2023年ライヴ始めたりし帝都遠征も無事終了すれば、帰り掛けの駄賃とばかり熱海へ立ち寄り、温泉にて旅の垢落としつつ、未だ昭和風情漂う熱海ホリデー堪能せんとす。
悲願たりし熱海秘宝館への訪問も叶いし。
而して今宵は、在米日本人異能ドラマーにして盟友ナカタニ・タツヤ君とのデュオ@桜川 environment 0g控えれば、極楽ホリデーモードから、再び戦闘モードへ切り替えるべし。
今回のタツヤ君日本滞在期間中、私とのデュオライヴは、今宵の一公演のみなれば、是非に御来場頂きたし。2人して変則奏法の応酬、俄かにドラムとギターのみに由る演奏とは思えぬ、独自の交感音響音楽を展開せんとすれば、是非に会場にて体験されるべし。
然れば今宵、桜川environment 0gにて御目に掛かります。
今宵のタイムテーブル:
17:00〜17:30 DJ Junya Hirano
17:30〜18:05 CORONA
18:15〜18:50 Castanopsis
19:00〜19:35 Junya Tokuda
19:45〜20:20 Nobuhiro Okahashi
20:30〜21:30 河端一&ナカタニ・タツヤ
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■ 1月22日 (日) @桜川 environment 0g
https://nuthings.wordpress.com/
「上方エクスペリメンタル」
ナカタニ・タツヤ + 河端一
open 17:00 / door ¥2500 (25歳以下はチャージ無料 ドリンク代のみ)
w/ Junya Tokuda, Nobuhiro Okahashi & Kenji Tsuda, Castanopsis, CORONA
DJ Junya Hirano
Nakatani Gong Orchestraを率いてのドローン演奏等、従来のドラマーとは全く異なるアプローチを見せる在米日本人異能ドラマー「ナカタニ・タツヤ」と、Acid Mothers Temple率いる轟音高速ギタリストでありながら、恍惚系ギタードローン開祖でもある「河端一」の二人が、楽器の可能性を極限まで追求した、一聴してもドラムとギターだけとは到底信じられない、既成概念を超越した美しくも不可思議な交感音響音楽を披露する!所謂「フリーミューミュージック」というより「現代音楽」「実験音楽」を思わせる独特の響きは、独自に編み出した変則奏法の数々によるものだけではない、二人の多岐に渡る音楽的素養や経験、知識に裏付けられている。
ナカタニ・タツヤ:
1970年兵庫県神戸市生まれ。10代から20代前半まで関西を中心に音楽活動後渡米する。 ロスアンゼルス、ボストン、ニューヨーク、ペンシルバニアに居住、現在はニューメキシコ州南部のチワワ砂漠に位置するトゥルース・オア・コンシクエンシーズ市に在住する。
打楽器奏者、ドラマー、コンポーザー、サウンドアーティスト、木工アーティスト。 一般的に聞き慣れた打楽器の音と共に、特殊奏法(extended technique)を駆使する独自のスタイルで演奏する。ドラム、ゴング、御鈴、金属片、シンバルなどを弓や特殊スティック、マレットなどで拡張的な発音をすることで、聞き慣れた一般的なドラムやドラムセットとしての音色から離れた無限な音の可能性、色彩やテクスチャーを感じさせる『トーン』や『間』、『音の波動』を使い美術的な視点で音楽表現を追求する。
四半世紀に及びアメリカに在住、北米を拠点としてヨーロッパ、南米、日本各地で演奏活動を行ってきた。本拠地のアメリカでは1990年代後半よりの音楽活動で、年間150本以上のライブをこなすツアーミュージシャンとして知られている。北米では大都市のみでなく様々な中小都市や学園都市で演奏活動をし、数え切れない程のアメリカ大陸横縦断経験をしてきた。演奏会場にはアートギャラリーやライブハウスでの演奏コンサートから、中小規模のコンサートホール、美術館、大学等でコンサートを行う。また演奏活動の傍ら各地の大学で講義(マスタークラス、クリニック、ワークショップ)、独自の音楽フィロソフィーを紹介、即興演奏のコーチや解説を行ってきた。出版物にCD、LP、カセットなど過去80タイトル以上。ソロ演奏活動以外に世界各国各地での音楽家達との即興演奏共演も数多い。 日本での共演者は河端一、大友良英、内橋和久、 芳垣安洋、藤井郷子、田村夏樹、今井和雄、斎藤徹、渡辺薫 他。 2009年より行っている”NGO - ナカタニ・ゴング・オーケストラ” は集団での弓弾きゴングによる現代サウンド・アート・プロジェクトとして全米、カナダ、メキシコでライブ演奏ツアーを展開している。現在17枚の大小のゴングを設置し14人編成で演奏、ナカタニはオーケストラと一緒に弓弾き演奏をしながら指揮も兼ねる。重ね合わさる振動(バイブレーション)のシーンを変えていく独自な作曲方法を研究している。特にライブでしか実体験できない壮大な音の渦は現場に足を運ぶことがとても重要で新鮮である。またオーケストラ化したゴングの波動はとても快適な感覚であるという副産物的な効果も評価されている。各開催地のキュレーターによって集められた演奏参加者は、ナカタニが指導するワークショップを通じてゴングの弓弾き方法や指揮合図を習得、その後オーケストラ演奏を実施する 。過去に参加したミュージシャンは10年間で1000人を超え、演奏者、観客共に大変人気のプロジェクトである。
2009年のナカタニ・ゴング・オーケストラ・ツアーの展開に伴いトランスポーターバンを購入し自主改造する。毎度3〜6ヶ月間に渡る過酷な北米ツアーをこの自己改造バンで移動し、自炊や宿泊もしながらのツアー、車両の点検や整備も自分で行う。そのユニークなツアー活動スタイルは、多くの欧米ミュージシャン達に影響を与えてきた。ナカタニ・ゴング・オーケストラは当初、自走していける範囲内での活動だったが、近年は北米大陸のみにとどまらず、空路を経てイスラエルにも進出している。
中谷工房、木工楽器制作。2006年辺りから木製の特殊弓を制作してきた。当初は空想であったナカタニ・ゴング・オーケストラの実現や自己の演奏用として、ゴングや打楽器の使用に耐える弓を試作し始め使用していた。その後、少しずつ友人達にも販売していくうちに知られるようになる。後に本格的な販売も開始し中谷工房と命名する。弓の基本や木工の全てを独学、研究、試験を繰り返してきた。中谷工房の弓は一般的な馬の毛を使用していない。ハードウッドに化学繊維の毛を張り合わせる構造はとても耐久性があり、想像を絶するような太い音が出る。また軽くて半永久的に使用が可能であると思われる。2020年現在、ゴングやシンバル、マリンバなどの打楽器に使用する弓を中心にコントラバス、チェロ、ギターなどの弦楽器に使用する弓も制作。中谷工房のコンセプトは弓職人として弓を制作する事ではなく、独自の造形作品『アート』として取り組んでいる。ニューメキシコの自宅工房では、演奏ツアーに出ていない期間はそのために忙しく、完全オーダーメイドで世界規模の販売をしている。
https://www.tatsuyanakatani.com/
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■ 1月26日 (木) @梅田 ムジカジャポニカ (06-6363-0848)
「復活!新春恒例 鏡割り恵比寿シャワー2023」
ヒューマンシャワー(砂十島NANI + 河端一)
open 18:00 / start 19:00
adv ¥2500 / door ¥3000 (日本酒飲み放題タイムあり)
[予約] https://musicaja.info/8898
w/ あふりらんぽ, BLONDnewHALF
さあさ神山町ムジカからの伝統企画です。
今年も安全に全開で遊びましょう!!
美味しい日本酒ご奉仕!(ヒューマンシャワー時のみ)
結成13年目を迎えた2020年より、遂に新フォームへと強化変身した無次元無意味電子アートユニット「ヒューマンシャワー」が、恒例鏡割りライヴに、更なる高みを目指し、一昨年は最先端テクノロジーを駆使し、アバターに由る未来型リモートライヴを敢行、昨年は実演型人生ゲーム「バンド双六」にて大暴走、さて今年はどんな革命的ライヴパフォーマンスを披露するのか!?
ヒューマンシャワー演奏中は振舞酒も用意!
そして今回は対バンも超強力!「あふりらんぽ」と「BLONDnewHALF」で、爆アガリ・ヘベレケ・ナイト確定!
各々感染対策のモラル遵守の上で、大いに新年祝いましょう。