 

 

斯くして「本日の地中海風シーフードパスタセット」堪能せり。

 

 

下山し大阪アジトへ赴かんと、夜更けに愛車駆り阪神高速爆走中、文の里IC付近に至りし際、ふと私が所持する唯一の携行デバイスたる、嘗てChangchangより払い下げ頂きしiPhone6を、山寺に置き去りにせしが発覚、然りとて既に概ね大阪アジト到着寸前なれば、一度は潔く諦めんとすれど、明日より2日間に渡る福井遊興控えれば、矢張り写真撮影不可避にして必須たらんと思うや、ここは阪神高速環状線を此の儘一周し明日香の深山へ取りに戻るべしと決意、幸い未だ深夜3時なれば、ここから明日香深山まで往復すれど、何とか午前5時過ぎには大阪アジトへ到着し得る計算なり。斯くして先達ての「大阪アジト玄関先路上アコースティックギター置き去り事件」以来、再び深夜の一往復半弾丸ドライヴに興じざるを得ぬ顛末。

斯くして午前5時半、無事大阪アジトへ到着、アホの極みかな。
 

先達て大阪アジトに新たに配備されし、御袋の遺品整理にて大量に引き受けし非常用食料から、熱湯にて拵えるドライカレー召喚、熱湯注入し密封すれば15分待機、斯くして出来上がれば、

 

 

出来上がり時間に合わせ拵えし薄焼玉子にて包み、ドライカレーなればケチャップならぬとんかつソース施し、斯くして「オムドライカレー」完成、

 

 

いざ食らえば、中身のドライカレーが御粗末至極、これは仮令面倒たれど、一度フライパンに移し、食し得るレベルへの味リペアは不可欠たりしか。正に「非常時」にしか食し得ぬ「非情な」味付けにして、この商品開発されし方々の「プロ根性」察して余りあるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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