最初に断らせて頂かんとすれば、そもそも国内ツアー及びライヴに於いては、海外遠征時とは一転翻り、写真撮影ついぞ忘れ気味な傾向あり。然れば今回の「Squit Squad 『Living Red』CDリリース記念ツアー」此処まで2公演終えれど、残されし写真ほぼ皆無にして、果たしてブログ記事を綴るも困難な程なれば、申し訳なくも初日の名古屋公演@なんやと、2日目の京都公演@Zac Baranの2公演分を、1記事に纏め「名古屋&京都編」として投稿させて頂かん。
昨日の中村達也 + doravideo vs 河端一 + 砂十島NANI @難波 Bearsにて分泌噴出し捲りし脳内快楽物質の余韻と、重度にこそあらねど時差ぼけ相俟り、午前4時起床。山寺逗留時なら、日課たる早朝山道入隊への出撃控え準備の頃合いなれど、大阪アジトにては然にあらじ。
〆切たる「第22回 ACID MOTHERS TEMPLE祭」PV動画第1弾の撮影&制作に追われる儘、名古屋へ向け出発時間と相成るや、新幹線にていざ名古屋へ。
今宵の会場たるなんやへ到着せり。帝都より車駆られし藤掛君とレコーディングエンジニア寺部孝規君とも合流果たせば、藤掛君の26インチ巨大バスドラも搬入着陣。今宵はワンマンなれば、ギターアンプとベースアンプのアンプ2台体制なり。
実は此の名古屋公演@なんやの日、私が撮影せし写真は、何とこの一枚のみ。悪しからず。
今宵はワンマンなれば、40分ずつ2セットの二部構成、狭小な店内故に、音量も抑えめなれば、藤掛君曰く「アンビエント」然りとて26インチのバスドラ一発踏まれるや、バスドラから風が吹く様にして、勿論決して爆音轟音にはあらねど、気付けば演奏の白熱ぶりに誘われ音量上昇とは云わずもがな。
ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
今宵、Squit Squad@なんやへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
終演後、階下にてプチ打ち上げに興じ、熱燗呷りつつ、有志の方々と歓談。
斯くして名古屋の夜は更け行きし。
投宿先たる元名古屋猫屋敷女主人ヨーコさん宅にて、午前4時起床。昨日〆切なれば懸案案件「第22回 ACID MOTHERS TEMPLE祭」PV動画第1弾も無事完成公開、其の他録音作業等にも勤しめば、皆様起き抜けて来られ、藤掛君は常備薬忘れれば、外来受診経由処方箋薬局へ、寺部君は東山動物園へ出動されにけり。
而して昼過ぎ、京都目指し出発すれば、今回は寺部君運転の車に同乗させて頂く運びにつき、何とも楽ちん至極かな。大感謝。
3時間ばかりのドライヴにて、今宵の会場 Zac Baranへ到着せり。
今宵対バン務めて頂くmarron ucon duoサウンドチェック之圖。
本日、同じ京都市内の京大西部講堂にて行われるイベントに、NANI君と祥三君も出演されれば、
サウンドチェック終了後に何と6時間も余されにけりて、友里ちゃん&祥三君夫妻宅にて前打ち上げ中との報告あり。
此方もサウンドチェック済ませれば、界隈の大衆食堂「はとや」閉店時刻間際に滑り込ませて頂き、
熱燗所望、アテはガラスケースより惣菜あれこれ、
中でも「鯖の煮付け」激烈美味にて白眉。
今宵先鋒務めて下さりしmarron ucon duo、アンビエントな佇まいの中にもスリリングな展開、語彙力あらねば凡庸な表現にて申し訳なけれど、緊張と緩和の中を往来する美しき響き、流石なるかな。
次鋒務めさせて頂きし我々、40分セットを以て駆け抜けし。今宵はucon氏がベースアンプ使用されれば、Roland JC-120の1台体制。
最後は4人にてバンドアンサンブルに由る即興演奏、そもそもmarronちゃんは、アンビエントをベースとせし独自の手法に由るギターエレクトロニカの創始者marron aka dubmarronics、ucon氏は京都のカリスマ的スペースジャムバンドsoftのメンバー、藤掛君に関しては、渋さ知らズを筆頭に今更説明不要かと思えば、この面々にて導かれる音楽推して知るべし、京都発宇宙の果て行き片道切符の旅。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第。悪しからず。
今宵、Squid Squat + marron ucon duo@Zac Baranへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
終演後、寺部君の運転にて帰阪、大阪アジトまで御送り頂けば、感謝あるのみ。
明日はツアー3日目たる岡山公演@Pepperlandなり。
[後記]
此処まで記事を下書きすれど、不覚にも投稿し忘れれば、結局本記事の投稿は、岡山公演翌朝となりし次第。悪しからず。
今宵は、早くもツアー千秋楽たる神戸公演@Helluva Lounge迎えんとすれば、
是非に御運び頂きたし。
如何せん今宵は、対バンの面々濃厚至極。私がプロデュースさせて頂きし新譜「Magical Metamorphosis Third Eye」を、つい先日リリースせし秘部痺れ、関西サイケデリア超新星ことKotsuboku、あのKamach君に由る甲冑コスプレバンド喰らうと?、全く以てサイケデリック幕内弁当の如き一夜なれば、是非来てこましたれや。
然れば今宵、神戸Helluva Loungeにて御目に掛かります。
而して明日明後日は、今年最後の帝都遠征にして、明日は珠玉のみつるちゃん企画「ひとりづくし」にアコギソロにて出演、而して明後日は、現Silence、元Ghostの馬頭君率いる涅槃にゲスト参加しつつ、T.美川さんとのデュオMikawabata初陣ライヴも予定される次第。こちらも是非に御運び頂きたし。
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Squit Squad new album "Living Red" release tour 2023
Squit Squad(河端一 : guitar + 藤掛正隆 : drums)
■ 11月21日 (火) @ 名古屋 なんや (052-762-9289)
start 19:30 / door ¥2800
■ 11月22日 (水) @ 京都 ZAC BARAN (075-751-9748)
http://www.secondhouse.co.jp/zacbaran/
open 19:00 / door ¥3000
w/ Marron Ucon Duo
■ 11月23日 (木祝) @ 岡山 PEPPERLAND (086-253-9758)
http://www.pepperland.net/
「『世界の港町』PEPPERLAND 50th Anniv Year Series Part 2」
open 17:30 / start 18:00
adv ¥2000 / door ¥2500
w/ Ketch, dios del mal, The 刺激ex.
■ 11月24日 (金) @ 神戸 Helluva Lounge (078-331-7732)
「HELLUVA LOUNGE presents Squit Squad来神!!!!」
open 18:30 / start 19:00
adv ¥2000 / door ¥2500
w/ 秘部痺れ, KOTUBOKU, 喰らうと?
[FDR-1049]
LIVING RED / SQUIT SQUAD
価格: ¥2,420 (¥2,200税抜)
JAN:4582561400582
発売日:2023年11月15日
https://fulldesignrecords.com/2023/10/12/new-rellease-squit-squad-living-red/
http://bridge-inc.net/?pid=177594328
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■ 11月25日(土)@ 大久保 ひかりのうま
https://hikarinouma.blogspot.com/
「ひとりづくし」
河端一 : acoustic guitar solo
open 19:00 / start 19:30
door ¥3000
w/ kacous limba [a.k.a.一樂誉志幸] (karimba solo), 田畑満 (electric pin solo)
出演者全員が独奏披露する企画「ひとりづくし」に、河端一がアコースティックギターソロにて出演。そしてkacous limba (一樂誉志幸) によるカリンバ独奏と、初ライヴとなる田畑満のタイの民族楽器electric pin独奏。
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■ 11月26日(日)@ 秋葉原 Club Goodman (03-5846-9453)
「涅槃 (nehan) 1st アルバム発表記念ライブ」
涅槃 (nehan)
[ゲスト] MIKAWABATA (T.美川 from非常階段, INCAPACITANTS) + 河端一(Acid Mothers Temple)
open 18:30 / start 19:00
adv ¥3500 / door ¥3800
チケット購入:https://club.goodman2020.com/events/17273
結成1周年を迎える涅槃。盟友 河端一をアンサンブルに、そしてノイズ界の重鎮T.美川氏を被験者とVoとして迎え入れての脳波の実験晩秋のオカルト対決。
折しも1stアルバム発表のタイミングとなった今回の涅槃のライブは見逃さ無い方が良いです。ライブ本数がとても少ない上に、毎回ステージが大掛かりなので、次にいつ見られるか分かりません。乞うご期待!
◎ 涅槃(nehan)
馬頭将器: 催眠誘導、鍼灸療法
岡野太: ティンパ二、銅鑼、ドラムス
近藤治夫: ハーディ・ガーディ、バグパイプ、クルムホルン、ラウシュプファイフェ
立岩潤三: タブラ、パーカッション
Satri: 被験者、ヴォーカル
☆被験者を瞑想状態へ導き、脳波測定器EEGを用いて抽出した脳波(瞑想波9Hz α第二波)をビープ音として音像化し、その脳波音に対して即興演奏を仕掛けていくという世界で初めての演奏形態。脳波音以外の構成楽器は中世古楽器、民族楽器、クラシックなどのアコースティックなアンサンブル。
ヘミシンク効果によってオーディエンスの脳波と同調する時、我々は遂に涅槃を見るか?
◎ MIKAWABATA
T.美川 : electronics
河端一 : electric guitar
「ノイズ」とは音の区分形態ではなくT.美川であると言った評論家が居た。その音は狂気に満ちて時に美しい。
今やサイケデリック・バンドとして知らない者は居ないAMTのグル河端一。轟音光速不変の原理を聞け。