コロナ狂騒の煽り食らうや、海外遠征予定は全滅の憂き目に遭い、然れば徒然なる儘に始動、毎週2作品ずつアップせんと宣言せし「Kawabata Makoto official Bandcamp」此処まで新旧216タイトルを順調にリリース、御陰様にてぼちぼちな手応え、御試聴、御購入下さりし皆様、どうも有り難う御座います。而して200タイトル達成記念として、Bandcampにて公開せしデジタルリリース作品のフィジカルリリースにての復刻も、第1弾たる4作品をACID MOTHERS TEMPLE SHOPZONE B.O.にて絶賛通販請承り中。
扨、今週の「Weekly Kawabata」若しくは「週刊 スピードグル」は、先達て行われし「KFoM (関西フェスティバル・オブ・モジュラー)」に於けるモジュラーシンセに由るソロライヴ音源に、ボーナストラックとして録り下ろしスタジオ録音追加収録せし「Negatronic Brain Dead」と、1995年にライヴ会場のみにて販売されし狼の時間激レアカセット「La Musica Tapes 0060」リマスタリング施し復刻、以上計2作品を一挙公開せり。
先週末に行われし「KFoM (関西フェスティバル・オブ・モジュラー)」に於ける、私のモジュラーシンセに由るソロライヴ音源に、新たに録り下ろせしスタジオ音源を加え、モジュラーシンセ作品「Negatronic Brain Dead」を、デジタルリリースせり。ライヴ音源に於いては、手元ミキサーからデジタルレコーダーを直結し録音、因みにPAへ送りし音源は、手元ミキサーの後ろにリバーブ挿し込めば、実際会場にて御拝聴頂きしと本作は、些か印象異なるかと思えど、悪しからず。
モジュラーシンセに関せば、他の楽器同様、求むる音響/音像を再現再生可能たらしめる「単なるツール」との認識なれば、世のモジュラリストと呼ばれる方々とは、些か一線を画さんやとさえ感ぜられれど、そもそも1978年に人生初の「楽器」たりしRoland System-100の本体 (Model 101) 及びエクスパンダー (Model 102) を手にせし以来、未だ同じ感覚なるかな。
High Rise南條さんとあれこれ活動せし90年代半ばから末に掛け、毎月上京しては南條さん宅に1週間以上滞在、二人して様々な録音行いしも今は昔。斯様な最中、私と南條さんが参加する4バンド、Musica Transonic、Mainliner、東方沙羅、狼の時間が一挙出演するライヴを、帝都にて二度程行えば、その際会場にて販売せしカセットの中の1本、狼の時間「La Musica Tapes 0060」をデジタル復刻せり。(この時に販売されし限定カセット6種あれば、その内の1本「恵美&神楽魑魅魍魎」は既にデジタル復刻済み)
この頃は、狼の時間のメンバーに由るレコーディングセッション繰り返し、膨大な量の音源を録音せしと記憶、然れば狼の時間名義のみならず他の名義にて、南條さんが主宰されしLa Musica Recordsよりリリースされしかと思えど、その詳細はミックス&編集及びリリースされし南條さんのみぞ知るばかり。本作もメンバー名とカタログナンバーこそ記されれど、アルバムタイトル、曲名のクレジットは一切無し。然れば今回の復刻に際し、そのカタログナンバーを以てアルバムタイトルとさせて頂けば、悪しからず。
内容はエコーの森にて彷徨うが如き浮遊感溢れる即興演奏なり。つるばみの女性ドラマー恵美伸子嬢に由る波の如きドラムワークが、その浮遊感を一層煽るか。
今回リマスタリング施さんとすれど、オリジナルカセットテープ音源を聴くや、凡そミックスダウン時に生じしと思しき無数の電子ノイズが、全編に渡り聴こえれば、Mainliner宜しく轟音バンドなればいざ知らず、この静寂さなれば矢張り気になる次第、然りとて是等全てを除去せんとすれば、オリジナル音源の音質が極端に変わらざるを得ぬは必至、然ればノイズ除去を諦め、オリジナル音像の維持に重きを置きし次第、悪しからず。
Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」一応毎週水曜に更新せんと思えば、旧譜のみならず録り下ろし新作も亦、然れば引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。
既にリリースも218タイトルに至れば、リストページ「Speed Guru's Time」も併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め57作品を公開中なれば、是非にチェック頂きたし。
更に「Acid Mothers Temple」Bandcampアルバムリストも設営、バンド毎に「Unreleased live & rare recordings」と「Reissue」2項目に分け、リリース年次にて並べ分類整理、リスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、最新ライヴ「West Japan (京滋名) tour 2021」も公開中。是非にこちらよりチェック頂きたし。
Bandcampアプリ入手はこちらから。