そもそもはコロナ狂騒の煽り受け困窮する世のミュージシャン達を憂い、Bandcamp側が売り上げを100%ミュージシャン側へ還元下さる太っ腹この上なき企画「Bandcamp Friday」が、コロナ狂騒なんぞ疾うに終焉済みなれど、御厚意にて先月から再開されれど、流石にコロナ終焉世相を反映し、売り上げも右肩下がり否めねば、最早デジタルリリース乱発から路線変更、超重量級メガトンヘヴィな腰を上げ、此処までにデジタルリリースのみならず、フィジカルリリースも行いし16作品を、Kawabata Makoto official Bandcampにて取り扱わんとす。而して私のソロプロジェクトInuiの4作品にリマスタリング施せば、今回こちらも併せてデジタルリリースせり。
予てより海外への通販業務再開の機を伺えど、コロナ狂騒にて送料高騰せし儘なれば、久しく静観、然りとて昨今の諸物価高騰、特にガソリンの急騰ぶり見れば、航空各社がサーチャージ釣り上げるも仕方なしか、然れば此処等辺りが潮時かと、最早一筋の希望もあらざるバカ高き儘の送料を以て、海外向け通販業務再開せん。然りとて人間とは「慣れ」るものなれば、嘗て缶ジュースが1本80円也たりし当時、100円へと値上がりするや、釣りも出てこぬと憤りしも束の間、ワンコインにて買い得る手軽さに慣らされ、120円へと値上げされし当時も、釣りどころか20円も足さねばならぬとはけしからん!なんぞと憤りしも是亦束の間、今や150円以上すれど然したる抵抗感もあらざれば、結局人間とは「慣れ」果てる次第。然れば斯様に法外な送料さえも、他に方法あらざれば、早々に諦める方が賢明か。斯くして海外向け通販に関せば、CDやカセット本体よりも高額な送料設定と相成りし次第、悪しからず。
尚、国内発送に関せば、クリックポストを利用させて頂く故、月と鼈レベルに格安なり。
扨、今回Bandcamp Fridayに先んじ、些かフライング気味にて公開せしフィジカルリリース16作品は以下の通り。
コロナ狂騒真っ只中たりし2020年6月、海外遠征全滅すればBandcamp公式ページ始動、その記念すべきリリース第1弾たりしソロ作品「That Awaking : Good-bye Me」は、デジタルリリースとほぼ同時にCDもリリースすれど、如何せん3年半にも及ぶ海外遠征全滅にて、新譜としての販売機会失い、結果未だ在庫抱える商い下手ぶり露呈。然れば今回、フィジカルリリース通販開に際し、当然其の尖兵務めて頂く次第。
2018年にリリースせしGODMAN13年ぶりの2ndアルバム「ノンマルトからのメッセージ」も、疾うに当方の在庫売り尽くせど、某大手レコード販売店より突如非情の大量返品食らえば、再び在庫抱える羽目となり、此処にノミネートさせて頂くものなり。
コロナ狂騒渦中に録音しリリースせしあふりらんぽとのコラボ作品「AFRIMAKOTO」は、そもそも配信イベント「あふりらんぽ 初の海外配信!スペシャルゲスト 河端一!」@堺 Fandango」の一貫として、当初はアーカイヴ公開期間中にデジタルリリースせんと、急遽スタジオ録音されれど、結局アーカイヴ公開期間中のリリース叶わず、然れば後日、先ずは当Bandcampにてのデジタルリリース、其の後CDにてリリースせし次第。
2022年5月、marronちゃんと石原岳さんとに由る「虹音侍三人旅 邂逅篇」と銘打ちしギタートリオツアー敢行すれば、狂乱の神戸公演を完全収録せしライヴアルバム「Journey To Xanadu」を、Bandcampにて先行デジタルリリース、後日限定500枚プレスにてCDもリリースせり。
Bandcampに於ける200作品公開記念として、新レーベル「Metaparadigm Music」を設立し、Bandcampにてデジタルリリースせし作品を、順次フィジカルリリースせんと、先ずは私のソロ作品四様、
エレキギターに由るソロライヴ作品「Kiss In The Dream Dimension」
骨董品シンセとテープマシーンに由る電子音楽作品「Voice From Antares」
そもそもお化け屋敷のBGMとして制作されし「地獄楼 Tower of Inferno」
一人ジャズロック的多重録音作品「Rising Ultimate Buddha」をProCD(所謂業者発注の盤面印刷CDR)にてリリース、
続く第2弾として、私のソロ作品三様、
電子音楽作品「Cosmic Galop」
アコースティックギターに由る多重録音作品「Pupae Of Transmitter」
後の東方沙羅へと繋がる民族楽器多重録音作品「Yuga Hiku」と、
Mainlinerのライヴアルバム「Live in Kobe 2015」もリリースすれば、
更には過ぐる春に行いしAMT宗家北米ツアーを睨み、Bandcamp限定デジタルリリース作品、Kawabata Makoto’s Aphotopia名義に由る極私的ポストパンク作品「The Road To Aphotopia」、
モジュラーシンセ作品「Negatronic Brain Dead」
アコースティックギターの多重録音を以てのアンサンブルとシンセサイザーに由るソロ作品「Disinterred Apostle」
怒涛の60分3曲1本勝負たりしMainliner @東高円寺 U.F.O. Club完全収録せし「Live in Pandemic Tokyo 2021」
以上4タイトルを、Metaparadigm Musicより限定カセットにてリリースせり。
斯くして以上、是等CD4種、CDR8種、カセット4種を先ずは尖兵として、Bandcamp経由にて海外通販再開の口火切らせて頂かんとす。
其れとは別途、私のソロプロジェクトInui名義にて発表せし4作品に、今回リマスタリング施せば、「Inui」「Inui.2」「Inui.3」「Inui.4」以上の4作品をデジタルリリースにて公開せり。
御存知の通りInuiは、様々な楽器を用いての多重録音ソロユニットにして、高純度ドローン音響を旨とする次第。是等4作品をリリースせし2000年代に比べ、現在の方がドローンや電子音楽の類いが、幅広く支持される様子なれば、今一度世に問うてみるべきか。
Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」今や毎週更新は無理なれど、Bandcamp Fridayを中心に、気紛れに更新せんと思えば、引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。
既にリリースも284タイトルに至れば、リストページ「Speed Guru's Time」も併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め99作品を公開中なれば、是非にチェック頂きたし。
更に「Acid Mothers Temple Bandcamp アルバムリスト」も設営、バンド毎に「Unreleased live & rare recordings」と「Reissue」2項目に分け、リリース年次にて並べ分類整理、リスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、デジタルアルバムをBandcampにて纏め買い頂く場合、30%オフなりけりて、是非にこちらよりチェック頂きたし。
Bandcampアプリ入手はこちらから。