コロナ狂騒の煽り食らうや、海外遠征予定は全滅の憂き目に遭い、然れば徒然なる儘に始動、毎週2作品ずつアップせんと宣言せし「Kawabata Makoto official Bandcamp」此処まで新旧218タイトルを順調にリリース、御陰様にてぼちぼちな手応え、御試聴、御購入下さりし皆様、どうも有り難う御座います。而して200タイトル達成記念として、Bandcampにて公開せしデジタルリリース作品のフィジカルリリースにての復刻も、第1弾たる4作品をACID MOTHERS TEMPLE SHOPZONE B.O.にて絶賛通販請承り中。更に第2弾たる4作品も現在準備中。
扨、今週の「Weekly Kawabata」若しくは「週刊 スピードグル」は、ミレニアム1999年に結成されし、時代錯誤甚しきアートロックバンド西日本の1stアルバム以前なる未発表黎明期ライヴ音源「Birth of Nishinihon (西日本爆誕)」と、2014年に録音され乍ら当時御蔵入りせしスタジオ録音ギターソロ作品「Lost Milky Way in Dream Storm」、以上計2作品を一挙公開せり。
ノストラダムスが人類滅亡を予言せしミレニアム1999年に、時代錯誤甚しきアートロックバンド西日本が結成されれば、その音楽性は「暑苦しい」「むさ苦しい」「古臭い」3拍子が見事に揃う、過去の遺物ハードロックの魔界転生たりし。
当時所謂アンダーグランドシーンに於いて、幅広く先鋭的な活動展開されし津山さんと一楽さんと共に、某日某所にてセッションする機会あれば、成る程序盤こそ前衛的音楽を展開すれど、途中何故か私が、本作にも収められるギターリフ弾くや、流石は「昔取った杵柄」か、瞬時に「インタープレイ炸裂する」ハードロックセッションへ豹変、結局「この方が楽しいしオモロい」「今時こんな音楽やってるヤツおらんやろ」なる、全く適当な経緯にて西日本爆誕せり。
20余年も前の朧げな記憶辿れば、本作「Birth of Nishinihon (西日本爆誕)」こそがその西日本の記念すべきデビューライヴたりしか。翌年Gyuune Cassetteよりリリースされし唯一のアルバム「If You Smell What Art Rock is Cookin! (アートロックの新鋭)」に収録されし内の2曲が、既に初期バージョンなれど披露されれば、果たして既に絶滅危惧種かと思しき全世界の西日本ファンには、垂涎のレア音源たらん。1曲目中盤に、私のギター途切れしは、編集にてカットせし津山さんのMCに由れば、ギターの弦が切れ瞬時に張り替えし故なりけり。
因みに1stアルバム「If You Smell What Art Rock is Cookin! (アートロックの新鋭)」も、Bandcampにて公開中なれば、興味抱かれし御仁は是非にチェック頂きたし。
発売当時、アメ村に在りしタワーレコードに於いては、新譜リリースせしばかりのB'zよりもデカき、巨大販促パネルも製作展示され、店頭平置きにて大プッシュして頂けど、如何せん試聴機にて試聴せし殆どの方々より「喧し過ぎ」「暑苦し過ぎ」「むさ苦し過ぎ」「古臭過ぎ」「曲が長過ぎ」云々との苦言苦情殺到にて、残念乍らセールスは大規模な販促展開と反比例し奮わねば、結局海外遠征の際に、自ら手売りを以て在庫捌きし次第。
今回、西日本のBandcamp販促PV拵えれば、御笑覧頂きたし。今やドラマー引退されし一楽さんのドラマー姿、いと懐かしきかな。因みに本作「Birth of Nishinihon (西日本爆誕)」は名古屋得三に於けるライヴ録音なれど、ライヴ動画あらねば、このPVは同じく1999年に行いし、防府は印度洋に於けるライヴ映像を使用せり。
一時期、私のギターソロセットに於いて、コーダ部分に「Lost Miky Way」なるミニマルな小品を演奏する場合少なからざれば、今回デジタルリリースせし未発表スタジオ録音作品「Lost Milky Way in Dream Storm」も亦、例外にあらざれど、本作はその「Lost Milky Way」初期作品なれば、既発の「Disappeared Contraposition or Lost Milky Way 」「Lost Milky Way : Phase Of The Legacy」「Lost Milky Way in The Metaphysical Space」「The Fated Love Awakens」更には7"EPバージョンたる「Lost Milky Way」と聴き比べ頂くも一興か。
Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」一応毎週水曜に更新せんと思えば、旧譜のみならず録り下ろし新作も亦、然れば引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。
既にリリースも220タイトルに至れば、リストページ「Speed Guru's Time」も併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め57作品を公開中なれば、是非にチェック頂きたし。
更に「Acid Mothers Temple」Bandcampアルバムリストも設営、バンド毎に「Unreleased live & rare recordings」と「Reissue」2項目に分け、リリース年次にて並べ分類整理、リスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、最新ライヴ「West Japan (京滋名) tour 2021」も公開中。是非にこちらよりチェック頂きたし。
Bandcampアプリ入手はこちらから。