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Channel: 大ぼら一代番外地
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独身五十路オヤジの厳寒冬山籠り顛末譚 其之參

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謎の炭水化物拒否症候群発症以来、既に2ヶ月以上経過、その間にごはん、うどん、焼そば食らい体調急降下すれど、パスタ類は未チェックたりしかと気付くや、久々に十八番たる「Spaghetti pomodoro (トマトソースのスパゲッティー)」拵えし。

 

 

刺身に添えられしつまリサイクルすべく、レタス、人参、葱も加え、ポン酢+オリーブオイルにて和えれば、リサイクルクッキング「欧風つまサラダ」完成、

 

 

斯くして「トマトソースのスパゲッティーセット」久々に食らえば、大いに美味なれど、体調急降下にまでは至らねども、矢張り些か不調となれば、もう暫し様子見るべし。

 

 

晩酌に興じんと「天婦羅(海老、海苔、葱、鯖、人参の掻き揚げ)」揚げるや、

 

 

揚げ序でに「竹輪磯辺揚げ」やら、

 

 

鶏腿肉に牛蒡を以てチューリップに見立てし「似非チューリップ」も揚げれば、

 

 

「里芋の鯵の子煮っ転がさず」残り汁をリサイクルせんと、チンマシーンに菊芋ぶち込み電子レンジにて4分加熱すれば和え、斯くして超手抜きリサイクルクッキング「菊芋の鯵の子煮っ転がさず」へ無事転生果たせば、作り置き「金平大根」も召喚せり。

 

 

菜花をチンマシーンへぶち込み電子レンジにて1分加熱、これにヤマサ昆布つゆ施し、擂り胡麻投下せし「菜花のレンチンおひたし」拵えれば、茹でぬ故に水っぽくならず、逆に旨味凝縮されれば、今や「おひたし」拵えるはレンチンあるのみ。

 

 

而して「牡蠣味噌鍋」も添えれば、

 

 

斯くして熱燗呷りつつ、晩酌堪能せんとす。

 

 

然りとて築400年たる当山寺、仮令厳冬たれど御構いなしにて隙間風吹き荒れる有様なれば、ストーブ全開を以てして室温は漸く3度に至る程度、然ればストーブに掛ける熱々「おでん」鍋に、思わず箸を伸ばすも当然かな。

 

 

 

「トマトおでん」絶品至極、斯くして熱燗益々進む次第。

 

 

寝坊せし上に、一面未だ雪と氷の世界なれば、本日は行程半分なる早朝山道プチ入隊へ出撃せり。

 

 

道は完全凍結中。

 

 

定点観測。

 

 

山道に積もる雪の上、至る所に畜生共が闊歩せし足跡残されし。

 

 

 

今朝は青空も伺えれば、雪解け望み得るか。凍結中の水道も、成る可く早く解凍復帰されるを待つばかり。

 

 

 

天気良けれど冷え込みぶりは相変わらず、然ればモーニング鍋に興じんと、コールドスリープに処せし鶏腿肉召喚、土鍋の鍋底に出汁昆布敷き豆腐をON! キャベツ布陣、其処へ隠し包丁施せし鶏腿肉も着陣、更に人参もぶち込み、其処へヤマサ昆布つゆ、月桂樹の葉、市販クラムチャウダーの素、而して隠し味に西京味噌施せば、蓋を閉じキャベツが蕩けるまで煮るべし。斯くしてインプロ似非ニッククッキング「欧風鶏キャベツ鍋」完成、

 

 

鶏出汁滲む上に、キャベツ等の野菜の旨味が存分に抽出されれば、とろとろに蕩けるキャベツは鶏の味わい、鶏腿肉には野菜の旨味滲み入れば、正に美味さのクロスフェードにて多幸感噴出、

 

 

更に史上最強万能辛味調味料「タケシオイル」施せば、最早許されざるレベルの美味さに至りしかな。

 

 

コールドスリープに処せし鶏腿肉召喚、隠し包丁入れるや、スパイスやハーブあれこれ施し、バターとヤマサ昆布つゆにて絡め焼き上げん。別途しめじをチンマシーンへぶち込み電子レンジにて1分加熱、それも加え一緒にバターにて炒めるや、最後にトマトも投下、斯くして「チキンソテー香草風味」完成、

 

 

山葵菜をチンマシーンへぶち込み1分加熱、ポン酢+オリーブオイルにて和え、其処へ揚げ油に玉子投下し拵えし「フライドエッグ」をON! 更に「人参の掻き揚げ」残党解体投下、斯くして「フライドエッグ山葵菜サラダ」も拵えるや、

 

 

「長芋焼 五香粉添え」やら、

 

 

作り置き部隊「菊芋の鯵の子煮っ転がさず」や、

 

 

「小鯵のマリネ」召喚、

 

 

ストーブ全開にて室温3度たる酷寒ぶり、指先が悴み痛き程なれば、赤ワインも冷え過ぎにて、思わず燗付けせり。斯くしてホットワインにて晩酌に興じし。

 

 

昨夜「おでん」練物と大根を概ね食い尽くせば、此処は「明日の為の其ノ一」とばかり、具材追加にて明日へ備えん。

 

 

今朝も青空伺えれど、相変わらずの雪と氷の世界なり。

 

 

道が完全凍結する中、日課たる早朝山道入隊へ、いざ出撃せり。

 

 

 

定点観測。

 

 

 

 

今朝も凍れる程の底冷えぶり、然れば昨夜具材追加せし「おでん」食らうべし。

 

 

 

 

再び「明日の為の其ノ一」今更乍ら、昆布巻も追加投入せり。

 

 

所用にて下山すれば、雪なんぞ何処にも伺えず、

 

 

麓界隈から深山方面を臨めど、青空爽やかにして、矢張り積雪なんぞ伺えねど、

 

 

山道を上るや、当然斯くなる次第、

 

 

定点観測。

 

 

山寺へ帰還すれば、下界とは全くの別世界にして、相も変わらぬ雪と氷の世界なり。

 

 

穏やかな下界の様子につい油断すれど、深山は再び雪降り始め、

 

 

果たして雪解けはいつたらん。

 

 

 

Bandcamp Friday音源制作等、〆切迫る仕事立て込めば、調理時間節約すべく「おでん」筆頭に「小鯵のマリネ」「金平大根」「黒酢もずく」等を召喚、斯くして「作り置き尽くし」堪能せり。

 

 

新戦力に昆布巻加わりし「おでん」煮汁も随分煮込まれれば、愈々ファイナルラウンドも遠からぬか。

 

 

 

而して「独身五十路オヤジの厳寒冬山籠り顛末譚」は亦しても次回へ続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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