本日より5日間に渡り「Japanese New Music Festival Japan Tour 2022」前半戦たる「東海道行脚篇」幕開けんとすれば、実は昨日の内に帝都へ上京済み、秋葉原の某ゲストハウスへ投宿すれば、
いざ出発すべくドミトリー内にて荷作りするや、例の「膝が伸びない症候群」発症、杖もあらざるこの状況にての発症は往生する事必至、歩行すら激痛に苛まされ苦悶する様、果たして今宵のライヴまでに完治するや否や、神のみぞ知るか。
斯くして突発性跛と成り果てど、遅き朝飯食らうべく「はなまるうどん」へ跛引きつつ赴き「きつねうどん+竹輪磯辺揚げ+鳥天」所望せり。国内ツアー時の外食に関せば、昨年末の「アコースティックギターソロ西日本ツアー」にて可成りな憂目に遭わされれば、最早一切空しき期待抱かねど、此処は讃岐うどんチェーン店なれば、未だ安全圏内にして多少のカスタマイズも可なり。こし緩きうどんにて育ちし関西人なればこそ、讃岐うどん特有の「こしの強さ」厭えば、未だつゆに浸される分、多少なりとも柔らかくなる事を期待、そもそもうどんの初期フォームは「きつねうどん」と盲信する故、常々かけうどん所望せんとは尚更か。つゆの味が、極薄味嗜好の私には些か塩っぱけれど、これも鰹成分高め、昆布成分低めな割合に起因する、甘味不足も相俟ればこそか、然れば敢えておろし生姜投下にて、味のベクトル変更を以て対応せり。
秋葉原より一駅移動、DISK UNIONお茶の水クラシック館へ突撃、ついぞ大散財とは云わずもがな。
みつるちゃんと待ち合わせ、秋葉原某所にて昼酒呷りつつ、果たしてコロナ勃発直後以来約2年ぶりの再会祝し、大いに歓談。
楽しき時間は疾風の如く過ぎ去れば、入り時刻と相成り、今宵の会場Club Goodmanへ到着せり。
サウンドチェックも筒が無く終了、
21世紀型物販テーブルも設営完了。
今宵は全9プロジェクト予定すれど、急遽1つ加えられ、計10プロジェクトを90分にて駆け抜けんとす。
「Welcome to Japanese New Music Festival!!」毎度御馴染みのフレーズにて幕開ければ、先鋒務むるはその急遽加えられしAcid Mothers Temple SWR、脱力等の定番一切皆無な怒涛の演奏を以て、10分セット全うせり。
以下のライヴ写真は、みつるちゃんが撮影下さりしを主に、ネット上にて拾遺叶いしを無断借用転載させて頂けば、悪しからず。加えて私がステージ上より撮影せし写真と動画も添えさせて頂かんとす。
次鋒は津山篤ソロ、表向きは哀愁に満ちし抒情的弾き語り、然れど仕込まれし変化球魔球の数々に、思わず苦笑誘われるばかりかな。
3番手はRuins Alone、久々に拝見すれば機材が更に縮小化され、然り気なき進化に毎度乍ら驚愕感服させられれど、楽曲の濃密&高速ぶりなれば、僅か5分余の超短縮セットにも関わらず、観応え聴き応え充分たりしか。
4番手は河端一アコースティックギターソロ、帝都にてアコースティックギターソロは初披露、10分セットなれば、随分展開整理すれど尚、可成り慌ただしくして、然りとてやるべき事はやり切りしか。
5番手は、私と吉田氏のデュオSHLIMP WARC、結成当初よりその音楽性は大きく変遷遂げ、コロナ狂騒勃発後にリリースせしデジタルアルバム「THGIE DRSOW」に於いて新規軸打ち出せど、今宵の演奏はその延長線上にあり乍ら、更なる深化目指さんとカオス化、今回のツアーに於いてレギュラー入り果たせば、今後の進化ぶりに注目頂きたし。
6番手は、吉田氏のピアニストとの共演シリーズ番外編たるジロキチピアノ十番勝負番外編、勿論今宵のピアニストは津山さん、ピアノの設置位置関係上、その表情豊かに演奏される様は、客席より伺い難きと思われれば、私がステージ上より動画撮影せり。
今回も「Egg Slicer」にゲスト出演果たせば、悪しからず。

然してやるべき事もあらざれば、早々にドミトリーにて不貞寝決め込まんとす。
ふと水上に浮かび揺れるが如しと目覚めれば、なんやこれ、地震か!思いの外長く揺れ続ける中、そもそも不意に目覚めさせられし故、現在自分が何処にいるのか一瞬思い出せず、漸くドミトリーの中と認識すれど、果たして此処から如何に対応すべきか思考回路機能せず、他のドミトリーから避難退避される物音聞きつつ、揺れ収まるや否や即寝成仏。
先述の通り、このツアー初日の模様は、3月23日深夜まで配信アーカイヴにて御笑覧頂き得る故、興味抱かれし御仁は、こちらより是非チケット購入頂きたし。
然れば今宵はツアー2日目、名古屋得三にて御目に掛かります。
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「JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL Japan Tour 2022」
「JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL」とは?
吉田達也(Ruins)、津山篤(サイケ奉行)、河端一(Acid Mothers Termple) の3人によって、様々なユニットが演奏されるショウケースツアー。
サイケデリック、プログレ、ジャズ、クラシックから現代音楽、実験音楽、民族音楽、等々をミックスしつつも解体再構築、音楽にはユーモアが必要だとばかり、フランク・ザッパさえ思わせるバカバカしささえも内包した、カテゴライズ不可能な内容は、それぞれ3人の多岐にわたる音楽的素養や経験、知識に裏付けられている。
今回はラインナップを大幅に刷新、各会場毎にてそのラインナップは微妙に異なるが、3人で6〜9プロジェクトを演奏。益々以て混迷を極めるか!?
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■ 3月17日(木)@名古屋 得三 (052-733-3709)
●RUINS ALONE(吉田)
●津山篤ソロ
●河端一アコースティックギターソロ
●ジロキチピアノ十番勝負番外編(吉田・津山)
●JAZZOFFY(津山・河端)
●赤天(吉田・津山)
●SHLIMP WARC(吉田・河端)
●ZUBI ZUVA-X(吉田・津山・河端)
●聖家族(吉田・津山・河端)
open 18:00 / start 19:00
adv ¥3000 / door ¥3500
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■ 3月18日(金)@神戸 Helluva Lounge (078-331-7732)
http://helluva.jp/
●RUINS ALONE(吉田)
●津山篤ソロ、
●河端一アコースティックギターソロ
●JAZZOFFY(津山・河端)
●赤天(吉田・津山)
●SHLIMP WARC(吉田・河端)
●ZUBI ZUVA-X(吉田・津山・河端)
●聖家族(吉田・津山・河端)
open 18:30 / start 19:00
open 18:00 / start 18:30 ※まん延防止等重点措置による兵庫県からの要請に伴い開場/開演時刻を変更致します。
adv ¥2500 / door ¥3000
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■ 3月19日(土)@梅田 ALWAYS (06-6809-6696)
「JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL 大阪2デイズ〜ジャズ・プログレ編」 ●RUINS alone(吉田)
●JAZZOFFY(津山・河端)
●Andromelos Ω(吉田・津山・河端)
●SHLIMP WARC(吉田・河端)
●ジロキチピアノ十番勝負番外編(吉田・津山篤)
●Acid Mothers Temple SWR(吉田・津山・河端)
open 18:30 / start 19:00
adv. ¥3000 / door ¥3500
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■ 3月20日(日)@梅田 ムジカジャポニカ (06-6363-0848)
「JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL 大阪2デイズ〜アコースティック編」
●津山篤ソロ
●河端一アコースティックギターソロ
●サイケ奉行アコースティック(吉田・津山・河端)
●赤天 (吉田・津山)
●ZUBI ZUVA-X(吉田・津山・河端)
●聖家族(吉田・津山・河端)
open 18:00 / start 19:00
adv ¥3000 / door ¥3500
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