昨日投稿せしブログ記事「Spirit of Hamlet 1stアルバム絶賛発売中!」に引き続き、矢張りリリース情報案内忘れしアルバムのリリース情報、今更なれど投稿させて頂かんとす。
2005年に米Galactic Zoo DiskよりCDにてリリースされし、浜松を拠点に活動される重鎮サイケバンドUP-TIGHTと私に由るコラボレーションアルバム「UP-TIGHT & Makoto Kawabata」が、英Cardinal Fuzzと米Feeding Tube Recordsとの共同リリースにて、2枚組LPとして復刻されし。
本作品は、私がプロデュースと録音エンジニア及びミックスも担当、静岡県某所のスタジオにてレコーディングすれど、極限的ギガ爆音にて録音されし音源なり。当時録音し乍ら、是はスタジオ録音にしてライヴにあらざれば、何故斯くもギガ爆音にて演奏されるかと、其の轟音への執着ぶりに畏怖の念すら感ぜられれど、せめてその情念を何とか封入し得しかと思えば、無事重責果たし得しか。
Lou Reedを敬愛される青木君なれば、このジャケットアートには当時ニヤリとせられし次第、然れば是がLPジャケサイズにて復刻されれば、思わずニヤリが止まらぬ様かな。
私個人的としては、Lou Reedの音楽を全く好まねば、Velvet Undergroundに関せばNicoの声とJohn Caleのビオラのみを御目当てに愛聴、然れば今作に於いて、私は爆音ギター弓弾きを以て轟音ドローン添えさせて頂きし次第。
結局この面子にてのレコ発ライヴなんぞは行われねど、先達て青木君と共演せし以来、再び何らかの形にて共演の機会切望して止まぬものなり。
近日中に公式オンラインショップACID MOTHERS TEMPLE SHOPZONE B.O.にて、若干枚数のみなれど販売予定なり。
ついぞDisk Unionの通販サイト覗けば、本作の販売価格が何と8580円也とは、驚愕せられし。アナログ盤、特に新品の価格が、全世界的に高騰せしは実感せられれど、これはなかなかええ値段付けてますなあ。既に販売終了なりけれど、いやはや今や新品アナログ盤の価格がカオス化、勿論制作コストや送料の高騰、円安の影響等は重々承知之介なれど、このアナログ復権ブームに便乗し暴利貪らんとされる御仁も少なからねば、アナログ盤を投機に運用されんとする流れ、是も亦避けられぬ道なるかな。


