ネット超激遅殆ど接続不可なるホテルにてブログ執筆中、うっかりブラウザ捲れれば、悪夢の如き全文消失せり。最早ツアー最終ラウンド迎えれど、遂に体力気力の限界点越えしか、此処まで強靭さ自負する我が精神力のみにて維持せし体調も急降下すれど、せめて運気の急降下だけは回避せんと、全次元の神様に祈るばかり。
然れば是よりブログ書き直す次第、その内容希薄ぶり愈々極薄と化さんとすれど、悪しからず。
3年ぶりAMT宗家欧州ツアーも、全47公演中36公演終了すれば、残すは凡そ4分の1たる11公演、然りとて肉体的疲労は既に極限状態迎え、全身の体細胞が断末魔の悲鳴上げんとする中、午前6時起床。連日腓返りにて叩き起こされし時期も既に過ぎれば、最早目覚めれど数秒は、金縛りの如き全身凝固状態なる末期的時期へ突入、後はスポ根漫画の金字塔「アストロ球団」にて叩き上げられしアストロ魂を以て、精神力及ぶ限界まで肉体酷使するのみと知れ。
朝飯食うべく、昨夜の手前弁当「タコライス」具材部分食い尽くせば、残党たるごはんのみなるを召喚、烏賊墨入り烏賊缶を投下、持参する粉末スープと例の白き粉施し蓮司に委ね3分加熱、人参サラダ残党、トマト、パクチー、果たして昨日拵えしか記憶怪しき茹で玉子も召喚、盛り合わせるや熟成中ハバネロオイル僅かの垂らし、斯くして「烏賊墨ごはんプレート」堪能せり。
NANI君は、この強制収容所の如き狭小ホテル部屋に、火災防止用煙探知機備えられぬを確認するや、此処は堂々ホットプレート召喚、徐ろに烏賊カレー拵え始められれば、
道中弁当「インディアンスパゲッティー」2食分も完成され、早起きは3食の得なり。
私も道中弁当拵えんと、先達て贖いし「ザリガニの尾」召喚、
開封するや小袋に分包、全て開封し、
予め蓮司に委ね3分加熱調理施せし玉葱+大蒜+生姜微塵切りに、青唐辛子と共に投下、
更に先達てMorganより進呈されし「蝦米 朝天辣椒」なるを召喚、
これも投下すれば、
アメリカ人なら愛して止まぬ国民的ホットソース「Sriracha」も召喚し投下、是にて一旦蓮司に委ね3分加熱、
其処へ今朝の配給ごはん半合分投下、撹拌するや例の白き粉投下、
更に炒り擦り胡麻も投下、
今一度蓮司に託し2分加熱、仕上げに花椒入り唐辛子オイル垂らすや、斯くしてインプロレンチン空想似非ニッククッキング「四川風ザリガニの尾御飯」完成、
茹で玉子とパクチーも添え、本日の道中弁当とせん。
因みにこの茹で玉子、生玉子購入せしと思い込めど、実はこれが茹で玉子6個入りパックたりし事実発覚せり。最初の2個は、生玉子と信じケトル様ダーク ノワール・ブラック・シュバルツにぶち込めば気付かず仕舞い、次の2個は先程食らえど、茹でし記憶あやふやにて勝手に納得すれば、今回実はレンチンクッキングにて玉子焼拵えるべく割らんとすれば、初めてこの衝撃の事実発覚せり。パッケージを改めて眺めれば、成程茹で玉子の写真意匠され、然りとてスペイン語表記たれば読解不可にて已む得ぬ顛末なり。
洗濯されしNANI君の衣装と朝日之圖。
テレビにて懐かしき5 Minutes ChefのCM発見、2019年の欧州ツアーに於いては大いに重宝せし逸品たりしかな。
今や随分値引きされての投げ売り状態、盛者必衰の理を表せばこそか。
午前9時15分、イタリアはTorino目指し出発、
モナコも近付けば、
モナコ市街一望せり。
車中にて道中弁当「四川風ザリガニの尾御飯」召喚、
半分食らえば、大いに美味。
激アゲハイパーモード「砂十島劇場」情け容赦無く連夜発動と過酷な登板強いられるNANI君なれば、日がな只管爆睡されるも無理もなし。
イタリアへ突入すれば、
小休止にて、Joseと2人して本場イタリアのエスプレッソ堪能せり。
イタリアは、キオスク即ち売店に於ける商品充実度半端ならねば、このガソリンスタンドに併設される小店舗ですら、髑髏&脳味噌バージョンのチュッパチャップスから、
どない見たかて片岡鶴太郎にしか見えぬマイケル・ジャクソン像まで取り揃えられし。
6時間のドライヴにてTorinoへ、
今宵の会場たるMagazzino sul Poへ到着せり。
サウンドチェック前、セッティング中之圖。
亦してもバスドラ前進症候群発症なれば、先日ロープの結え方を東君より伝授されしNANI君、早速実践されんとすれど、残念乍ら既に失念、而して師匠東君の登場を以てこの窮状脱されし。
トイレが文明開花以前のトルコ式にして、思えば欧州遠征開始せし90年代半ばは、未だ結構な確率にて遭遇すれど、この四半世紀にて見掛ける事も稀となれば、当時果たしてどちらが前か悩みしも今は昔。
サウンドチェック速やかに終了すれば、一旦投宿先たるホテルへ向かえど、自室にてはネット接続不可、玄関ロビーにて辛うじて激遅ネット接続可たる、久々のネット難民化確定せり。
会場へ戻れば、イタリアラウンド総支配たるOffset Records主宰されるCristianの案内にて、今回のイタリアラウンドを共に巡業する彼のレーベル所属プログレバンドThe Winstons御一同と、親睦深めるべく
晩餐に興じんとす。
先ずは前菜ことAper+++++、チーズとハム盛り合わせにして、Cristianの薦めに従い添えられる蜂蜜にチーズ浸して食らえば、成程是は是にて美味なるかな。
続けてパスタ料理配膳されれど、如何せん遅過ぎれば、The Winstonsの出番時刻も迫り、Cristianの苛々マックス状態、若き女給に文句垂れつつも、その女給が美女なれば、ついぞ口説かんとするは、流石イタリア男性なるかな。而してこのパスタ料理、茹で具合こそ可成りのアルデンテなれど、具なしにして味わい凡庸、日本にて云う処の御自慢十割蕎麦に相当せんや。
The Winstonsはキーボードトリオ編成プログレバンドにして、その楽曲も初期Soft Machine思い出させて余りあるカンタベリーロック然とせり。
個人的なイタリアの楽しみといえば、ammazzacafeにして、今宵早速バーテンダーの女性にボトル指差し未知のリキュールに挑めば、メンバー皆様も随行、そもそもオッサンが嗜む系の酒ばかり頼めば、バーテンダーの女性も首傾げつつオモロがるは当然かな。
祥三君の愛妻マドンナ友里ちゃんが、このイタリアラウンド4日間同行されるべく、日本より合流果たされれば、先ずは無事合流に乾杯せり。
今宵は75分のセットを披露せり。ツアー終盤迎えれば、一層の解体&再構築を旨とすべく、即興含有率高め展開、最早体力の限界なんぞ疾うに越えれど、未だ肉体を極限まで突き動かす原動力とは、客席より襲来する怒涛の熱波に他ならず、而してその原動力にてインターセプター全開状態「砂十島劇場」今宵も幕開けるや、こちらのアストロ魂も延焼点火、既に1ヶ月以上連夜酷使されるMarsall JCM-900も断末魔の悲鳴上げ、灰さえ残さず完全焼滅せんとするや、大団円へ至り幕。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。
セットリスト:
1. Space ~ Dark Star Blues
2. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade
3. Flying Teapot
4. Cometary Orbital Drive
投宿先ホテルへ漂着するや、昨夜の夜食以来、突如爆食モードへ突入されしNANI君なれば、ホットプレートクッキングに勤しむべく幕営体制万端。
筋金入りキャンパー東君は、予てよりNANI君のテント@ホテルルームに羨望抱かれれど、今宵同室なれば念願叶い、プチキャンプ気分堪能されにけり。
既に心身共に限界点突破せし私なれば、その楽し気な様子伺いつつも、敢え無く完全機能停止にて瞬殺気絶轟沈。而して私が気絶せし後、当部屋にて繰り広げられしオモロ過ぎな顛末は、当拙ブログの内容極薄ぶりと天と地の差なるオモロさ爆裂濃厚なNANI君ブログに綴られれば、是非に御併読頂きたし。
NANI君のブログも並走されれば、是非に御併読頂きたし。
ジョンソンのツアー日記は、Facebookにて展開中。
祥三君のツアー備忘録も、Facebookへ投稿される次第。